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川の道スタート!

日本横断「川の道」フットレースのスタート会場まで応援に行ってきました。
今年は、ハーフの部に小虫さん、フルの部にKODANさんがエントリーです。

川の道スタート!_f0015348_1016719.jpg


葛西臨海公園駅前には、コアな超ウルトラフリークが集まっています。通勤の人々には、日本横断???という感じでしょうね。参加者は、去年と同じくらいでしょうか。往復走る方も数名いるとか。

この後しばらく、好天続きが予想されています。冷たい雨も嫌なものですが、暑い日ざしもランナーの体力を消耗します。どうかみなさん、頑張ってくださいね。

川の道スタート!_f0015348_1019392.jpg

# by makani_tomo | 2008-04-30 10:19 | 走る

みんなでTTR(分析)

「みんなでTTR」から2日過ぎて、筋肉痛も山を越えました。まだ膝裏の腱など痛むところはあるのですけど、昨年の状況に比べると、ずいぶんましです。さて、このあたりで、冷静に分析をしておきたいと思います。

今回の「みんなでTTR」ですが、本当に一人でもやる予定でした。コースが魅力的ですし、ロングの練習にはもってこいです。そして、昨年11月にRTBと称してコースに入ったものの、鴨沢で途中リタイアしていたのでした。

完走する自信はありました。もっとも、天気予報や雲取山荘のHPを見て、かなり厳しい状況であることは予想していました。多くのサポーターがエイドを設置してくれることはわかっていました。(もっとも、あれほど充実しているとは、予想だにしませんでしたが。)しかし、あえてゴールまでエイドがなくてもたどり着ける装備は持ってスタートしました。

今回のテーマは、如何に省力走行できるかということでした。正確に言うと、登りの疲労を、その後の平地あるいは下りの走行中に、如何に軽減するかということ。これが上手くできれば、平均的な巡航速度を上げることができるはずですし、長時間の行動が可能になるはずです。そのためには、周囲のスピードに惑わされることなく、マイ・スピードを維持することが必須であると考えていました。今回一緒に走る人々は、過去のレース結果によると、僕よりも速い人ばかりです。殿(しんがり)あるいは、かっこ良く言うとスイーパーを勤めるつもりでいました。

青梅~棒ノ折山:2時間51分(2時間56分)※カッコ内は昨年のタイム
このタイムは、まずまず。昨年より少し速いです。リラックスしてのこのタイムは、悪くないです。
エイド滞在時間は、昨年より短いかもしれません。

棒ノ折山~酉谷非難小屋分岐:3時間14分(3時間37分)
今回の収穫は、この区間です。昨年は、日向沢ノ峰への登りで疲弊して、その後が思うように走れませんでした。今回は、気温が低いこともあり、いい感じで走ることができました。一杯水非難小屋のエイドで休憩してのこのタイムですから、実質は昨年より30分ほど短縮できていると思います。

酉谷非難小屋分岐~雲取山頂:3時間16分(3時間3分)
今回、水松山までは走れたのですが、その後は走れていません。トレースを確認しながら、進むのが精一杯でした。この状況で、昨年比13分プラスは、上出来でしょう。

雲取山頂~鴨沢:2時間3分(2時間)
昨年は、膝が痛くて下りに難儀していました。今回は、用心のためにややペースを落としての下りでした。結果は、去年とほぼ同じタイム。もう少し速くできました。

鴨沢~三頭山頂:3時間43分(3時間42分)
計ったように、ほぼ同じタイム。しかし、エイドでの滞在時間は圧倒的に長いので、実質は速いと思います。でも、正直言うと、もう少し短縮したいところです。ちなみに、昨年の大会でのこの区間の最高タイムは3時間5分でした。

三頭山頂~浅間峠:3時間10分(3時間14分)
昨年は、眠気のあまりふらふらしながらの走行でした。今回は、意識はしっかりしていますが、残念なことに笹尾根を思うようには走ることができませんでした。いや、無理をすれば走れましたが、鎮痛剤も飲まず、程ほどのスピードで進みました。しかし、最終的なタイムを短縮するには、この区間がポイントかもしれません。昨年の大会での最高タイムは2時間3分。驚異的なスピードです。せめてm2時間半は目指したいところです。

浅間峠~陣馬山:3時間(2時間30分)
昨年とはルートが異なるので、単純な比較はできません。山道さんのエイドでの滞在時間も、今回長くなりました。ただ、それを考慮しても2時間半で通過したいところです。

陣馬山~草戸山:3時間22分(3時間15分)
昨年より7分遅れですが、大垂水峠と草戸山手前エイドでの滞在時間でしょう。つまり、進歩がないということか。それなりに走りはしましたが、確かに抑えていました。

草戸山~ゴール:1時間8分(1時間23分)
ゴール地点が違うので、こうなります。大よそのスピードは、ほぼ同じでしょう。

いい点もありましたが、反省点も少なくないです。後半のスピードアップは、今回できませんでした。膝をかばってのことでしたが、言い換えると膝が後半まで持たないということですので、まだまだ弱いのだということです。今回、意識はしていたのですが、膝の負担を和らげる走り方をさらに模索したいと思います。

24時間を超えて集中力を維持するのは、難しいです。今回は、昨年の経験に基づき、フリスクを持参しました。これは、ある程度効果はありました。

昨年秋からの走り込みの成果は、少し実感することができました。蕎麦粒山~酉谷非難小屋分岐の区間は、これまでで最高のパフォーマンスだったと思います。鴨沢がゴールなら、もっと速度を上げることができたと思います。でも、山では体力・気力に、余力を残しておくのが鉄則です。その意味では、程よい行程だったと思います。

後半のスピードアップには、基礎体力のもう一段の向上が必要です。そして、ひどい故障しない身体が必要です。

装備的には、特に問題ありませんでした。ウェアは、今回のレベルで夏山は基本的に大丈夫でしょう。更に気温が下がる場合には、ツェルトを身体にまとうことで対処できそうです。食料もこの基準で十分。シューズは、ブラーXCRでいくか、マーキュリーでいくか、レオナでいくか、悩ましいところです。今週は、休足するので、ゆっくり考えたいと思います。そして、5月6月は、じっくりいきたいと思います。

いい夏になりますように。
# by makani_tomo | 2008-04-30 00:25 | レース(トレイル)

みんなでTTR(詳報)

TTR(正式名称「チャレンジャーズ・レース(東京トレイルラン)」。
コアなトレイルランニング・フリークにはおなじみ。
そして、いろいろと問題も多く、物議をかもし出したレースです。
第1回大会は、異常に厳しい関門設定で、100の完走者はわずか11名。
第2回は、天気予報に従い中止。しかし、個人的に出走した人多数。
第3回は、不幸な出来事がありました。

しかし、このレースのルートは、なかなか魅力的です。今年の開催も期待していたフリークもいたはずです。しかし、一瞬ネットに情報が出て、すぐに消えてしまうという、まさに幻のレースとなりました。

幻になってしまったなら、自分たちで走ってみようと、かどきちさんのお声掛けで、仲間が集まりました。その名も「みんなでTTR」。レースでも大会でもなく、各自自主参加の記録会。でも、TTRのコースに魅力を感じる人々が集まりました。

「みんなでTTR」第1弾(2008年4月26日~27日)
<ウェア・シューズ>
半そでTシャツ(ナイキ)
長袖Tシャツ(CW-X)
セミロングタイツ(CW-X)
短パン(モンベル)
ソックス(ミズノ)
シューズ(バスク ブラーXCR)
ゴム軍

<装備>
リアクター
ハイドレーション(2L,クエン酸プロ2倍希釈)
アミノ酸顆粒(4袋 うち消費2袋)
パワージェル(梅味3個 うち消費2個)
カーボショッツ(バナナ味3個 うち消費2個)
グリコーゲンリキッド(5個 うち消費3個)
アミノバイタル・スーパースポーツ(3個 うち2個消費)
ミニクリームパン(5個 うち消費2個)
ポークビッツ(1袋 うち消費1袋)
魚肉ソーセージ(2本 うち消費1本)
ジャガリコ(1箱 うち少し消費)
フリスク

ハンドライト(SuperFire 303-X)
ヘッドライト(Lucide)
予備電池(単三6本)

替えのグローブ(1つ)
替えのソックス(2足)

ファーストエイドキット
バーサライト・ジャケット

<記録>
4月26日
07:09 青梅駅着
07:30 永山公園集合 
      和気藹々と準備、そして集合写真。しかし、肌寒い。
      雲取付近の雪を確信しました。
08:03 スタート 
      程よいスピードでスタート。実力者揃いなので、しばらくは集団走。
      リキさんも応援走に駆けつけてくれました。
      高水山手前から、ばらけ始めます。
      昨年は、マコトさんやハリ天狗さん、高橋香さんらと並んで走っていました。
      そして、途中、高橋香さんの慰霊碑で黙祷。安全に下山することを誓います。
10:54 棒ノ折山 
      エイドでは、コーラでパワーアップ。
      アミノ酸もいただきました。
      おかげさまで、いつもは辛い日向澤ノ峰へのルートも比較的楽にクリア。
      蕎麦粒以降も、しっかり走ることができました。
      一杯水の水場は、チョロチョロ程度でしたのでパス。
13:09 一杯水非難小屋 
      Hさんエイドでうれしい補給。コーラとバナナいただきました。
      そしてハイドレーションにポカリを補給。
      このポイントでのサポートは期待していなかったので、実にうれしかったです。
      以降も快調に走ることができました。
      しかし、予報より早く雨が降り始め、先々の困難が予想されました。
14:08 酉谷非難小屋分岐 
      水松山手前から雪と霰に変わりました。
      途中で、バーサライトを着込みました。
      水松山でかどきちさんを待ち、ゆるゆると進みます。
      ポイントは2箇所でしょう。
      まず、水松山から北西方面に尾根を斜めに横断するように進むこと。
      少し行けば、丸い縁石があるので、ルートだとわかります。
      その先は、割合わかりやすいですが、時々倒木が道をふさいでいるので、
      倒木をよけた後の進行方向に要注意。
      次のポイントは、ピークを登り切って、やや開けたところ。
      ここは、今進んできた方向を背に、やや左斜めに進路を取ります。
      やはり、倒木に惑わされないこと。
      大ダワ直前で、やや九十九折的に下るところがあります。
      多少ルートをはずしても、進行方向さえ間違わなければ、平気です。
      が、よく見れば、踏み跡はちゃんと残っています。
      ですので、このあたりまでは、日のあるうちに通過したいところです。
      大ダワからは女坂を行きますが、雪と倒木で、それなりに大変です。
      雲取山荘から先も、積雪の中を進みます。
      しかし、結局最後まで軽アイゼンは使わずに済みました。
17:25 雲取山 
      霰まじりの雪で視界ゼロ。
      長居は無用と、非難小屋方向に向かいます。
      非難小屋でソックスを替えようと思っていましたが、小屋の中は人で一杯。
      夕方五時半に非難小屋が一杯?みんな、ここに泊まるのかな?
      仕方なく、そのまま鴨沢に向かうことにしました。
      山頂から少し下ると、ほぼ雪の影響はなし。しかし、冷たい雨が降り続きます。
18:13 七ッ石山 
      後は鴨沢まで下るのみです。
      足を疲労させないように、程ほどのスピードで下ります。
19:29 鴨沢
      橋の手前で出迎えがあり、心が緩みました。
      橋の先には、鴨沢本店エイド。
      豚汁、ミニカップラーメン、紅茶をいただき、水も補給します。
      あまりのエイドの充実ぶりに、先に進むのがためらわれるほど。
      でも、ソックスを履き替え、グローブを替え、行動食を詰め替えて先に進みます。
      鴨沢直後の登りは、延々と九十九が続き、辛いですね。
      仏舎利からの下りでは、やはり膝に痛みを感じ始めたので、ゆっくり目に。
      玉川キャンプ場からの登りで、先行していたペターさん、
      のまダッシュさんに追いつきました。
23:12 三頭山
      行動食だけ詰め直して、すぐに下ります。
      しかし、笹尾根は、膝が痛むため、楽しく走ることはできません。
      昨年は、鎮痛剤で痛みを抑えていましたが、今年は必要以上に
      膝を痛めたくないので、そのまま早歩き程度で進みます。
      浅間峠までが、異常に長く感じました。
4月27日
02:22 三国山
      山道さんの笹尾根食堂です。
      これを楽しみに、真夜中がんばってきました。
      昨年もお世話になった、豚汁にフルーツ、そしてぜんざいと全部いただいて、
      先に進みました。エネルギー満タン。
      こうして、たくさん食べることができるうちは、まだまだ大丈夫です。
      今回は、醍醐丸がチェックポイント。このタイミングで、この登りはキツイ!
04:37 醍醐丸
      登ったはいいけど、怖いのは下りです。
      やはり、膝をかばってゆっくり下ります。
      もうライトは必要ありません。
      しかし、ここにきて眠気が襲い掛かります。
      フリスクで眠気を吹き飛ばします。
      和田峠で、再びソックス交換。
05:23 陣馬山
      ここまできたら、あとは何とかなるだろうと少し気持ちが楽になります。
      相変わらず雨は降り続いています。
      大垂水手前で、相馬さんの出迎え。
      峠でも、再びHさんのエイド。助かりました。
07:48 大洞山
      ようやく雨も上がり、バーサライトを脱ぎました。
      途中、相馬さんが追いかけてきて、先でお茶を用意してくれるとのこと。
      それにしても、滑らかな走りに見とれてしまいました。
      途中、のまダッシュさんと一緒になりました。
08:46 草戸山
      ゴールは間近。
      途中で先行していたペターさん、のまダッシュさんがウロウロ。
      このあたり、意外とわかりにくかったりします。
      おおむね北方向に進むのが正解です。
      住宅の裏を抜け、階段を登ります。
09:44 金毘羅神社
      ようやくここまで着ました。
      あとは、元気に走るのみ。
09:54 高尾駅(ゴール)
      皆さんに出迎えられてのゴール。
      最後は、ほぼ全行程で前後しながら走っていた、
      ペターさん、のまダッシュさんと手をつないでの同時ゴール。
      いや~、やはり楽ではないです。
      でも、無事にゴールできて良かった!
# by makani_tomo | 2008-04-29 00:50 | レース(トレイル)

みんなでTTR(速報)

26日朝8時3分、青梅永山公園をスタートし、約25時間50分後、JR高尾駅にゴールしました。

スタート時点で肌寒いお天気でした。午後から雨の予報でしたので、コンディションが良くないことが予想されました。果たしてその通りで、曇は太陽を隠し、気温が上がりません。酉谷付近でついに雨が降り始めました。水松山に到達した頃には、霰まじりの雪になりました。

もちろん、予想はしていたので、それなりの装備はしていましたが、コンディションとしては最悪に近い状況ですね。それでも、順調に雲取を通過し、後半戦へ。朝方まで雨が降り続く中、やはり膝を痛めて我慢の走行となりました。最後は、終盤で一緒になったのまダッシュさん、ペターさんと3名で無事ゴール。いやぁ、疲れました。

しかし、今回の「みんなでTTR」は、コンディションの悪さを補って余りある充実のエイドに大感激でした。棒ノ折山に始まり、一杯水非難小屋、鴨沢、三国山、和田峠、大垂水峠、草戸山の手前と、実に充実のエイド。暖かい食べ物に、飲み物など、本当にありがたかったです。ついつい、エイドに長っ尻になってしまいました。

そして、なんと専属カメラマンまで登場するというサプライズもありました!

詳しくは、明日にでも書きます。
選手の皆様、お疲れ様でした。
サポーターの方々、本当にありがとうございました。
# by makani_tomo | 2008-04-27 20:03 | レース(トレイル)

みんなでTTR

明日は、みんなでTTR。
みんなで「ひとりTTR」と呼んでいたのですが、長すぎるので、「みんなでTTR」。
かどきちさんと話していて始まった企画ですが、うれしいことに多くの仲間が集まりました。みんな、純粋に山好きの人たちです。
そして、よりうれしいのが、多くの人たちがサポーターに参加してくれることです。要所要所でのサポートは、レースではないこういう企画としては、とてもありがたいことです。

しかし、明日は夕方から雨の予報です。幸い、気温は比較的高いようですが、2000mまで上がりますので、予断は許しません。十分に注意して望みたいと思います。

とはいえ、明日の参加者の中では、僕が「しんがり」を勤めることになりそうです。見方を変えれば、僕がスイーパーってことですか?僕が無事に進んでいれば、おそらくは全員無事なはずです。

僕自身の目標は24時間以内の完走ですが、残雪の状況によっては、難しいかもしれませんね。安全第一なので、あくまでも無理はしないで、余裕を持って望むつもりです。日曜日のお昼には、高尾で美味しいビールを飲みたいものです。
# by makani_tomo | 2008-04-25 23:01 | レース(トレイル)



走って、飲んで、そして読んでおります。

by makani_tomo
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