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2007年 05月 14日 ( 4 )

TTR100参戦記(前半戦)

<8:00 スタート>

グランドを横切り、道路に出てから、回り込むようにハイキングコースに入ります。長丁場なので、みんな比較的ゆっくりペースです。しばらくは、青梅高水山トレイルランのコースです。次第にバラけてきますが、僕はスタート時に近くにいた、マコトさん、ハリ天狗さんらと一緒に走りました。

雷電山からは、左方向に獣道的なところを下るのですが、ここを大勢走るのは、自然保護の観点からはいかがなものかと思うよねって、みんなで話していました。僕の想像では、道路(下畑軍畑線)を長く走らせたくないのではないでしょうか。獣道ルートだと、道路を横切るだけで済むのです。

お天気は最高です。いや、良すぎるくらいでした。昨年の山耐同様、日差しが体力を奪い、水分摂取量が増えることが予想されます。高源寺で水を補給と一瞬思いましたが、ほぼフルに2L背負っているので、一杯水までは何とかなるだろうと思いそのまま通過しました。

<10:56 CP1 棒ノ嶺(経過時間02:56)>
序盤でマコトさん、ハリ天狗さんなどと走っていたせいか、いいペースで走ってきました。予定では3時間15分ほど掛かる予定でしたが、3時間を下回って到着です。rikaさんはじめ、阿闍梨の人たちが出迎えてくれました。こういう応援は、とても嬉しいものです。ゆっくり、ミニおにぎりを1つ食べ、足とシューズのあたる場所にバンドエイドを貼り、ブログを更新して、約8分半の休憩の後、余裕を持って先に進みました。

ここから先は、徐々に人がバラけてきます。徐々に気温も上がってきます。普段だと稜線に出ると、涼しい風が吹いているのに、それもあまりない感じでした。日向沢ノ峰の手前あたりでは、結構苦しくなってきました。

ここから蕎麦粒山までが、序盤のキツイ箇所。僕も寝不足気味のせいか、ちょっとバテ気味に。バテるには早過ぎる地点です。ちょっと、飛ばしすぎたかと思い、少しペースを落としました。蕎麦粒手前で、ぜーぜーいいながら寝ている選手がいました。大丈夫ですか?と声を掛けたところ、少し寝ていれば大丈夫だとのこと。僕が蕎麦粒山頂で休んでいたら、その選手も遅れて到着したので安心しました。

<12:54 蕎麦粒山(04:54)>
意外ときつかったので、立て直すために予定外の4分半の休憩。それでも、予定では5時間10分掛かると思っていたので、まだ貯金が10分以上あります。

蕎麦粒から先は、比較的緩やかなトレイルが続く、前半の稼ぎところです。TTR50なら、ガンガン走っても良いところですが、後半に体力を温存しておきたいので、あまりペースを上げ過ぎずに進みます。

それにしても、水の消費量がものすごいです。一杯水で補給しようかと思いましたが、水量が少ないし、念のためにハイドレーションの残量を確認したら、酉谷までは持ちそうだったので、手でゴクリと3杯ほど飲んで、先に進みました。

それにしても、たいしてペースを上げていないのに、結構しんどいなぁ、と思いながら先に進みます。酉谷避難小屋がなかなか見えてこないので、心配になります。もしかして、ペースが遅すぎるのではないかな?

<14:34 CP2 酉谷避難小屋(06:34)>
ようやくたどり着いた酉谷避難小屋。予定タイムが6時間35分でしたので、貯金を使い果たしたことになります。

ここでは、先行していたぱらだいむさんに会いました。そして水をたっぷり補給し、さらに顔を洗い、行動食を詰め替えて、約8分の休憩の後、スタート。歩きながら2つ目のミニおにぎりを食べます。今回、行動食をどうしようかといろいろと考えましたが、結果的に一番基本的なおにぎりが正解でした。暑くて、バテ気味で、水分を多目に取っている状況でも、おにぎりはちゃんと食べることができました。売っているものよりも、塩多目で、梅干をたっぷり入れた自作のミニおにぎりが、一番です。

水松山の手前で、ぱらだいむさんに追い付き、先に行かせていただきました。ここから、先はやや道が分かりにくい箇所です。昨年試走したときも迷いました。その後、昨年4月のひとりTTRではちゃんと間違わずに走れましたので、心配はしていませんでしたが、試走していない人には、やはり分かり難い箇所でしょう。

しばらく、ひとり旅が続きました。しかし、お天気が良いのです。木の墓場のような箇所も、お天気が良ければ、楽しく通り過ぎることができます。ぱらだいむさんと別れて1時間以上も経った頃でしょうか。酉谷の先で先行していただいた選手が休んでいました。久しぶりに人に会ったので、思わず声を掛けてしまいました。

このあたりは、あまりスピードを上げることができない箇所です。いかに休まず進み続けることができるかが重要な箇所かもしれません。幸い、登り足は調子がよく、比較的順調に進むことができました。

芋の木ドッケを越え、大ダワを目指します。しかし、右ひざが痛み始めます。これは、良くない兆候です。いずれ痛みは出るものと思っていました。そのため、右ひざはテーピングで比較的しっかり固定していたのです。

<17:16 雲取山荘(09:15)>
雲取山荘に到着しました。土曜日の夕方ですので、食事などしているハイカーや登山客でにぎわっています。テーブルの上の缶ビールに目が釘付けです。しかし、そこは我慢。元気水をがぶがぶ飲み、顔を洗い、リフレッシュ。そして、痛み始めた右ひざ皿下に、関根先生からいただいた簡易鍼を貼ります。その上から、テーピング。そして、元気水で鎮痛剤を飲みました。約5分半の休憩の後、山頂のCP4を目指して足を進めました。

山頂に向かう途中、降りてきたご婦人の方から、「あなた、16人目よ。頑張って。」と声を掛けられました。あれ?そんな上の順位なの?と意外な気がしました。

<17:37 CP3 雲取避難小屋(09:37)>
予定より2分遅れで到着。しかし、ここからの下りで、右ひざの痛みが本格化し、ほとんど走れない状態が続きました。本来、ここから七ッ石山の下までは、気持ちよく走ることができるポイントです。しかも、良い天気で、夕暮れの山並みがとてもきれいでした。しかし、僕の頭の中には、鴨沢でリタイヤ?という考えが、暗雲立ち込め始めたのでした。

しかし、気持ちを後半に続けたのは、七ッ石山への登りでした。登る分には膝は痛みません。しかも、比較的しっかりした歩調で登ることができました。これなら、後半も何とかなるかもと、自信を取り戻しました。

<18:21 CP4 七ッ石神社(10:21)>
初めて無人のCPです。失敗しないように慎重にSIシステムでチェックを入れました。

さて、ここから鴨沢までは、全コースでも最長の下り行程です。ここで、そこそこ走ることができないと、いいタイムは望めません。幸い、簡易鍼が効いたのか、鎮痛剤が効いてきたのか、ほどほどのスピードで走り下ることができました。

鴨沢の手前で、ハンドライトを使い始めました。空はまだそれなりに明るいのですが、木々に覆われたトレイルは、やはり薄暗く、それなりにスピードを上げたいと思うのならば、ハンドライトは必須です。

七ッ石神社から、約1時間で鴨沢バス停に下り立ちました。トイレに行き、洗面所で顔を洗います。そして、少し道を奥多摩方面に戻ったところにある自動販売機でペプシコーラを購入しました。そして、CP5の鴨沢グランドまで走り始めましたが、膝が痛んで走るどころではありませんでした。ゆっくり歩きながら、鴨沢グランドに向かいました。
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by makani_tomo | 2007-05-14 19:30 | レース(トレイル)

TTR100参戦記(スタートまで)

さて、今回用意したものは、以下の通りです。

<服装など>
半袖Tシャツ
長袖Tシャツ(後半のみ着用)
7分丈タイツ(CW-X)
タイツ用下着(4DM)
短パン(モンベル)
5本指ソックス(CW-X)
ハイソックス(リガード CG-1)
レオナ・ディバイド
スパッツ
ゴム軍(100円ショップ)
腕時計(スントX6)

<持って走るもの>
リアクター
ハイドレーション(2L)
おにぎり(ミニ3個)
ジェル(ボトルにザバスのグリコーゲンリキッド3袋分)
ジェル(アミノバイタル・スーパースポーツ3個)
ジェル(アミノバイタル・爽快リフレッシュ2個)
魚肉ソーセージ(2本)

ヘッドライト
ハンドライト
予備の電池

帽子
ULウィンドブレーカー(モンベル)
マイクロフリースの上着

メガネ
バンドエイド
鎮痛剤
簡易鍼
固定テープ

お守り(高水山常福院)
地図(chinさん考案のビニール袋入り)
お財布
携帯電話

<鴨沢にデポしたもの>
ジェル(ボトルにカーボショッツ・バナナ味4袋分)
ジェル(アミノバイタル・スーパースポーツ3個)
ジェル(アミノバイタル・爽快リフレッシュ2個)
魚肉ソーセージ(2本)
ジャガリコ(コンビニ向けミニサイズ)
ナッツ(アーモンド&カシューナッツ)

予備電池

冷却剤

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さて、当日は朝4時半に起き、最後のテーピングを施し、股には擦れ防止の「SKIN LUBE」を塗り、4DMのタイツ用下着を着用しました。この組み合わせはバッチリでした。「SKIN LUBE」はアートスポーツなどでも売っていますが、ディクトンの様なスプレータイプではなく、スティックタイプで手を汚さずに塗る込むことが出来ます。サロマに飛行機で行くので、スプレータイプのものは避けた方がよいと思い、買ってみました。4DMと「SKIN LUBE」の組み合わせで、26時間近く動き続けても、股擦れはほぼゼロでした。

駅前で、朝ごはんのパンとスタート前に食べるおにぎりなどを購入。予定の電車に乗り込みました。途中、小虫さんに出会い、一緒に青梅に到着しました。ちなみに、朝食は青梅線の中にてパクパクといただきました。

青梅駅前でトイレに寄り、ゆっくりと永山公園に。受付を済ませて、チェックポイントで通過のチェックをするためのSIシステムというのを受け取りました。

鴨沢に運んでもらう荷物とゴールに運んでもらう荷物を確認し、トラックに預けます。ハリ天狗さんや、マコトさんやヤフトピの人たちにも出会いました。開会式前には、shobunさん、ぱらだいむさんともお会いできました。

受付風景を写真に撮り、最初のブログアップ。

開会式には、高尾駅近くの最終チェックポイントである淺川金毘羅神社の宮司さんが来てくださり、お祓いをしていただきました。

そして8時。静かにレースはスタートしました。
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by makani_tomo | 2007-05-14 19:01 | レース(トレイル)

TTR100参戦記(前日)

さて、TTR前日の午前中には、関根先生のところに行きました。定期的に筋肉の状態などを診て頂いているので、コンディションの確認や、気になるところの相談など、診て頂くと精神的にも安心してレースに臨むことが出来ます。

さて、気になっていた左ハムを念入りに揉み解していただき、最後にプチッと貼っていただいたのが、シールタイプの簡易鍼。そう、この前秘密兵器として紹介したものです。右足のスネなど4箇所。実は、少し気にはなっていたけど、さほどひどくはないので先生に言い忘れていた箇所でした。わかってはいましたけど、やはりプロはスゴイ!そして、レース中痛んだら貼ってねと、簡易鍼を4枚いただいたのでした。

ところで、レース前に代々木RCのこじろうさんから、萩往還の時に高濃度酸素水を飲んだら、筋肉痛がマシだったという話を聞きました。そして、早速買い求め、これをハイドレーションに詰めていこうなんて考えていたのです。と、その話を関根先生にしたところ、高濃度になればなるほど、ボトルから直接かつ短時間で飲まないと効果は期待できないよっていう話を聞いて、ハイドレーションは無理かとあきらめたのでした。

それよりも、酸素カプセルを試してみたらと薦められました。これに入ることにより、血中酸素量を増やすわけです。効果は2日間くらいだそうです。そして、早速その夜、酸素カプセルに入りに行きましたよ。60分間入っていました。カプセル内は気圧が高い(1.2~1.3気圧)ので、耳抜きしないといけないのですが、気圧が安定したら、ぐーすかと寝てしまいました。

でも、家に帰って荷物の最終チェックなどしていたら、逆に興奮して眠れなくなりました。ああ、これから徹夜なのだから、ちゃんと睡眠を取っておかなくてはいけないのに。でも、寝れない時は、無理しても仕方ないので、テレビでも観てリラックスした方がいいかと、方針変更。しかしこれは、後で後悔することになりました。
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by makani_tomo | 2007-05-14 17:51 | レース(トレイル)

TTR100参戦記(前々日まで)

TTRというトレイルランニングのレースがあります。TTRとは、Tokyo Torail Runの略です。つまり、東京の県境(都境?)である山を走るレースなのです。歴史は浅く、第1回が2005年に開催されています。昨年も開催予定だったのですが、天気が悪くなるという予報の元、中止になりました。

TTRには、50と100の2種類のレースがあります。どちらも青梅駅近くの永山公園がスタート地点なのですが、TTR50は鴨沢がゴール、TTR100は鴨沢を経て高尾駅近くの陵南公園がゴールです。ちなみに、TTR50は平面距離で約64km、TTR100は約128kmあるのだそうです。

2005年の第1回大会は、非常にハイレベルな関門通過時間設定だったので、TTR100の完走者は、出走者154名中11名という伝説的なハイレベル&過酷なレースでした。

昨年春からトレイルランニングを始めた僕ですが、初めて参戦した昨年の青梅高水山トレイルランで思ったよりもいい結果だったことに気をよくして、実力もわきまえず昨年のTTR50にエントリーしたのでした。

とりあえず試走しなくてはと、行ってはみたものの、残雪のため踏み後が薄く、あえなく敗退。いきなり山の難しさを体験したのでした。その後、レース当日は天気予報のためにレース中止になったにもかかわらず、「ひとりTTR」を行いました。そこでは、素晴らしい人との出会いもありました。なんとか12時間以内に鴨沢までたどり着け、そのことは自信になりました。

そして今年のレース。昨年が中止だったため、今年はほぼ自動的にエントリーが、昨年の申込に合わせて行われました。なので、僕は50。そういう案内が届きました。しかし、長距離に興味を持ち始めてきた僕は、無理を言って50から100に変更してもらったのです。

直前の1週間は、結構興奮していたと思います。長丁場なので、食料や給水、休憩のポイントなども頭に入れ、持ち物を部屋に並べ、出したり入れたり。。。楽しみでもあり、不安でもあり。GWが終わった時ですら、GW終了というよりは、TTR1週間前、そんな心境でした。
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by makani_tomo | 2007-05-14 05:56 | レース(トレイル)



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