走る!飲む!読む!
2014-05-27T22:06:29+09:00
makani_tomo
走って、飲んで、そして読んでおります。
Excite Blog
UTMF2014
http://rundrink.exblog.jp/21927923/
2014-04-30T10:26:00+09:00
2014-05-27T22:06:29+09:00
2014-04-30T10:25:44+09:00
makani_tomo
レース(トレイル)
UTMF2014参戦記
予定では、青梅高水とハセツネ30kで少し足慣らしをしてから出る予定でした。ところが、青梅高水は体調不良によりDNS、ハセツネ30kは仕事でDNSと開幕戦からいきなり2連続DNS。というわけで、今シーズンの開幕戦は、いきなりの100mileとなりました。
長いのは好きだし、大半のコースは2年前に走っているし、何とかなるでしょう。え?距離延びているの?関門時間早くなったね...明らかに、遅い人を天子に入らせない関門設定ですな。ま、ある意味妥当とも言えますが。
金曜日に休むとなると、木曜日の残業は免れません。それでもなんとか21時頃には切り上げて、サクッとご飯を食べて帰りました。一応、荷物の準備は出来ているのでね。
前回との違いは開催時期。約1ヶ月早いので、きっと寒いだろうと防寒対策はバッチリ。
4月25日
06:30 起床。着替えて、軽く食べて、トイレに行って...
08:00 近くに住んでいる内田さんとの待ち合わせ場所に到着。お世話になります。
10:30 駐車場着。まだ空いていますね。
11:00 シャトルバスの乗って会場へ。
11:30 受付&装備チェック。前よりも装備チェックが簡素化されている?
参加者が増えているから?
その後、荷物を置いて腹ごしらえ。吉田うどんと馬モツ煮込み。
ついでに、おにぎりも買っておく。(これは、スタートまでの間に食べておく。)
何人もの知り合いに会う。選手だったり、応援だったり。
ミチヒロさんにも会えました。
内田さんと湖の近くに移動して、ゴロゴロ。
陽が陰ると風が少し冷たく感じます。
夕方ひと雨降りそうな雲。
14:00 荷物預け(置いていく荷物&ドロップバッグ)
14:30 微糖のコーヒーを飲む
開会式。少し雨がパラつくが平気。
15:00 スタート 長い旅の始まりです。
割合前の方にいたから、スタートロスは18秒。
ま、ここで急いでも関係ありません。先は長いのです。
スタート直後は、おしくら饅頭状態。スタートのさせ方には、工夫の余地ありですね。
橋を渡って、林道に入ります。前回同様、序盤はキツイです。あせっても仕方ないので、歩きも入れてじっくりと。途中で、木村君と遭遇。相変わらず無駄のないフォーム。
シングルトラックに入ると、さほど走ることもなく、下りに入ります。ガンガンと下り、市街地に入ります。
A1in 17:22
前回が、17:13でA1に入っています。スタート地点が違うことを考えると、ほぼ同じペースですね。ただし、滞在時間は短かった。少し飲んで、ハイドレに補給してスタートしました。
ここからは、前回よりも走れなかった。まだ明るいし、集落だし、もう少し走れても良さそうなもの。全くエンジンかからず。ずいぶん多くの人に抜かれました。もっとも、順位などは全く気にしていませんが。
杓子の途中で、上着を出して、ライトも装着です。ここの登りはキツイとわかっていたので、精神的なダメージはなし。しかし、下りでの渋滞には参りました。足を休めることにはなりましたが、前回はここまでひどくはなかったよね?
ようやくA2に到着。ここでも、少し飲んで、ハイドレは補給せずスタート。
A1から80人くらいに抜かれていますね。
A2out 20:47
A3までは短い区間。じっくり進むのみ。街に降りて、自販機が気になります。どうして自販機禁止なのだろう。プライベートエイドを頼める人は、好きなものを飲んだり食べたりできるのに、それ以外の人は通常エイドのみ。通常エイドで冷たい飲み物は望めない。しからば、全員に利用のチャンスがある自販機を解禁すべきではないか?強く、そう思います。
A3in 21:43
前回と少し位置が変わっていましたね。ここでは、ヤコちゃんに会えました。友達の応援をしているのだとか。コロッケを食べました。汁物が欲しかったな。
出る間際に、naoさんにも会えました。みんな、出場しないのに、応援に来てえらいな。自分も見習わなくては。ここのエイドは、エイドを出た直後の管理棟のトイレがおすすめです。
A3out 22:02
ここからしばらく、自販機の誘惑に駆られます。ひたすら登りなのはわかっているので、精神的なダメージはなく、淡々と登る。少し、登り方を思い出してきたか?
途中、左足のくるぶしにシューズが当たりだして、バンドエイドで対応。長いレースでは、違和感を感じたら早目の対応が肝要です。
A4in 01:07(すばしり)
前回より12分遅れは、想定の範囲内。上出来です。座って補給。やれやれです。
A4out 01:28
結局20分以上の滞在。このあたりが甘いのでしょう。10分くらいで切り上げることができるといいのですが。ここから先は、少し新しい道。
演習場に入って、大きく右に曲がり、登ると太郎坊。というイメージでした。しかし、この登りは厳しかった。スタッフにあと700mと言われてからが、延々と続く登り。もし、また出ることがあったら、記憶しておこう。
A5in 03:33
A5out 03:54
A5太郎坊での休憩は最小限と考えていたけど、実際は20分近くいたのですな。このあたりは課題ですな。休み方にもメリハリが必要ですね。
前回は、太郎坊着03:01でした。30分遅れです。若干ルートも違うし、仕方ないかな。
ここから水ヶ塚までは、よかった。睡魔に襲われていた若者と話したのをきっかけに、走りも交えて、グイグイ進みます。深夜は、話しながらに限りますね。
A6in 04:47
前回より大幅にタイムを更新できました。ここもサクッと通過。子供の国を目指します。
A7in 06:14
前回と7分差まで縮めました。ここで着替えて、リフレッシュ。お天気も良い。ここからのコースもわかっています。
A7out 06:53
40分滞在してしまいました。このあたりも課題ですな。20分くらいにしておきたいもの。
林道は、走れるところは走りました。無理のない程度に。送電線の下は、相変わらずでしたね。前回よりは、ダメージ少なかったですけど。訳の分からない家が出てきたら、もう最後です。
前回同様に、A8手前でトイレに寄ります。ここは、空いているし。
A8in 10:25
ここで初めて前回のタイムより早くなりました。前回は、10時44分。林道をこまめに走った効果ですね。武田さんのエイドを受けて、少しだけ横になって天子に入ります。
A8out 11:26
約一時間の滞在ですな。30分くらいにできるといいな。荷物チェックを受けてスタート。コース最大の山場ですが、前回のタイムを知っていたので、それを頼りに登ります。と、ほぼ前回通り。脚は衰えていないのか?いや、進化していないということか?
にしても、雪見岳までは長い。ようやく下りに入ります。ここで、STYの1~3位の選手に抜かれました。このあたりから、お腹が痛くなります。前のエイドのスポーツドリンクが良くなかった?身体に力が入りません。
A9in 17:10
エイドに入る前に、トイレに。ああ、厳しい。エイドでは、初めて横になることにしました。シューズを脱いで、毛布にくるまって、少し仮眠しました。
A9out 17:46
頑張ってリスタート。ここからしばらくは走ることのできるコース。しかし、あまり走れない。ここで走ることができると、タイムが全く違うだろうなと思います。
貯水池からの登りは厳しかった。お腹も痛く、厳しい登り。竜からの下りも力入らず。本栖湖までのロードが、異常に長く感じました。本来であれば、ここは稼げる区間ですね。
(全く続きが書けておらず、ようやくです。)
A10in 21:41
速攻で、トイレに駆け込みます。ふぅ~。
仮眠室は、別室でちゃんとしている。寝る前に何か食べようとして、物色。いま一つ触手が伸びない。こういう段階に来ると、個人サポートがうらやましいですな。好きなものをホイホイ出してもらっている。
そうこうしているうちに、仮眠室は満室に。仕方なく、スタート。35分の滞在でした。
A10 out 22:21
ここから樹海までは、基本的に未経験区間。ジックリ登ります。目を上に向けると、先行する選手たちのライトの明かりが。あそこまで登るのか...しかし、行くしかない。
途中、睡魔に襲われてフラフラしている選手(Tさん)を発見。朝のことを思い出し、話しかけます、そして、2人して話しながら進みます。これは有効。
途中、山本さんも合流。最大で4名くらいになったかな。樹海に降りるまで、なんとか無事にクリア。睡魔を追い払うには、誰かと話すに限りますね。こういう時、やはりチームは強いな。
樹海に降りたところで、Tさんは仮眠宣言。ということで、山本さんと2人で樹海に突入。しかし、睡魔が襲いかかります。2人でも眠くなります。「ちくしょー」とか叫びながら進みます。
樹海を抜けたところで、山本さんも仮眠宣言。バス停の様なところで、お別れしました。そこから先は、ロードと思いきや、またもや樹海。うゎ、だまされた。仕方なく進む。程なくロード。
半端なく寒い。山の上よりもよっぽど寒い。前はそうでもなかったのに。ロードでここまで寒いとは!歩きと走りを交えて進みます。苦しいロード。
A11 4:49
最後のエイドに到着。毛布があったので、少し仮眠。明るくなってからスタートしよう。
前回は、ここから先で苦しみました。でも、明るいと違いますね。さわやかというか、快適でした。ま、早くはないけど。相変わらず、どこかのエイドで合わなかったスポーツドリンクのおかげで、お腹は痛いです。あまり走れません。
ようやく、川口湖畔に。最後くらい走りたいね。というわけで、ゴール直前にトイレに寄りました。おかげでさまで、最後は走ってゴールできましたよ。
Goal 7:38:18
40時間35分でゴールしました。あまり、お腹が痛くなることがない僕としては、苦しいレースでしたね。そして、練習不足でもあったし。でも、完走できて何よりです。課題はあれど、現状把握はしっかりできました。そして、故障せずに完走することもできたのはよかった。これは、TJARの様な超長距離レースには大切なことなのです。
ゴール後、吉田うどんを食べ、ビールを飲み、風呂に入り、桜を愛でながら帰りました。
お疲れ様でした~。]]>
フォトロゲ石神井2014
http://rundrink.exblog.jp/21334502/
2014-01-27T15:29:10+09:00
2014-01-27T15:29:25+09:00
2014-01-27T15:29:25+09:00
makani_tomo
走る
第1回大会は優勝、第2回大会は準優勝、そして今回は...コースディレクターであります。こういうエリアを区切ったロゲは、どうしても地元有利ですからね。今回は、完全にスタッフです。
昨年から週末に走る際には、面白いポイントがないか?意識して走っていました。地元の人でも知らないスポットはないだろうか?石神井や大泉学園の魅力を伝えられるポイントはないだろうか?どうしても、距離がわかっている決まったコースを走りがちですが、わざと普段行かないエリアにも足を延ばしました。
自分が優勝した第1回は、1時間以上時間を残して満点でしたので、エリアはもう少し広く取り、満点取るには「走る」必要があるセッティング。数ヶ所、わかりにくいポイントも入れておく。などなど考えました。想定は、優勝チームだけが満点。
で、その結果、優勝チームが「惜しくも1ポイント取れず」でしたので、ほぼ読み通りか。そのチームは、前日に世田谷ロゲで50kmくらい走ったと言いますから、万全の体調であれば、満点取れたでしょう。
それにしても、雨の予報にもかかわらず、雨は降らず。DNSもほとんどいないという参加率。スタッフは地元民+代々木RCの有志達が一丸となって対応。事故もなく、いい大会となりました。
「疲れた~、でも楽しかった~」という参加者の感想は、スタッフにとって最大の励みになりました。みなさん、本当にありがとうございました。]]>
『殉教の刻印』渡辺千尋
http://rundrink.exblog.jp/21312650/
2014-01-22T20:03:00+09:00
2014-01-22T20:23:10+09:00
2014-01-22T20:03:25+09:00
makani_tomo
読む
渡辺千尋
長崎文献社
1600円+税
本書は、かつて小学館から発行され、2001年の小学館ノンフィクション大賞優秀賞に選ばれた作品の復刻版です。
1597年に長崎県有家(ありえ)で制作された銅版画の謎を解き明かす試みを綴ったノンフィクション作品です。
偶然立ち寄った地元の美術館で開催されていた「渡辺千尋 -復刻の聖母-」展を見て、何となく興味を持って買った本です。
もともと、大学院で「情報メディア論」を教えており、印刷技術には興味があり、また渡辺氏と同じエングレーヴィングという手法を使う版画家の門坂流氏の小さな作品を持っていることから、銅版画には興味があり、そして渡辺氏と門坂氏は2人で展覧会を開催したことがあることを知り、何となく縁を感じたのです。
そして、ふと買ったこの本が、非常に面白かったのです。まだ1月ですが、2014年のベスト10には確実に入るでしょう。
殉教者と同じルートを、当時と同じ29日間かけて歩き通す著者の根性も好きです。
そして、この銅版画の謎を1つ1つ解き明かす緻密さ。これは、緻密な作業が求められるエングレーヴィングという手法にも通じるモノがあります。
そして、銅版画家ならではの視点で謎に迫るあたりは、かなり鳥肌モノです。
アマゾンでは古本しか出てきませんが、長崎文献社のHPからは注文できますので、興味のある方は是非読んでみてください。]]>
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http://rundrink.exblog.jp/21048078/
2013-12-08T14:11:03+09:00
2013-12-08T14:11:07+09:00
2013-12-08T14:11:07+09:00
makani_tomo
未分類
で、限定のカレーうどん。
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http://rundrink.exblog.jp/21048040/
2013-12-08T14:03:19+09:00
2013-12-08T14:03:34+09:00
2013-12-08T14:03:34+09:00
makani_tomo
未分類
今日もポイント探しラン。で、途中えん座長谷川でランチ。つまみが増えていて嬉しい!
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リアクターの後継者
http://rundrink.exblog.jp/20447083/
2013-09-24T10:35:11+09:00
2013-09-24T10:34:57+09:00
2013-09-23T21:35:54+09:00
makani_tomo
未分類
リアクターは、公称11Lです。なので、そのあたりのサイズで探すことに。候補はいくつかありました。
グレゴリーのワサッチ12L
TNFのマーティンウィング10L
オスプレーのラプター10、バイパー13、タロン11
ドイターのアドベンチャーライト9
カリマーのAR8
などなど。
結局採用したのは、TNFのマーティンウィング16L。
16Lと言っていますが、リアクターと同じくらいの収納スペース。リアクターが過少申告?いずれにしても、試した中では一番フィットしました。12600円は高いけど、また5年くらいは使うので、しっかり元を取りたいですね。
来週の裏磐梯山岳耐久レースが、デビュー戦になります。
裏磐梯山岳耐久レース、何気に距離が伸びていまして、今年は68.9kmですよ。磐梯山に3回登らせます。キツイねー。でも楽しみです。 ]]>
今日の夕食
http://rundrink.exblog.jp/20447123/
2013-09-23T21:45:37+09:00
2013-09-23T21:45:51+09:00
2013-09-23T21:45:51+09:00
makani_tomo
食べる
秋刀魚のカリカリ焼きネギだれソース
この時期は、秋刀魚です。普段は塩焼きメインですが、たまには違うものを。秋刀魚は、フライパンで焼くだけです。ポイントはネギだれ。
ネギのみじん切り
しょうがのみじん切り
紫蘇のみじん切り
醤油、酢、水、砂糖
これ、かなりいけますよ。
キノコのソテー
これも、何ていうことのないひと品。でも、秋の味覚。
キノコはなんでもいいです。ゆっくり、うまみを引き出しましょう。お肉は、鶏肉を小さめのサイコロに。キノコの邪魔にならない程度に。最後は、バジルで味を調えます。
これから、美味しい季節ですね。この後、料理も復活しますか。]]>
第1回西駒んボッカ
http://rundrink.exblog.jp/20447002/
2013-09-23T21:20:19+09:00
2013-09-23T21:20:33+09:00
2013-09-23T21:20:33+09:00
makani_tomo
レース(トレイル)
9月14日14時
新宿バスターミナルからバスに乗車。しかし渋滞で予定より遅れる。
伊那ICで下車し、越田くんに迎えに来てもらう。途中、コンビニでおつまみとお酒を仕込む。
しかし、会場に着いたら、BBQはまだまだ盛り上がっています。というか、用意していただいたお肉は、まだまだたくさんありました!山のように食べて、飲みました。
鳩時計の下では、TJARの上映会。それを見ながら、いつの間にかウトウト。グッスリ寝てしまいました。が、夜中に起きたら、頭が痛かった。飲みすぎました。
9月15日5時
朝ごはんも食べずに準備。会場で、駒研さんに会いました。会うなり、「酒臭いよ。」
のんびりスタート。しかし、ほぼ全て登りなんですよね。ロード区間に35分くらいかかったかな。結局、ゴール、間で2時間42分50秒。予定よりは、早かったです。
山頂は風も強く寒かったので、急いで下りました。途中で、大原くんと一緒になり、かっ飛ばして下りましたよ。ええ、最近ではないくらいに。おかげで、11時前に会場に戻りましたね。
その後、飯島さんに車を借りて「みはらしの湯」まで。ここからは、南アルプス光岳まで見えるらしいです。
会場に戻り、ラーメンを作り、ビールで乾杯。ゴールした人たちを出迎えます。閉会式の抽選会では、ソックスをいただきました。
帰路は、茅野まで車で行きあずさに乗り、宴会です。いい大会でした。まだ、しばらく続くようですね。来年も参戦決定です。
翌日は、台風で大変なことに。一日の違いで、大違い。持ってます「西駒んボッカ」。]]>
TJARトレーニングキャンプ(2013年9月)
http://rundrink.exblog.jp/20446804/
2013-09-23T20:42:00+09:00
2013-09-23T20:55:58+09:00
2013-09-23T20:42:26+09:00
makani_tomo
TJAR
このトレーニングキャンプは、将来的にTJAR出場を考えている人たちを対象に、実際にTJARのコースとなるアルプスを使って、実践的な行動やビバーク体験をしてもらおうというもの。比較的、ビバークに比重をかけています。そのため、集合後まずツェルトの張り方や、持ち物などの講習を行います。理論的なことを頭に入れていただいた上で、実際にビバークに活かしてもらおうという狙いです。
9月6日22時
近所に住む参加者の方に車に乗せてもらい、駒ヶ根へ。約1年ぶりの駒ヶ根。何度も通った駒ヶ根。いろいろな思いが交錯する場所です。
夜中にバスターミナル駐車場に着き、車の中で仮眠。途中で寒くなって、レインコートを着ます。秋は確実に近づいています。
9月7日8時半
スタッフ集合。集合場所周辺が、クラフトマーケット開催につき、車を止めることができませんでした。みなさん、バスターミナル駐車場に車を止めて集合。
点呼、ゼッケン配布のあと、場所を移動して講習会開始。
松浦くんの特注ダウンシュラフには、みんな注目です。
9月7日12時
集合写真を撮り、スタートします。
懐かしいですね。昔は、この同じ場所で集合写真を撮り、選考会Aを行っていたのでした。
2008年の選考会A以来の黒川林道。懐かしい。昼間だからでしょうか、釣り人が下ってきます。そして、林道の途中では工事も。序盤、福山君と一緒に登ります。彼とは、昨年のTJARで夜中に共に木曽駒スキー場を目指して別荘地の中を上った仲です。同じ山を、今年は反対側から登っています。
すると、ゴンと音がして、落石が。10秒早かったら直撃ですよ。これは、冷静に危なかった。なんの前触れもなく、巨大な石が落ちてきましたから。
9月7日13時55分
約1時間55分で、伊勢滝に到着。後日2008年の記録を調べてみたところ、あまり変わらないタイムでした。安心しました
しかし、工事の人がたくさんいたのと、登山口を示す看板が出ていたのと、何より登山道の草が刈られていたのにビックリ。かつての面影はありません。
その後も、テープがたくさんあり迷う箇所はほとんどありません。しかし、分岐で間違えた参加者が複数名いたようです。これは問題。
今回僕は、試作品のザックを背負って参加です。40Lの容量を、ほぼいっぱい使っているので、かなり大きいし、重いです。
しかし、ウェストのホールド感が良いので、ちゃんと走ることができます。TJAR用としては大きいですが、一般縦走用のザックとしては、特筆すべき製品になりそうな予感です。個人的には、TJAR用としてもう少し高さを抑えた製品が欲しいです。
この日は、途中から雨。レインウェアを着て進みます。稜線に出るまでに約2時間。ちょっと掛り過ぎかな。
9月7日16時40分
木曽駒ヶ岳山頂到着です。荷物が重い割には、まあまあのタイムでしょうか。風雨が強いので、急いで小屋まで下ります。
小屋に着き、幕営の手続きをして、ビールを買ったら、シェルターを設営し、参加者の到着確認。しかし、何度確認しても1名いません。小屋のスタッフも、拡声器を取り出して呼びかけてくれました。結局、分岐で道間違いをしたせいで、スイーパーよりも遅れて到着したのでした。
更に風が強まってきたので、改めてシェルターを張り直しました。
シェルターに落ち着いて、まずは棒ラーメンを作ります。シェルターが歪むほどの強風です。そして、雨も強くなってきました。ビールを飲み、その後日本酒を飲んでのんびりです。これも、シェルターがあるおかげ。いい仕事してくれています。
結局、風雨はずっと。落ち着いて寝れませんでした。
9月8日2時
起きて、出発の準備をします。まずは食事。お湯を沸かしてマジックパスタ。温かいものを食べると、スイッチが入りますね。
9月8日3時
集合。風雨は、相変わらず強いため、飯島さんと今日の行動について協議。その結果、両者一致で即下山ということに。全員、時間を掛ければ予定のコースを行くことはできるかもしれませんが、時間的にはかなり差が出てしまうことが予想されました。本戦や選考会なら行ったと思いますが、トレーニングキャンプということを考慮しての結果です。
宝剣山荘まで集団で移動し、下山開始です。稜線の風雨は、かなり厳しまったですね。僕が、本線であの状況(あの時間、あの風雨)だったら、宝剣を直接越えずに、千畳敷の迂回ルートを使ったかもしれません。
下山ルートは初めてのルートでした。昨日からの雨で、足元はじゃぶじゃぶです。途中からは、みんなスピードを上げて下っていましたね。
ロードはしっかり走りました。以前の講習会でも、ロード走りましたね。
9月8日6時43分
菅の台到着。多くの方が、相前後して到着した模様。バスターミナルでは、登山者が足止め。どうやら、ロープウェイが運休だそうで。あの風なら仕方ないですね。とその時、友人からのメールで、2020年のオリンピックが東京に決まったことを知りました。嬉しいですね!周囲にいた人たちにも知らせて、盛り上がりました。
9月8日8時
全員が下山したところで、総括。みなさんからの感想&スタッフからの講評。全体的に走力のレベルは高いですが、長い山旅を想定しての総合力という点では、やや不安な点も。これは、経験で補っていくしかないですね。
その後、10時前にこまくさの湯に入り、さっぱりしたところで帰路につきました。
みなさん、お疲れ様でした!]]>
後立山2013(持ち物)
http://rundrink.exblog.jp/20325431/
2013-09-03T18:52:00+09:00
2013-09-03T18:59:15+09:00
2013-09-03T18:52:00+09:00
makani_tomo
昇る・登る
まる4日間の山旅で、こんな程度です。
あまり軽量化は考えていません。
ご参考まで。
<ウェア>
スキンメッシュTシャツ
半そでシャツ(青Kappa)
タイツ用下着
セミロングタイツ(CW-X)
短パン(モンベル)
パワーソックス(SKINS)
ソックス
シューズ(アディゼロXT3)←ボロボロになって、サイドに穴もあいたので、
魚津のホテルで捨てた。
グローブ(夏用)←前半、岩をつかむ事が多くて破れた。
グローブ(雨用)←2枚持ってきて正解
手ぬぐい(生ビールに花火柄)
<装備>
ザック(AARN)←出発直前のイーストウィンド壮行会における
オークションで8000円で落札したもの。
前に大きな荷物を入れることができるのは、
なかなかよかった。
ハイドレーション(プラディパス ビッグジップ)
ハンドライト(サンジェルマン)
ヘッドライト(サンジェルマン)
予備電池
携帯充電器
ストック(ヘリノックス)
シェルター(モンベル)
銀マット(ダイソー)
厚めのマット(山と道)
サバイバルブランケット
ガス(スノーピーク)
カップ(スノーピーク)
先割れスプーン(スノーピーク)
雨具(トレントフライヤー)
速乾タオル
ファーストエイドキット
ティッシュ
サングラス←途中で置き忘れた!
財布
カメラ
<着替え>
長袖シャツ(フェニックス)
スキンメッシュTシャツ
ウール長袖シャツ(ibex)
ソックス(2足)←もう1足あっても良かった
サンダル(帰る日用)
Tシャツ(帰る日用)
下着(帰る日用)
短パン(帰る日用)
靴下(帰る日用)
<食料>
アルファ米(2袋)
マジックパスタ(1袋)
マルタイ棒ラーメン(2食)
サラミ(2本)
柿ピー←途中で購入
ジェル(4つ)
グミ(1袋)
キャンディー
<その他>
英語の本
ペットボトル←1つあると水場で便利
アルファ米作る時も便利]]>
後立山2013(4日目)
http://rundrink.exblog.jp/20325324/
2013-09-03T18:23:00+09:00
2013-09-03T18:58:37+09:00
2013-09-03T18:24:13+09:00
makani_tomo
昇る・登る
今日の行程は、4日間の中で一番長く、かつ夜は魚津で会合が予定されているため、念のために早出することにしました。2時半に起きて、マルタイの棒ラーメンを作ります。周囲はまだ寝ている様なので、静かに荷物を片づけて、さてスタートです。
03:30 朝日小屋スタート
スタートしてすぐに、忘れ物が気になって、荷物を下して確認。忘れ物なし。暗い中を朝日岳を目指して登ります。眼下には入善あたりでしょうか。夜景がきれいです。しかも、かなり近くに見えます。でも今日の行程は1100分(朝日小屋~親不知)です。昨夜、小屋のおばさんにも、コースタイムの50%くらいの人でも10時間はかかるよって言われました。たぶん、12時間くらいはかかると想定し、3時半スタートにしたのです。
04:04 朝日岳
まだ暗いので眺望はなし。もう30分遅くスタートしても良かったかな。
朝日岳を下り、五輪高原との分岐で、少し迷います。明るければ、全く問題ないのだと思いますが、暗いとこういうことも起こります。数分ウロウロして見つかりましたが。
しばらくは下りです。木道も多いのですが、木道がなくてぬかるんでいる箇所も多い。この日は、とにかくぬかるみに難儀しました。
少し日本ではないような風景の中を進みます。振り返ると、こんな感じ。
06:37 黒岩山分岐
黒岩山の下で、栂海新道と中俣新道の分岐です。
黒岩山の先で、登ってきた男性にすれ違いました。結局、この日すれ違ったのは、この男性のみ。足元を見るとスポルティバのトレランシューズ。お互いに眼があったのですが、挨拶のみで会話せず。きっと親不知を昨夜出てきたのではないでしょうか。その後、栂海山荘に泊まった人に聞いたところ、そういう男性はいなかった様です。なので、やはり親不知から一気に登ってきたのではないでしょうか。
07:32 サワガニ山
栂海新道をサワガニ山岳会の名前を付けた山。サワガニはいません。蛇は多いですね。
犬ヶ岳を目指しますが、やせ尾根が続きます。かなり苦労して道をつなげたことがうかがえます。犬ヶ岳の手前で、沢の水場まで往復します。冷たい水が、気持ちいよい!
08:33 犬ヶ岳
犬ヶ岳は、大きな山です。少し下ると栂海山荘なので、そこで少し休憩することにしました。
08:48 栂海山荘
ここまでのコースタイムは550分のところを318分。ぬかるみを極力避けながら歩いているので、無駄な時間を使っています。短縮率で60%を切れているからOK。
ここで、サラミソーセージを食べ、アルファ米の五目御飯に水を注ぎます。
急な下りの後は、白鳥山に登り返し。途中の下駒ヶ岳は、なかなか厳しい登り。下山している気がしないなぁ。
11:04 白鳥山
山頂には避難小屋が。中では男性2名がおしゃべり中。さて、ここでご飯。靴を抜いて、靴下も脱いで足を少し乾かします。岩に右足親指をガツーンとぶつけたので、てっきり黒爪が剥がれたかと思っていましたが、無事でした。なんだかんだと20分くらい休憩しました。
ここまで来たら、親不知までのコースタイムは5時間くらいですから、遅刻せずに魚津に行けることがほぼ確実になりました。というわけで、安心して進みます。
小屋の中にいたおじさんと話したら、前に3組ぐらいいるようです。みなさん、栂海山荘に泊まっていたとのこと。さて、追いつけるかな?
ここから先も、まだぬかるみ地獄。魚津では一応ホテルに泊まるので、あまり靴がドロドロじゃない方がいいんだよな....と、思いつつも容赦のないぬかるみ地獄。栂海新道というより、「ぬかるみ新道」だなと、馬鹿なことを考えながら進んでいると、阪田峠の手前の金時坂で女性1名に追いつきました。
さて、阪田峠。男性2名組が、休憩中。休憩というより、停滞中?先を見ると、猿の集団。ボス猿らしき猿が、道のど真ん中に座り込み、にらみを効かせています。この状態は進めないなぁ。僕もじっと立ったままにらめっこ。猿は見えているだけで5匹ほど。
今回、猿に悩まされるのは2回目。まいったなと思い、ポケットから地図を出したところ、地図を入れているビニールに陽が当って光ったのでしょう。猿が逃げていくではありませんか。これはありがたい。この隙に通り抜けるべし。でも、ちょっと怖かった。
ここから先は、小さな登りをはさみながら、サクサク進みます。そして、日本海が見えてきたら、ゴールはもう近い。最後の最後に男性1人に追いつきました。
14:18 親不知
いやぁ、長かった。朝日小屋から10時間48分。コースタイム1100分のところを648分なので、60%弱ですね。いい感じです。
ホテル駐車場のトイレで顔を洗い、自販機でコーラを買って自分にご褒美。タクシー会社に電話して迎えに来てもらい、親不知駅までGO!駅では、電車を待つ間にシェルターを乾かします。晴れていれば、すぐに乾きます。
電車で40分。1年ぶりの魚津駅。マンテンホテルまでは歩いて数分。きれいなホテルです。フロントでおしぼりを手渡された時には、やはり臭い?と思いましたね。上着だけは、きれいなものに着替えていたのですけどね。でも、横を見たら皆さんにお出ししていました。
部屋に入り、シャワーを浴びて、帰り用の服に着替えたら、明日の朝早いかもしれないので、お土産を買いに。魚津土産を買うのは初めてでしたが、何となく「河内屋」というかまぼこのお店に入り、会社などへのお土産購入。
その後、18時からは、TJAR実行委員の畑中さんと、魚津の関係者の方々と来年のTJARに向けた打ち合わせ。打ち合わせの後は、ホテルで大浴場に入り、再び畑中さんと部屋飲み。
翌日は、来年に向けた視察を行い、昼前の特急で東京に帰ってきました。(もちろん、会社直行)
いやいや、本当にお天気に恵まれて、充実した山旅ができました。大きな怪我もなく、筋肉痛すらありません。肉刺もほとんどできず。やはり、雨に降られなかったというのは大きいですね。
来年のTJARを見据えたいい練習になりましたし、実行委員として準備も1つ進んだ印象です。魚津の方々がとても熱心に支援してくださるのが、本当にありがたいです。いい大会にして、少しでも恩返しがしたいものです。]]>
後立山2013(3日目)
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2013-09-03T17:05:03+09:00
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makani_tomo
昇る・登る
05:30 不帰岳避難小屋スタート
雨はやんだのですが、下草が濡れているので、ほどなく膝から下はびしょびしょ。もちろん、レインウェアは着ているので、いいのですが、シューズも靴下もぐっしょり。ま、そもそも昨日夕方、渡渉で濡れて、完全に乾いてはいないのですけどね。
清水岳に登る途中、眼下に魚津の街が見えました。
07:02 清水岳(しょうずだけ)
コースタイム150分を90分ですから、アサイチなのにパッとしないスタートです。エンジンのかかりが悪いなぁ。
ここから何気に長いのです。小旭岳、旭岳を巻き、白馬の稜線に登る前は雪渓を歩きます。
08:30 白馬岳下分岐
コースタイム120分を90分です。コースタイムが厳しい設定かな?ここで、カッパを脱ぎ、少し腹ごしらえをして、鑓ヶ岳までピストンです。お天気が良くなってきました。と、ここである重大な忘れものに気付きました。サングラスです。不帰岳避難小屋前でビバークした時に、どうやら草むらの中に置き忘れてきたようです。ショック!長年愛用してきたのですが...昨年のTJARで眼がおかしくなって以来、眼に掛ける負担を軽減すべく、なるべくサングラスを使うようにしていたのです。さすがにここから取りに戻るのは...往復6時間?荷物を置いたとして5時間?今日の予定が大きく狂うので、サングラスはあきらめました。
気を取り直して、鑓ヶ岳に向かいます。途中のピークから、白馬岳を眺めます。
戻る途中、docomoがつながるポイントがありました。ここで、岩陰にしゃがみこんで、メールタイム。(白馬山荘では、意外とつながらないという事前情報があったので。)チェックして、必要なものには返信を入れて、会社にも電話を入れました。こんなところまできて仕事してしまうのが、サラリーマンの悲しさ。まあ、仕事あっての山登りですからね。仕方ない。
11:11 白馬山荘
白馬山荘に到着です。「しろうま」ではなくここは「はくば」山荘なのですね。800人収容できる日本最大の山小屋です。さすがに立派!
レストランも立派。山小屋ではなくホテル並みですね。早速、「レストラン スカイプラザ白馬」で昼食です。まず、ビーフカレーと缶ビール(ロング缶)
この立地を考えると1050円は安いかも。
そしておでんを追加。
食べることができる時に食べておけ!が、TJARでは鉄則です。さらに、夜のおつまみ用に、柿ピーを購入。トイレに行って、さあ、北上です。
12:13 白馬岳
山荘からは10分ほどで山頂です。
ここまでは人が多いのですが、北上する人は少ないようです。
12:34 三国峠
白馬大池方面から登って来る人はいますね。なので、三国峠を過ぎてからは、ほとんど人に会いませんでした。
13:22 雪倉岳避難小屋
お昼ご飯を食べてからは、なんだか調子が出てきました。やはり、温かいものを食べるのは大切ですね。
13:51 雪倉岳
白馬岳からのコースタイム170分のところを98分。60%を切っているのでOK。
ここから、荒涼とした景色が続きます。平坦な地形は、歩くには楽なのですが、ガスにまかれたり夜間だと一転して難しい道に変わります。そういう時にありがたいのが、ケルンです。
こういう目印を見落とさないように。ま、この日はまだ明るかったですし、ガスも出ていないので全く問題ありませんでしたが。
赤男山を巻いて、しばらく進むと分岐です。右に進むと朝日岳、直進すると水平道を経て朝日小屋に向かいます。僕は、水平道に。
木道が続きます。ここは、7月下旬に開通する様です。しかし、その時期でも雪がずいぶん残っている様ですね。さすがに8月下旬になれば、ルート上に雪はありませんでした。でも、水平道は水平じゃありませんよ!騙されましたね。朝日小屋のHPを見るとちゃんと「アップダウンもあります」と書いてありました。まあ、大登りがあるわけではないですけどね。そろそろ疲れてくる時間ですから、ノロノロと登るわけです。
16:18 朝日小屋
ほぼ予定時刻に小屋に到着。よかった、よかった。白馬岳からのコースタイム395分のところ245分ですから短縮率62%。後半だと考えれば、まずまずでしょう。
テン場代を払い、缶ビールとカップラーメンを食べます。外は少し寒いような気がしたので、きれいな自炊室でいただきました。
そして、シェルターを張り、休む準備を整えます。テントは5張くらいかな。
小屋に戻り、焼酎を2号買い求めました。(500円×2)ペットボトルに入れてもらい、シェルターの中で、白馬山荘で買った柿ピーつまみながら、ポリポリ。気付いたら、寝ていました。]]>
後立山2013(2日目)
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2013-08-31T13:06:00+09:00
2013-09-02T20:10:12+09:00
2013-08-31T13:06:20+09:00
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昇る・登る
眠ると言っても、あの強風では、なかなかグッスリ眠れるものではありません。ゴーゴー、バタバタの繰り返し。シェルターは風で歪むし。まあ、仕方ないですね。
かなり冷え込んできたので、ガスでお湯を沸かして飲みます。(コーヒーを持ってくるのを忘れた!)温かいものを身体に入れるだけでも違いますね。そしてまた横になります。
朝は5時スタートと考えていたので、4時には起きて、準備をします。まずは、山の定番「マルタイ棒ラーメン」を作ります。山用の製品もありますが、使う水の量が少なくて済むノーマル製品が好みです。
その後、着替えて、コンタクトを入れ、荷物をパッキングし、トイレに行ってスタートです。
05:00 五竜山荘スタート
十分に休んだので、コンディションは問題なし。朝の気持ちの良い空気の中を進みます。振り返ると、昨日は全く見えなかった五竜岳の姿が。
そして、これから向かう唐松岳。
唐松岳が近づくに連れて、かなり道も険しくなってきます。垂直に近い登りやクサリ場も多数。なかなか気を抜けません。朝早いので、あまり登山客がいないので、すれ違いにあまり時間はかかりませんが、場合によってはかなり待ち時間もかかるでしょう。唐松山荘の直前まで、そんな状況が続きます。
06:37 唐松山荘
ようやく山荘に到着。この区間コースタイム150分に対して97分ですから、あまり短縮できませんね。こういう箇所は仕方ありません。安全第一ですから。山荘前では、20人くらいの団体パーティー(おそらく、ツアー)が準備運動。この人たちとあのルートですれ違わなくて良かった!
06:51 唐松岳
小屋にザックを置いて、カメラだけ持って唐松岳をピストン。
ここから北に、不帰キレットが続きます。かなり、迫力あります。
そして、今朝たどってきた山並みを振り返ります。
そして、剱岳方面
ひとしきり楽しんだら、小屋まで戻り、コーラを飲んで少し腹ごしらえをします。昨夜作った山菜ごはんの残りを食べます。(基本的に、アルファ米1袋を夜と翌朝の2回に分けて食べます。)
7時半に、唐松山荘を出発です。ここからが、ある意味で今回の山旅のメインディッシュです。2年前にチャレンジしようとして、時間の関係で断念したコース。そう、祖母谷温泉に向かうのです!標高2620mから780mまで下ります。昨日スタートした扇沢が1400mくらいですから、ずっと下まで下ることになります。
唐松山荘のテン場の間を抜けて、唐松岳をトラバースするように下り始めます。それにしても、か細い道で、不安になります。
写真の中ほどに、か細い道が写っているのがわかります?かなり危なっかしい道ですが、時々そんな道には不釣り合いなくらい立派で新しい鎖が出てきます。これまた、下りの割にはスピード出ません。1時間半くらい下って、ようやく水場への分岐です。素通りするつもりだったのですが、分岐で休憩していた登山者が、水が冷たくておいしかったですよ!というので、ザックを置いてペットボトルだけ持って沢に下りました。確かに、冷たくて気持ちがいい。顔も洗ってごくごく飲んで、リフレッシュ。沢にはもう一人いて、のんびり一服していました。
08:58 大黒銅山跡
銅山跡だけに、土が赤茶色しています。餓鬼谷では、明治末期に銅山が発見され、大正時代に銅が採掘されていたようですね。白馬村から大黒岳を越えて道を整備したというのですから、すごいものです。そして、採掘するだけではなく、精錬所を建てたというのですから、ビックリです。
さて、ここから餓鬼岳に登り返しますが、やせ尾根の連続です。植生があるので、一見安全に見えますが、踏み外すと死にはしないもの、怪我は免れません。そして、暑くなってきた。。。
それでも途中の避難小屋までは順調に行っていた気がしたのですが、そこから先が長かった。なかなか標高が下がりません。南越沢に沿って下りますが、小刻みに登ったり降りたりの繰り返し。お腹すいたなぁ...
12:30 祖母谷温泉
唐松山荘をスタートしてちょうど5時間で祖母谷温泉に到着です。やっとです。ここのコースタイムは510分ですから、短縮率60%弱です。いやいや長かった!
小屋を訪ねると、張り紙が...「食事は、土日のみです。」ガーン!やられた。しからばと、ご主人に「カップラーメンか何かありますか?」と聞いたところ、「どこから来たの?五竜?すごいね~。何食べたい?作ってあげるよ。」とやさしいお言葉。お言葉に甘えて、ざるうどんを注文。その間に、まず缶ビールを1本飲んで、温泉に入ります。脱いだTシャツは、ロープに干して、シューズも乾かします。シェルターも乾かします。
温泉では、白馬方面から下ってきた単独の男性と一緒になりました。聞くと、白馬からの道は悪いとのこと。特に沢を渡るところで、沢が崩れてガラガラになっているとのこと。「僕なら、お勧めしませんね。」とりあえず、あとから考えよう。
温泉につかって、のんびり。さっぱりしたところで、大盛りざるうどんに缶ビール!今回の山旅で一番美味しかったな!
お腹一杯になったところで、ご主人と話すと、やはり沢を越えるところが危険とのこと。ただ、行って行けないものでもないようです。もうひとり、下りてくる途中の人もいるので、その人にも話を聞くということで、まずは行ってみることに。
13:40 祖母谷温泉スタート
登山口の整備に出かけるご主人と歩きます。登山道の入り口は、林道を10分ほど登り、大きなトンネルの様なものが見えたら、その左わきに入っていきます。写真に写っているのが、ご主人。
そして、枯れた沢(名剣沢)に出たら、対岸の上方にある札を目印に進みます。
ここから先は、ひたすら登るのみ。迷うところはありません。もうすぐ沢...ということろで、ようやく下山してきた男性に出会いました。やはり、崩れた沢が危険とのことでした。でも、この人もこの荷物背負って来れたのだから、なんとかなるだろうと高をくくり、先に進みます。
結局、かなり危険に感じたのは1ヶ所。たしかに、ガレガレです。温泉で話を聞いた男性も、小屋のご主人も、少し下って渡りやすいところを渡り、少し登り返す...と言っていましたが、それはそれでガレガレしているので、なかなか危険でした。結局、ガレガレ部分が一番短くなる直進を選びました。ただし、沢を渡る際に、濡れてしまいます。ここは、安全を優先して濡れる方を選びました。
その後も、上手く飛ばないと濡れる沢がいくつかあったのですが、一度濡れてしまえばあとは同じですね。
全部で、7回か8回渡渉したでしょうか。やれやれと思ったのですが、まだまだ登りは続くのです。目的地まではコースタイムで300分です。途中、渡渉でずいぶんタイムロスをしています。そして何より疲れてきています。足取りが重くなり、ばて始めた頃ようやく避難小屋が現れました。
17:20 不帰岳避難小屋
祖母谷温泉から3時間40分も掛りました。
まず、水場に下りて、水を確保。満タンにします。そして、避難小屋の横にシェルター設営。下が草なので、なかなか快適。風もなくて穏やかです。今夜は、お湯を沸かしてマジックパスタ。やはり、温かいものを食べるとホッとしますね。
今夜は風もないのでグッスリ眠れるぞ...と思ったら、そうは問屋が卸しません。キーキーなく猿の声がうるさいのです。そして、暗くなったら、シェルターの近くにまで来ている様子。しかも数匹。これは、正直怖かった。
しばらくして、いなくなったと思ったら、今度は雨!まあまあ、強い雨でした。ま、これは想定の範囲内。猿よりよっぽどいいです。雨は降ったものの、標高が昨夜より低い分、グッスリ眠れたような気がします。]]>
後立山2013(1日目)
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2013-08-30T17:48:37+09:00
2013-08-30T17:49:03+09:00
2013-08-30T17:49:03+09:00
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昇る・登る
本当は電車の方が少し安いのですけどね。乗り換えなく扇沢まで行ってくれるのはありがたいです。バス代は6000円。ネット決済で5900円でした。
8月24日
23:10 新宿発
コンビニでビールと明日の朝食を買ってバスに乗り込みます。隣の席が空いていてラッキー!と思ったら、八王子で男性が乗ってきました。乗客の80%くらいは登山かトレッキングの人でしょうか。
8月25日
04:50 扇沢着
下山してきて帰りのバスを待つ学生たち以外は、バスから降りた我々。5名くらいでしょうか。その中に、分水嶺も出ていたOさんがいて、少しお話しました。その後、相前後して進むことになります。
おにぎり食べて、水を補給し、トイレに行って準備を整えます。最後に、ホットコーヒーを飲んでスタートです。
05:30 扇沢スタート
道路をしばらく下ります。駐車場を通過し、沢にかかる橋を越えたら、左手に柏原新道の入口があります。
しばらくは、急登が続きます。しかし、基本的に好く整備されていて、歩きやすい道です。何名か追い抜きます。車で来られている方々でしょうね。扇沢から鹿島槍往復なら1日でできそうですね。途中雨が降り始めたので、カッパを着ます。
先に出たOさんの姿は見えず。自分よりも大きなテント縦走スタイルですが、速い!
07:38 種池山荘
かわいらしい小屋です。ベンチにOさんの姿。どうやら小屋で何か食べようとしていたのだが、いまはカップラーメンもないとのこと。僕は、カッパだけ脱いで先に進みます。
08:19 爺ヶ岳
概ねコースタイムの50~60%のペースで進みます。ま、序盤ですから飛ばしすぎてもダメですしね。爺ヶ岳を越えると、鹿島槍の姿が大きくなってきます。
だんだん人も増えてきます。このあたりは、あまり危険なところもないので、人気もあるようですね。
08:55 冷池山荘
ここで、トイレ休憩。小屋の中のきれいなトイレでした。山荘の先は、お花畑が広がります。女性客が多いわけです。しかし、鹿島槍への登りは、そう甘くはありません。大きな山です。山塊という表現の方がふさわしいかもしれません。一歩一歩登ります。
10:11 鹿島槍ヶ岳(南峰)
いや、絶景です。お天気も良く、最高です!高度感もたまりません。
北峰とその先の八峰キレットです。ナイフリッジが続きます。ゾクゾクしますね。
南峰からの下りもなかなかスリリングでした。自分くらいの荷物でも、冷や冷やするのに、もっと大きなザックの人はどうなんでしょ?
北峰の下に荷物を置いて、ピストン。頂上から下を見ると、かなりスリリング。
さて、いよいよ八峰キレット。基本的には、確実に足を置き、手も使って3点支持を守っていれば大丈夫です。あわてないことが肝要でしょう。ただ、お天気が悪くなると状況はかなり悪くなると思われます。強風も嫌ですね。
11:38 キレット小屋
ハシゴが続いたそのあとに、ひょっこりキレット小屋が現れます。よくこんな狭い場所に建てましたね!小屋では、途中で追い抜いて行ったOさんが先にお食事中。僕もカップラーメンとコーラをいただきました。唐松小屋まで行くというOさんとは、ここでお別れ。親不知に抜けるようです。
五竜岳も大きな山です。午後になり、だんだんガスが出てきました。ナイフリッジが続く、気が抜けないルートです。とにかく、安全第一ですから、スピードはあまり考えず、確実に進むことに専念します。
14:17 五竜岳
ルートから、少し歩いて山頂まで行きます。
残念ながらガスガスで、景色は見えず。なので、そそくさと下ります。
14:48 五竜山荘
本日は、ここのテン場に泊まります。テン場代500円を払い、シェルター設営。その後、カップうどんと缶ビールを買って、小屋の中でホッとひと息。食堂はにぎやか。大勢泊まっている様ですね。シェルターの中で飲むためにウイスキーでも買おうかと思いましたが、ちょっと我慢。
16時には既に寝る体制。隣では、テントの設営に苦労しています。というのも、すごい風なのです。稜線上だから仕方ないのですけどね。僕も、ブロックをシェルターの中に持ち込んで、重し代わりにしました。
テントの中では、英語の勉強。そう、時間があると思っていたので、小さなテキストを持ってきたのでした。
そして、強風の中眠りにつくのでした。]]>
明日から北アルプス
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2013-08-23T20:08:31+09:00
2013-08-23T20:08:45+09:00
2013-08-23T20:08:45+09:00
makani_tomo
昇る・登る
今回は、後立山へ!
以下、今回の予定です。
24日(土)
新宿→扇沢
25日(日)
扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→五竜山荘(露営)
26日(月)
五竜山荘→唐松岳→祖母谷温泉(温泉に入る)→不帰岳避難小屋(露営)
27日(火)
不帰岳避難小屋→清水岳→杓子岳→鑓ヶ岳→杓子岳→白馬岳→三国峠→雪倉岳→朝日小屋(露営)
28日(水)
朝日小屋→朝日岳→犬ヶ岳→菊石山→尻高山→親不知→(電車)→魚津(打ち合わせの後ホテル泊)
29日(木)
魚津→富山→越後湯沢→東京
コースタイムは、915~1160分。3日目は、無理やり900分オーバーにしています。
なので1日の行動時間は、休憩込みで、だいたい9~10時間くらいでしょうか。
基本的に、夜間行軍はしない予定。
もっとも、お天気次第ですから、なんとも言えませんが。
現在は、かなり荒れているようですが、日曜日からは持ち直すとの予報。期待してます。
28日には、魚津の方々と来年の大会に向けてのミーティングがあるので、予定通り下山しないといけません。安全確実に行きますよ。そして、楽しんできます!]]>
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