『聖灰の暗号』上・下
帚木蓬生
新潮社
各1500円+税
書籍の増加に歯止めをかけるべく、以前は全く制限していなかった書籍の購入を、ここ1年厳しく制限しています。特に、将来的に文庫本になる可能性のある書籍については、原則購入しないことにしている....のですが、買ってしまいました。
帚木蓬生さんの作品は好きなんですよ。特に、歴史とミステリーを融合させた作品(『総統の防具』など)が好きです。夏休みだからいいかって言う、わけの分からない理由で購入してしまいました。
やはり面白かった。タイトルから、キリスト教の関する話だということは分かりましたが、カタリ派だとは。ピレネーの山を越えるシーンなど、う~ん行ってみたい!と思いました。
帚木蓬生さんと同様に佐藤賢一さんの作品も好きです。佐藤賢一さんにも、カタリ派の悲劇を題材にした『オクシタニア』という作品があります。こちらも、面白いです。
足の腫れは引いてきたのですが、まだ右足首の捻挫が完治していません。ランニングできない間は、ジムでバイクでもこぎながら、読書でもしようかなと思っています。