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揉んでもらいました!

膝痛を抱えている話は、以前から書いているとおりです。
さかのぼれば、2年ほど前にフルマラソンを目指して走り始めた時から、長く走ると痛み、休み、また走ると痛み...ということを繰り返してきました。

もちろん、その間整形外科にも行き、まずは骨に異常がないことだけは確認していました。もっとも、診察の結果は「20キロ走ったんですか~。使いすぎですね。しばらく走るのを休んで、痛みが続くうちは、湿布でも貼っておいて下さい。」というもの。どの病院に行ってもだいたい同じです。

しかし、一度、専門の先生に診てもらいたいなと思っていたのです。いわゆるスポーツ外科を持つ大学病院か、あるいはスポーツ専門のトレーナーか。そんな時、『トライアスロン・JAPAN』(2月号)を見ていたら、トライアスロン選手関根明子さんのご主人が、スポーツマッサージをやっているという情報を見つけました。

おお!これぞ求めていた人!
スポーツ選手のことをよーくわかってくれている人でしょう。
大学や実業団の選手なども通っているようですし、大会などに帯同することも多いようです。

そこで、早速電話で予約をして、本日午前半休を取り、行ってきました。
関根スポーツマッサージ治療院
西東京市の田無というところにあります。
最寄駅は西武新宿線の田無駅になります。

まず、簡単な問診の後、Tシャツ・短パンに着替え、ベッドに寝転びます。
僕の場合左膝なので、左足から筋肉の状況を診てゆきます。
左足の後、右足、左上体、右上体、最終的には首まで丹念に状況を診てもらいました。そして、いろいろなことを教えていただきました。

【基本のこと】
・身体のどこかが痛い時、その原因の多くは、患部以外のところにもある。
・特に膝は、その構造的に不安定であるから、身体の様々な部分のゆがみやひずみが、膝への負担となって痛みに至ることが多い。
・特に重要なのは、「体幹」すなわち、上半身の状態である。体幹の状態を正常に戻すことによって、足の状態が良くなることは多い。
・頭部の乗り方も重要。

【診断】
・左をかばっている結果、右足が左に比べて2cm短くなっている。
・足の筋肉は、しっかり付いているし、柔らかくて良い。早く走れそう。(←ウレシイ)
・しかし、左右で言うと、左足の筋肉、特に大腿の内部筋に固い部分がある。
・大臀筋の一部に堅いところがある。
・左上半身の筋肉が堅い。

【結果】
・原因は主に足にあるのではなく、上半身の筋肉の堅さにある。
・足の筋肉も付いているが、一部堅いところがあり、筋力を発揮できていない。
・このままだと、右に負荷が掛かり続け、いずれ右膝も痛くなる可能性がある。

【方向性】
・筋力を付けるよりも、身体全体の柔軟性を高めよう。(特に左半身)
・マシンによる筋力トレーニングは、良くないのでやめよう。トレーニングは、なるべく全身を使うものがよい。
・日々の階段昇りは良いトレーニング。半身浴→スクワット→ストレッチという流れも良い。筋力トレーニングはこれで充分。
・水泳は良い全身運動。
・生活の中でも左を使う動きを積極的に取り入れよう。(普段右手ですることを、左手でしてみるとか)

そんなわけで、1時間ジックリ診てもらいました。
次回は、鍼治療も行う予定。
定期的に通うことにしました。
ちなみに、1時間の治療費は、5500円です。(学生さんは4500円らしい)

いまはまだ揉みかえしが少しありますが、なんだか身体スッキリです。
そうそう、左右のズレは、治療後0.5cmまで戻っていました。
by makani_tomo | 2006-01-26 14:53 | 走る
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by makani_tomo
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