音楽界のウルトラランナー
指揮者の岩城宏之さんが、お亡くなりになりました。
N響の正指揮者であったこともあり、僕にとっては、日本人の指揮者の中では最も親しみのある指揮者でした。病気をされてからは、なかなか演奏を聴きに行く機会を逸していたのですが、もう2度と生の演奏が聴けないかと思うと、残念です。 岩城さんの近年の話題と言えば、大晦日のベートーベン全交響曲(1番~9番)の連続演奏ではないでしょうか。上野の東京文化会館で行われるこの演奏会は、大晦日の昼から約10時間かけて行われます。まさに、クラシック界におけるウルトラマラソン的コンサートです。 大病を克服してからはじめた、このウルトラコンサートは、岩城さんにとっては「生との対峙」的な意味合いがあったのではないでしょうか。10時間、集中し、そして指揮を続けることは、その一瞬一瞬に「生きている」ということを感じながらの所業であったような気がするのです。 僕も、走りながらいろいろ考えることもあります。考えていると、意外と辛さを忘れるものです。あるいは夢中になっている時は、頭の中に音楽が流れています。岩城さんの指揮かどうかは別にして、クラシックが多いですね。 8月の奥武蔵は、僕にとって初めてのウルトラマラソンになります。(ひとりTTRの60キロというのは、一応未公認記録なのでね。)MP3プレイヤーを持っていないのですが、どこかで安いのを調達して、岩城宏之指揮のベートーベンの交響曲を聴きながら走ってみようかな。 【今日の階段】 3本(連続),3672steps,679m 【今月の階段】 26本,31824steps,5887m 夜は、宴会があり、鍛錬できずに3本のみ。 それ以前に、朝かばんを開けてみたら、「Tシャツ,短パン,靴下」のセットが入っているはずのところが、「Tシャツ,Tシャツ,靴下」ではありませんか!Tシャツ穿いては昇れません。仕方なく、チノパンにレザースニーカーのまま、上だけTシャツに着替えて昇りました。 レザースニーカーですが、いつものものではなく、ややスタイリッシュですが、ソールが薄めのもの。通常のスニーカーがレオナだとすれば、これはハイランダーか?薄いソールが、足に同影響を及ぼすか確認しながらの3本でした。
by makani_tomo
| 2006-06-14 11:08
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