『時のみぞ知る 上・下 ~クリフトン年代記第1部~』
ジェフリー・アーチャー
戸田裕之 訳
新潮文庫
上巻704円
下巻662円
昔から大好きなジェフリー・アーチャーの作品です。しかも、彼の得意とする大サーガときたら、読まないわけにはいかないでしょう。富士山頂往復マラニックの往路は、在来線利用なので、ひまに違いないと持って行きました。
時代は1920年代のイギリスの港町ブリストル。調べてみると、現在でもかなり大きな都市で、しかも美しい街の様です。
彼の作品には、癖があるけど魅力的な人物が登場します。この作品では、オールド・ジャック・ターがその役回り。物語の鍵にもなる人物です。
既に第一部でも波乱万丈の展開に。この後、どうなるのか楽しみです?そして、舞台はアメリカに移るのか?
第1部とあるように、これから第2部、第3部と続くようです。既にイギリスでは第3部まで刊行されているとのことで、早く読みたいですな。英語ならkindle版もあるようです。過去の例からいって、英語版を読み終わるまでに邦訳版が出てしまうのですよね。もっと、サクサク読めればいいのだけど。悩ましい...しかし楽しみです。