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少しはマメに書こうと思いつつ、なかなか書けていませんが、大きなレースだしもしまた出ることがあったら参考になるだろうから、書いておきます。
UTMF2014参戦記 予定では、青梅高水とハセツネ30kで少し足慣らしをしてから出る予定でした。ところが、青梅高水は体調不良によりDNS、ハセツネ30kは仕事でDNSと開幕戦からいきなり2連続DNS。というわけで、今シーズンの開幕戦は、いきなりの100mileとなりました。 長いのは好きだし、大半のコースは2年前に走っているし、何とかなるでしょう。え?距離延びているの?関門時間早くなったね...明らかに、遅い人を天子に入らせない関門設定ですな。ま、ある意味妥当とも言えますが。 金曜日に休むとなると、木曜日の残業は免れません。それでもなんとか21時頃には切り上げて、サクッとご飯を食べて帰りました。一応、荷物の準備は出来ているのでね。 前回との違いは開催時期。約1ヶ月早いので、きっと寒いだろうと防寒対策はバッチリ。 4月25日 06:30 起床。着替えて、軽く食べて、トイレに行って... 08:00 近くに住んでいる内田さんとの待ち合わせ場所に到着。お世話になります。 10:30 駐車場着。まだ空いていますね。 11:00 シャトルバスの乗って会場へ。 11:30 受付&装備チェック。前よりも装備チェックが簡素化されている? 参加者が増えているから? その後、荷物を置いて腹ごしらえ。吉田うどんと馬モツ煮込み。 ついでに、おにぎりも買っておく。(これは、スタートまでの間に食べておく。) 何人もの知り合いに会う。選手だったり、応援だったり。 ミチヒロさんにも会えました。 内田さんと湖の近くに移動して、ゴロゴロ。 陽が陰ると風が少し冷たく感じます。 夕方ひと雨降りそうな雲。 14:00 荷物預け(置いていく荷物&ドロップバッグ) 14:30 微糖のコーヒーを飲む 開会式。少し雨がパラつくが平気。 15:00 スタート 長い旅の始まりです。 割合前の方にいたから、スタートロスは18秒。 ま、ここで急いでも関係ありません。先は長いのです。 スタート直後は、おしくら饅頭状態。スタートのさせ方には、工夫の余地ありですね。 橋を渡って、林道に入ります。前回同様、序盤はキツイです。あせっても仕方ないので、歩きも入れてじっくりと。途中で、木村君と遭遇。相変わらず無駄のないフォーム。 シングルトラックに入ると、さほど走ることもなく、下りに入ります。ガンガンと下り、市街地に入ります。 A1in 17:22 前回が、17:13でA1に入っています。スタート地点が違うことを考えると、ほぼ同じペースですね。ただし、滞在時間は短かった。少し飲んで、ハイドレに補給してスタートしました。 ここからは、前回よりも走れなかった。まだ明るいし、集落だし、もう少し走れても良さそうなもの。全くエンジンかからず。ずいぶん多くの人に抜かれました。もっとも、順位などは全く気にしていませんが。 杓子の途中で、上着を出して、ライトも装着です。ここの登りはキツイとわかっていたので、精神的なダメージはなし。しかし、下りでの渋滞には参りました。足を休めることにはなりましたが、前回はここまでひどくはなかったよね? ようやくA2に到着。ここでも、少し飲んで、ハイドレは補給せずスタート。 A1から80人くらいに抜かれていますね。 A2out 20:47 A3までは短い区間。じっくり進むのみ。街に降りて、自販機が気になります。どうして自販機禁止なのだろう。プライベートエイドを頼める人は、好きなものを飲んだり食べたりできるのに、それ以外の人は通常エイドのみ。通常エイドで冷たい飲み物は望めない。しからば、全員に利用のチャンスがある自販機を解禁すべきではないか?強く、そう思います。 A3in 21:43 前回と少し位置が変わっていましたね。ここでは、ヤコちゃんに会えました。友達の応援をしているのだとか。コロッケを食べました。汁物が欲しかったな。 出る間際に、naoさんにも会えました。みんな、出場しないのに、応援に来てえらいな。自分も見習わなくては。ここのエイドは、エイドを出た直後の管理棟のトイレがおすすめです。 A3out 22:02 ここからしばらく、自販機の誘惑に駆られます。ひたすら登りなのはわかっているので、精神的なダメージはなく、淡々と登る。少し、登り方を思い出してきたか? 途中、左足のくるぶしにシューズが当たりだして、バンドエイドで対応。長いレースでは、違和感を感じたら早目の対応が肝要です。 A4in 01:07(すばしり) 前回より12分遅れは、想定の範囲内。上出来です。座って補給。やれやれです。 A4out 01:28 結局20分以上の滞在。このあたりが甘いのでしょう。10分くらいで切り上げることができるといいのですが。ここから先は、少し新しい道。 演習場に入って、大きく右に曲がり、登ると太郎坊。というイメージでした。しかし、この登りは厳しかった。スタッフにあと700mと言われてからが、延々と続く登り。もし、また出ることがあったら、記憶しておこう。 A5in 03:33 A5out 03:54 A5太郎坊での休憩は最小限と考えていたけど、実際は20分近くいたのですな。このあたりは課題ですな。休み方にもメリハリが必要ですね。 前回は、太郎坊着03:01でした。30分遅れです。若干ルートも違うし、仕方ないかな。 ここから水ヶ塚までは、よかった。睡魔に襲われていた若者と話したのをきっかけに、走りも交えて、グイグイ進みます。深夜は、話しながらに限りますね。 A6in 04:47 前回より大幅にタイムを更新できました。ここもサクッと通過。子供の国を目指します。 A7in 06:14 前回と7分差まで縮めました。ここで着替えて、リフレッシュ。お天気も良い。ここからのコースもわかっています。 A7out 06:53 40分滞在してしまいました。このあたりも課題ですな。20分くらいにしておきたいもの。 林道は、走れるところは走りました。無理のない程度に。送電線の下は、相変わらずでしたね。前回よりは、ダメージ少なかったですけど。訳の分からない家が出てきたら、もう最後です。 前回同様に、A8手前でトイレに寄ります。ここは、空いているし。 A8in 10:25 ここで初めて前回のタイムより早くなりました。前回は、10時44分。林道をこまめに走った効果ですね。武田さんのエイドを受けて、少しだけ横になって天子に入ります。 A8out 11:26 約一時間の滞在ですな。30分くらいにできるといいな。荷物チェックを受けてスタート。コース最大の山場ですが、前回のタイムを知っていたので、それを頼りに登ります。と、ほぼ前回通り。脚は衰えていないのか?いや、進化していないということか? にしても、雪見岳までは長い。ようやく下りに入ります。ここで、STYの1~3位の選手に抜かれました。このあたりから、お腹が痛くなります。前のエイドのスポーツドリンクが良くなかった?身体に力が入りません。 A9in 17:10 エイドに入る前に、トイレに。ああ、厳しい。エイドでは、初めて横になることにしました。シューズを脱いで、毛布にくるまって、少し仮眠しました。 A9out 17:46 頑張ってリスタート。ここからしばらくは走ることのできるコース。しかし、あまり走れない。ここで走ることができると、タイムが全く違うだろうなと思います。 貯水池からの登りは厳しかった。お腹も痛く、厳しい登り。竜からの下りも力入らず。本栖湖までのロードが、異常に長く感じました。本来であれば、ここは稼げる区間ですね。 (全く続きが書けておらず、ようやくです。) A10in 21:41 速攻で、トイレに駆け込みます。ふぅ~。 仮眠室は、別室でちゃんとしている。寝る前に何か食べようとして、物色。いま一つ触手が伸びない。こういう段階に来ると、個人サポートがうらやましいですな。好きなものをホイホイ出してもらっている。 そうこうしているうちに、仮眠室は満室に。仕方なく、スタート。35分の滞在でした。 A10 out 22:21 ここから樹海までは、基本的に未経験区間。ジックリ登ります。目を上に向けると、先行する選手たちのライトの明かりが。あそこまで登るのか...しかし、行くしかない。 途中、睡魔に襲われてフラフラしている選手(Tさん)を発見。朝のことを思い出し、話しかけます、そして、2人して話しながら進みます。これは有効。 途中、山本さんも合流。最大で4名くらいになったかな。樹海に降りるまで、なんとか無事にクリア。睡魔を追い払うには、誰かと話すに限りますね。こういう時、やはりチームは強いな。 樹海に降りたところで、Tさんは仮眠宣言。ということで、山本さんと2人で樹海に突入。しかし、睡魔が襲いかかります。2人でも眠くなります。「ちくしょー」とか叫びながら進みます。 樹海を抜けたところで、山本さんも仮眠宣言。バス停の様なところで、お別れしました。そこから先は、ロードと思いきや、またもや樹海。うゎ、だまされた。仕方なく進む。程なくロード。 半端なく寒い。山の上よりもよっぽど寒い。前はそうでもなかったのに。ロードでここまで寒いとは!歩きと走りを交えて進みます。苦しいロード。 A11 4:49 最後のエイドに到着。毛布があったので、少し仮眠。明るくなってからスタートしよう。 前回は、ここから先で苦しみました。でも、明るいと違いますね。さわやかというか、快適でした。ま、早くはないけど。相変わらず、どこかのエイドで合わなかったスポーツドリンクのおかげで、お腹は痛いです。あまり走れません。 ようやく、川口湖畔に。最後くらい走りたいね。というわけで、ゴール直前にトイレに寄りました。おかげでさまで、最後は走ってゴールできましたよ。 Goal 7:38:18 40時間35分でゴールしました。あまり、お腹が痛くなることがない僕としては、苦しいレースでしたね。そして、練習不足でもあったし。でも、完走できて何よりです。課題はあれど、現状把握はしっかりできました。そして、故障せずに完走することもできたのはよかった。これは、TJARの様な超長距離レースには大切なことなのです。 ゴール後、吉田うどんを食べ、ビールを飲み、風呂に入り、桜を愛でながら帰りました。 お疲れ様でした~。 #
by makani_tomo
| 2014-04-30 10:26
| レース(トレイル)
1月26日は、フォトロゲ石神井2014でした。今回で3回目ということになりますが、プレも入れると4回ということになります。
第1回大会は優勝、第2回大会は準優勝、そして今回は...コースディレクターであります。こういうエリアを区切ったロゲは、どうしても地元有利ですからね。今回は、完全にスタッフです。 昨年から週末に走る際には、面白いポイントがないか?意識して走っていました。地元の人でも知らないスポットはないだろうか?石神井や大泉学園の魅力を伝えられるポイントはないだろうか?どうしても、距離がわかっている決まったコースを走りがちですが、わざと普段行かないエリアにも足を延ばしました。 自分が優勝した第1回は、1時間以上時間を残して満点でしたので、エリアはもう少し広く取り、満点取るには「走る」必要があるセッティング。数ヶ所、わかりにくいポイントも入れておく。などなど考えました。想定は、優勝チームだけが満点。 で、その結果、優勝チームが「惜しくも1ポイント取れず」でしたので、ほぼ読み通りか。そのチームは、前日に世田谷ロゲで50kmくらい走ったと言いますから、万全の体調であれば、満点取れたでしょう。 それにしても、雨の予報にもかかわらず、雨は降らず。DNSもほとんどいないという参加率。スタッフは地元民+代々木RCの有志達が一丸となって対応。事故もなく、いい大会となりました。 「疲れた~、でも楽しかった~」という参加者の感想は、スタッフにとって最大の励みになりました。みなさん、本当にありがとうございました。 #
by makani_tomo
| 2014-01-27 15:29
| 走る
『殉教(マルチル)の刻印』
渡辺千尋 長崎文献社 1600円+税 本書は、かつて小学館から発行され、2001年の小学館ノンフィクション大賞優秀賞に選ばれた作品の復刻版です。 1597年に長崎県有家(ありえ)で制作された銅版画の謎を解き明かす試みを綴ったノンフィクション作品です。 偶然立ち寄った地元の美術館で開催されていた「渡辺千尋 -復刻の聖母-」展を見て、何となく興味を持って買った本です。 もともと、大学院で「情報メディア論」を教えており、印刷技術には興味があり、また渡辺氏と同じエングレーヴィングという手法を使う版画家の門坂流氏の小さな作品を持っていることから、銅版画には興味があり、そして渡辺氏と門坂氏は2人で展覧会を開催したことがあることを知り、何となく縁を感じたのです。 そして、ふと買ったこの本が、非常に面白かったのです。まだ1月ですが、2014年のベスト10には確実に入るでしょう。 殉教者と同じルートを、当時と同じ29日間かけて歩き通す著者の根性も好きです。 そして、この銅版画の謎を1つ1つ解き明かす緻密さ。これは、緻密な作業が求められるエングレーヴィングという手法にも通じるモノがあります。 そして、銅版画家ならではの視点で謎に迫るあたりは、かなり鳥肌モノです。 アマゾンでは古本しか出てきませんが、長崎文献社のHPからは注文できますので、興味のある方は是非読んでみてください。 #
by makani_tomo
| 2014-01-22 20:03
| 読む
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