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カテゴリ:昇る・登る( 116 )

後立山2013(持ち物)

備忘録として、今回の持ち物を書いておきましょう。
まる4日間の山旅で、こんな程度です。
あまり軽量化は考えていません。
ご参考まで。

<ウェア>
スキンメッシュTシャツ
半そでシャツ(青Kappa)
タイツ用下着
セミロングタイツ(CW-X)
短パン(モンベル)
パワーソックス(SKINS)
ソックス
シューズ(アディゼロXT3)←ボロボロになって、サイドに穴もあいたので、
              魚津のホテルで捨てた。
グローブ(夏用)←前半、岩をつかむ事が多くて破れた。
グローブ(雨用)←2枚持ってきて正解
手ぬぐい(生ビールに花火柄)

<装備>
ザック(AARN)←出発直前のイーストウィンド壮行会における
         オークションで8000円で落札したもの。
         前に大きな荷物を入れることができるのは、
         なかなかよかった。
ハイドレーション(プラディパス ビッグジップ)
ハンドライト(サンジェルマン)
ヘッドライト(サンジェルマン)
予備電池
携帯充電器
ストック(ヘリノックス)
シェルター(モンベル)
銀マット(ダイソー)
厚めのマット(山と道)
サバイバルブランケット
ガス(スノーピーク)
カップ(スノーピーク)
先割れスプーン(スノーピーク)
雨具(トレントフライヤー)
速乾タオル
ファーストエイドキット
ティッシュ
サングラス←途中で置き忘れた!
財布
カメラ

<着替え>
長袖シャツ(フェニックス)
スキンメッシュTシャツ
ウール長袖シャツ(ibex)
ソックス(2足)←もう1足あっても良かった
サンダル(帰る日用)
Tシャツ(帰る日用)
下着(帰る日用)
短パン(帰る日用)
靴下(帰る日用)

<食料>
アルファ米(2袋)
マジックパスタ(1袋)
マルタイ棒ラーメン(2食)
サラミ(2本)
柿ピー←途中で購入
ジェル(4つ)
グミ(1袋)
キャンディー

<その他>
英語の本
ペットボトル←1つあると水場で便利
       アルファ米作る時も便利
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by makani_tomo | 2013-09-03 18:52 | 昇る・登る

後立山2013(4日目)

夜には、また雨が降りましたね。行動している最中、ほとんど降っていませんから、奇跡的とも言えます。

今日の行程は、4日間の中で一番長く、かつ夜は魚津で会合が予定されているため、念のために早出することにしました。2時半に起きて、マルタイの棒ラーメンを作ります。周囲はまだ寝ている様なので、静かに荷物を片づけて、さてスタートです。

03:30 朝日小屋スタート
スタートしてすぐに、忘れ物が気になって、荷物を下して確認。忘れ物なし。暗い中を朝日岳を目指して登ります。眼下には入善あたりでしょうか。夜景がきれいです。しかも、かなり近くに見えます。でも今日の行程は1100分(朝日小屋~親不知)です。昨夜、小屋のおばさんにも、コースタイムの50%くらいの人でも10時間はかかるよって言われました。たぶん、12時間くらいはかかると想定し、3時半スタートにしたのです。

04:04 朝日岳
まだ暗いので眺望はなし。もう30分遅くスタートしても良かったかな。
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朝日岳を下り、五輪高原との分岐で、少し迷います。明るければ、全く問題ないのだと思いますが、暗いとこういうことも起こります。数分ウロウロして見つかりましたが。

しばらくは下りです。木道も多いのですが、木道がなくてぬかるんでいる箇所も多い。この日は、とにかくぬかるみに難儀しました。

少し日本ではないような風景の中を進みます。振り返ると、こんな感じ。
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06:37 黒岩山分岐
黒岩山の下で、栂海新道と中俣新道の分岐です。
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黒岩山の先で、登ってきた男性にすれ違いました。結局、この日すれ違ったのは、この男性のみ。足元を見るとスポルティバのトレランシューズ。お互いに眼があったのですが、挨拶のみで会話せず。きっと親不知を昨夜出てきたのではないでしょうか。その後、栂海山荘に泊まった人に聞いたところ、そういう男性はいなかった様です。なので、やはり親不知から一気に登ってきたのではないでしょうか。

07:32 サワガニ山
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栂海新道をサワガニ山岳会の名前を付けた山。サワガニはいません。蛇は多いですね。

犬ヶ岳を目指しますが、やせ尾根が続きます。かなり苦労して道をつなげたことがうかがえます。犬ヶ岳の手前で、沢の水場まで往復します。冷たい水が、気持ちいよい!

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08:33 犬ヶ岳
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犬ヶ岳は、大きな山です。少し下ると栂海山荘なので、そこで少し休憩することにしました。

08:48 栂海山荘
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ここまでのコースタイムは550分のところを318分。ぬかるみを極力避けながら歩いているので、無駄な時間を使っています。短縮率で60%を切れているからOK。

ここで、サラミソーセージを食べ、アルファ米の五目御飯に水を注ぎます。

急な下りの後は、白鳥山に登り返し。途中の下駒ヶ岳は、なかなか厳しい登り。下山している気がしないなぁ。

11:04 白鳥山
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山頂には避難小屋が。中では男性2名がおしゃべり中。さて、ここでご飯。靴を抜いて、靴下も脱いで足を少し乾かします。岩に右足親指をガツーンとぶつけたので、てっきり黒爪が剥がれたかと思っていましたが、無事でした。なんだかんだと20分くらい休憩しました。

ここまで来たら、親不知までのコースタイムは5時間くらいですから、遅刻せずに魚津に行けることがほぼ確実になりました。というわけで、安心して進みます。

小屋の中にいたおじさんと話したら、前に3組ぐらいいるようです。みなさん、栂海山荘に泊まっていたとのこと。さて、追いつけるかな?

ここから先も、まだぬかるみ地獄。魚津では一応ホテルに泊まるので、あまり靴がドロドロじゃない方がいいんだよな....と、思いつつも容赦のないぬかるみ地獄。栂海新道というより、「ぬかるみ新道」だなと、馬鹿なことを考えながら進んでいると、阪田峠の手前の金時坂で女性1名に追いつきました。

さて、阪田峠。男性2名組が、休憩中。休憩というより、停滞中?先を見ると、猿の集団。ボス猿らしき猿が、道のど真ん中に座り込み、にらみを効かせています。この状態は進めないなぁ。僕もじっと立ったままにらめっこ。猿は見えているだけで5匹ほど。

今回、猿に悩まされるのは2回目。まいったなと思い、ポケットから地図を出したところ、地図を入れているビニールに陽が当って光ったのでしょう。猿が逃げていくではありませんか。これはありがたい。この隙に通り抜けるべし。でも、ちょっと怖かった。

ここから先は、小さな登りをはさみながら、サクサク進みます。そして、日本海が見えてきたら、ゴールはもう近い。最後の最後に男性1人に追いつきました。

14:18 親不知
いやぁ、長かった。朝日小屋から10時間48分。コースタイム1100分のところを648分なので、60%弱ですね。いい感じです。

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ホテル駐車場のトイレで顔を洗い、自販機でコーラを買って自分にご褒美。タクシー会社に電話して迎えに来てもらい、親不知駅までGO!駅では、電車を待つ間にシェルターを乾かします。晴れていれば、すぐに乾きます。

電車で40分。1年ぶりの魚津駅。マンテンホテルまでは歩いて数分。きれいなホテルです。フロントでおしぼりを手渡された時には、やはり臭い?と思いましたね。上着だけは、きれいなものに着替えていたのですけどね。でも、横を見たら皆さんにお出ししていました。

部屋に入り、シャワーを浴びて、帰り用の服に着替えたら、明日の朝早いかもしれないので、お土産を買いに。魚津土産を買うのは初めてでしたが、何となく「河内屋」というかまぼこのお店に入り、会社などへのお土産購入。

その後、18時からは、TJAR実行委員の畑中さんと、魚津の関係者の方々と来年のTJARに向けた打ち合わせ。打ち合わせの後は、ホテルで大浴場に入り、再び畑中さんと部屋飲み。

翌日は、来年に向けた視察を行い、昼前の特急で東京に帰ってきました。(もちろん、会社直行)

いやいや、本当にお天気に恵まれて、充実した山旅ができました。大きな怪我もなく、筋肉痛すらありません。肉刺もほとんどできず。やはり、雨に降られなかったというのは大きいですね。

来年のTJARを見据えたいい練習になりましたし、実行委員として準備も1つ進んだ印象です。魚津の方々がとても熱心に支援してくださるのが、本当にありがたいです。いい大会にして、少しでも恩返しがしたいものです。
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by makani_tomo | 2013-09-03 18:23 | 昇る・登る

後立山2013(3日目)

3日目は、そろそろ疲れも出るだろうからと早立ちすることにしました。4時に出れば清水岳(しょうずだけ)に着くころには明るくなっているだろうと決めました。しかし、3時に起きて用意を始めると、ゴロゴロと雷が鳴り始めました。徐々に音が近づいて来るようで、程なく雷雨となりました。というわけで、しばらく様子を見ることにし、再び横になりました。結局5時過ぎに雨がやみ、5時半スタートとなりました。ま、当初の予定より30分遅れだから、良しとしましょう。


05:30 不帰岳避難小屋スタート
雨はやんだのですが、下草が濡れているので、ほどなく膝から下はびしょびしょ。もちろん、レインウェアは着ているので、いいのですが、シューズも靴下もぐっしょり。ま、そもそも昨日夕方、渡渉で濡れて、完全に乾いてはいないのですけどね。

清水岳に登る途中、眼下に魚津の街が見えました。

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07:02 清水岳(しょうずだけ)
コースタイム150分を90分ですから、アサイチなのにパッとしないスタートです。エンジンのかかりが悪いなぁ。

ここから何気に長いのです。小旭岳、旭岳を巻き、白馬の稜線に登る前は雪渓を歩きます。

08:30 白馬岳下分岐
コースタイム120分を90分です。コースタイムが厳しい設定かな?ここで、カッパを脱ぎ、少し腹ごしらえをして、鑓ヶ岳までピストンです。お天気が良くなってきました。と、ここである重大な忘れものに気付きました。サングラスです。不帰岳避難小屋前でビバークした時に、どうやら草むらの中に置き忘れてきたようです。ショック!長年愛用してきたのですが...昨年のTJARで眼がおかしくなって以来、眼に掛ける負担を軽減すべく、なるべくサングラスを使うようにしていたのです。さすがにここから取りに戻るのは...往復6時間?荷物を置いたとして5時間?今日の予定が大きく狂うので、サングラスはあきらめました。

気を取り直して、鑓ヶ岳に向かいます。途中のピークから、白馬岳を眺めます。

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戻る途中、docomoがつながるポイントがありました。ここで、岩陰にしゃがみこんで、メールタイム。(白馬山荘では、意外とつながらないという事前情報があったので。)チェックして、必要なものには返信を入れて、会社にも電話を入れました。こんなところまできて仕事してしまうのが、サラリーマンの悲しさ。まあ、仕事あっての山登りですからね。仕方ない。

11:11 白馬山荘
白馬山荘に到着です。「しろうま」ではなくここは「はくば」山荘なのですね。800人収容できる日本最大の山小屋です。さすがに立派!

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レストランも立派。山小屋ではなくホテル並みですね。早速、「レストラン スカイプラザ白馬」で昼食です。まず、ビーフカレーと缶ビール(ロング缶)

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この立地を考えると1050円は安いかも。

そしておでんを追加。

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食べることができる時に食べておけ!が、TJARでは鉄則です。さらに、夜のおつまみ用に、柿ピーを購入。トイレに行って、さあ、北上です。

12:13 白馬岳
山荘からは10分ほどで山頂です。

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ここまでは人が多いのですが、北上する人は少ないようです。

12:34 三国峠

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白馬大池方面から登って来る人はいますね。なので、三国峠を過ぎてからは、ほとんど人に会いませんでした。

13:22 雪倉岳避難小屋
お昼ご飯を食べてからは、なんだか調子が出てきました。やはり、温かいものを食べるのは大切ですね。

13:51 雪倉岳
白馬岳からのコースタイム170分のところを98分。60%を切っているのでOK。

ここから、荒涼とした景色が続きます。平坦な地形は、歩くには楽なのですが、ガスにまかれたり夜間だと一転して難しい道に変わります。そういう時にありがたいのが、ケルンです。

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こういう目印を見落とさないように。ま、この日はまだ明るかったですし、ガスも出ていないので全く問題ありませんでしたが。

赤男山を巻いて、しばらく進むと分岐です。右に進むと朝日岳、直進すると水平道を経て朝日小屋に向かいます。僕は、水平道に。

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木道が続きます。ここは、7月下旬に開通する様です。しかし、その時期でも雪がずいぶん残っている様ですね。さすがに8月下旬になれば、ルート上に雪はありませんでした。でも、水平道は水平じゃありませんよ!騙されましたね。朝日小屋のHPを見るとちゃんと「アップダウンもあります」と書いてありました。まあ、大登りがあるわけではないですけどね。そろそろ疲れてくる時間ですから、ノロノロと登るわけです。

16:18 朝日小屋
ほぼ予定時刻に小屋に到着。よかった、よかった。白馬岳からのコースタイム395分のところ245分ですから短縮率62%。後半だと考えれば、まずまずでしょう。

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テン場代を払い、缶ビールとカップラーメンを食べます。外は少し寒いような気がしたので、きれいな自炊室でいただきました。

そして、シェルターを張り、休む準備を整えます。テントは5張くらいかな。

小屋に戻り、焼酎を2号買い求めました。(500円×2)ペットボトルに入れてもらい、シェルターの中で、白馬山荘で買った柿ピーつまみながら、ポリポリ。気付いたら、寝ていました。
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by makani_tomo | 2013-09-03 17:05 | 昇る・登る

後立山2013(2日目)

8月26日

眠ると言っても、あの強風では、なかなかグッスリ眠れるものではありません。ゴーゴー、バタバタの繰り返し。シェルターは風で歪むし。まあ、仕方ないですね。

かなり冷え込んできたので、ガスでお湯を沸かして飲みます。(コーヒーを持ってくるのを忘れた!)温かいものを身体に入れるだけでも違いますね。そしてまた横になります。

朝は5時スタートと考えていたので、4時には起きて、準備をします。まずは、山の定番「マルタイ棒ラーメン」を作ります。山用の製品もありますが、使う水の量が少なくて済むノーマル製品が好みです。

その後、着替えて、コンタクトを入れ、荷物をパッキングし、トイレに行ってスタートです。

05:00 五竜山荘スタート
十分に休んだので、コンディションは問題なし。朝の気持ちの良い空気の中を進みます。振り返ると、昨日は全く見えなかった五竜岳の姿が。

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そして、これから向かう唐松岳。

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唐松岳が近づくに連れて、かなり道も険しくなってきます。垂直に近い登りやクサリ場も多数。なかなか気を抜けません。朝早いので、あまり登山客がいないので、すれ違いにあまり時間はかかりませんが、場合によってはかなり待ち時間もかかるでしょう。唐松山荘の直前まで、そんな状況が続きます。

06:37 唐松山荘
ようやく山荘に到着。この区間コースタイム150分に対して97分ですから、あまり短縮できませんね。こういう箇所は仕方ありません。安全第一ですから。山荘前では、20人くらいの団体パーティー(おそらく、ツアー)が準備運動。この人たちとあのルートですれ違わなくて良かった!

06:51 唐松岳
小屋にザックを置いて、カメラだけ持って唐松岳をピストン。

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ここから北に、不帰キレットが続きます。かなり、迫力あります。

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そして、今朝たどってきた山並みを振り返ります。

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そして、剱岳方面

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ひとしきり楽しんだら、小屋まで戻り、コーラを飲んで少し腹ごしらえをします。昨夜作った山菜ごはんの残りを食べます。(基本的に、アルファ米1袋を夜と翌朝の2回に分けて食べます。)

7時半に、唐松山荘を出発です。ここからが、ある意味で今回の山旅のメインディッシュです。2年前にチャレンジしようとして、時間の関係で断念したコース。そう、祖母谷温泉に向かうのです!標高2620mから780mまで下ります。昨日スタートした扇沢が1400mくらいですから、ずっと下まで下ることになります。

唐松山荘のテン場の間を抜けて、唐松岳をトラバースするように下り始めます。それにしても、か細い道で、不安になります。

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写真の中ほどに、か細い道が写っているのがわかります?かなり危なっかしい道ですが、時々そんな道には不釣り合いなくらい立派で新しい鎖が出てきます。これまた、下りの割にはスピード出ません。1時間半くらい下って、ようやく水場への分岐です。素通りするつもりだったのですが、分岐で休憩していた登山者が、水が冷たくておいしかったですよ!というので、ザックを置いてペットボトルだけ持って沢に下りました。確かに、冷たくて気持ちがいい。顔も洗ってごくごく飲んで、リフレッシュ。沢にはもう一人いて、のんびり一服していました。

08:58 大黒銅山跡

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銅山跡だけに、土が赤茶色しています。餓鬼谷では、明治末期に銅山が発見され、大正時代に銅が採掘されていたようですね。白馬村から大黒岳を越えて道を整備したというのですから、すごいものです。そして、採掘するだけではなく、精錬所を建てたというのですから、ビックリです。

さて、ここから餓鬼岳に登り返しますが、やせ尾根の連続です。植生があるので、一見安全に見えますが、踏み外すと死にはしないもの、怪我は免れません。そして、暑くなってきた。。。

それでも途中の避難小屋までは順調に行っていた気がしたのですが、そこから先が長かった。なかなか標高が下がりません。南越沢に沿って下りますが、小刻みに登ったり降りたりの繰り返し。お腹すいたなぁ...

12:30 祖母谷温泉

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唐松山荘をスタートしてちょうど5時間で祖母谷温泉に到着です。やっとです。ここのコースタイムは510分ですから、短縮率60%弱です。いやいや長かった!

小屋を訪ねると、張り紙が...「食事は、土日のみです。」ガーン!やられた。しからばと、ご主人に「カップラーメンか何かありますか?」と聞いたところ、「どこから来たの?五竜?すごいね~。何食べたい?作ってあげるよ。」とやさしいお言葉。お言葉に甘えて、ざるうどんを注文。その間に、まず缶ビールを1本飲んで、温泉に入ります。脱いだTシャツは、ロープに干して、シューズも乾かします。シェルターも乾かします。

温泉では、白馬方面から下ってきた単独の男性と一緒になりました。聞くと、白馬からの道は悪いとのこと。特に沢を渡るところで、沢が崩れてガラガラになっているとのこと。「僕なら、お勧めしませんね。」とりあえず、あとから考えよう。

温泉につかって、のんびり。さっぱりしたところで、大盛りざるうどんに缶ビール!今回の山旅で一番美味しかったな!

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お腹一杯になったところで、ご主人と話すと、やはり沢を越えるところが危険とのこと。ただ、行って行けないものでもないようです。もうひとり、下りてくる途中の人もいるので、その人にも話を聞くということで、まずは行ってみることに。

13:40 祖母谷温泉スタート
登山口の整備に出かけるご主人と歩きます。登山道の入り口は、林道を10分ほど登り、大きなトンネルの様なものが見えたら、その左わきに入っていきます。写真に写っているのが、ご主人。

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そして、枯れた沢(名剣沢)に出たら、対岸の上方にある札を目印に進みます。

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ここから先は、ひたすら登るのみ。迷うところはありません。もうすぐ沢...ということろで、ようやく下山してきた男性に出会いました。やはり、崩れた沢が危険とのことでした。でも、この人もこの荷物背負って来れたのだから、なんとかなるだろうと高をくくり、先に進みます。

結局、かなり危険に感じたのは1ヶ所。たしかに、ガレガレです。温泉で話を聞いた男性も、小屋のご主人も、少し下って渡りやすいところを渡り、少し登り返す...と言っていましたが、それはそれでガレガレしているので、なかなか危険でした。結局、ガレガレ部分が一番短くなる直進を選びました。ただし、沢を渡る際に、濡れてしまいます。ここは、安全を優先して濡れる方を選びました。

その後も、上手く飛ばないと濡れる沢がいくつかあったのですが、一度濡れてしまえばあとは同じですね。

全部で、7回か8回渡渉したでしょうか。やれやれと思ったのですが、まだまだ登りは続くのです。目的地まではコースタイムで300分です。途中、渡渉でずいぶんタイムロスをしています。そして何より疲れてきています。足取りが重くなり、ばて始めた頃ようやく避難小屋が現れました。

17:20 不帰岳避難小屋

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祖母谷温泉から3時間40分も掛りました。

まず、水場に下りて、水を確保。満タンにします。そして、避難小屋の横にシェルター設営。下が草なので、なかなか快適。風もなくて穏やかです。今夜は、お湯を沸かしてマジックパスタ。やはり、温かいものを食べるとホッとしますね。

今夜は風もないのでグッスリ眠れるぞ...と思ったら、そうは問屋が卸しません。キーキーなく猿の声がうるさいのです。そして、暗くなったら、シェルターの近くにまで来ている様子。しかも数匹。これは、正直怖かった。

しばらくして、いなくなったと思ったら、今度は雨!まあまあ、強い雨でした。ま、これは想定の範囲内。猿よりよっぽどいいです。雨は降ったものの、標高が昨夜より低い分、グッスリ眠れたような気がします。
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by makani_tomo | 2013-08-31 13:06 | 昇る・登る

後立山2013(1日目)

バタバタしていたらバスを取るのを忘れていて、10日前に調べてみたらソールドアウト!やっちまいましたよ。あわてて電車を調べます。たしかムーンライト信州号があったはず。お!残りわずかだけど残っている。しかし、ここで会議などでバタバタしていて、実際にネット予約したのは19時過ぎ。すると電車もソールドアウト。念のために、みどりの窓口に行ってみるが、やはりダメ。意気消沈して、電車の中で携帯から高速バスを再検索。するとなんと、空きが出ていました。キャンセルがあったのか?すかさずその場で予約。ホッとしました。

本当は電車の方が少し安いのですけどね。乗り換えなく扇沢まで行ってくれるのはありがたいです。バス代は6000円。ネット決済で5900円でした。

8月24日
23:10 新宿発
コンビニでビールと明日の朝食を買ってバスに乗り込みます。隣の席が空いていてラッキー!と思ったら、八王子で男性が乗ってきました。乗客の80%くらいは登山かトレッキングの人でしょうか。

8月25日
04:50 扇沢着

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下山してきて帰りのバスを待つ学生たち以外は、バスから降りた我々。5名くらいでしょうか。その中に、分水嶺も出ていたOさんがいて、少しお話しました。その後、相前後して進むことになります。

おにぎり食べて、水を補給し、トイレに行って準備を整えます。最後に、ホットコーヒーを飲んでスタートです。

05:30 扇沢スタート
道路をしばらく下ります。駐車場を通過し、沢にかかる橋を越えたら、左手に柏原新道の入口があります。
しばらくは、急登が続きます。しかし、基本的に好く整備されていて、歩きやすい道です。何名か追い抜きます。車で来られている方々でしょうね。扇沢から鹿島槍往復なら1日でできそうですね。途中雨が降り始めたので、カッパを着ます。

先に出たOさんの姿は見えず。自分よりも大きなテント縦走スタイルですが、速い!

07:38 種池山荘

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かわいらしい小屋です。ベンチにOさんの姿。どうやら小屋で何か食べようとしていたのだが、いまはカップラーメンもないとのこと。僕は、カッパだけ脱いで先に進みます。

08:19 爺ヶ岳

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概ねコースタイムの50~60%のペースで進みます。ま、序盤ですから飛ばしすぎてもダメですしね。爺ヶ岳を越えると、鹿島槍の姿が大きくなってきます。

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だんだん人も増えてきます。このあたりは、あまり危険なところもないので、人気もあるようですね。

08:55 冷池山荘

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ここで、トイレ休憩。小屋の中のきれいなトイレでした。山荘の先は、お花畑が広がります。女性客が多いわけです。しかし、鹿島槍への登りは、そう甘くはありません。大きな山です。山塊という表現の方がふさわしいかもしれません。一歩一歩登ります。

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10:11 鹿島槍ヶ岳(南峰)

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いや、絶景です。お天気も良く、最高です!高度感もたまりません。

北峰とその先の八峰キレットです。ナイフリッジが続きます。ゾクゾクしますね。
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南峰からの下りもなかなかスリリングでした。自分くらいの荷物でも、冷や冷やするのに、もっと大きなザックの人はどうなんでしょ?

北峰の下に荷物を置いて、ピストン。頂上から下を見ると、かなりスリリング。

さて、いよいよ八峰キレット。基本的には、確実に足を置き、手も使って3点支持を守っていれば大丈夫です。あわてないことが肝要でしょう。ただ、お天気が悪くなると状況はかなり悪くなると思われます。強風も嫌ですね。

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11:38 キレット小屋

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ハシゴが続いたそのあとに、ひょっこりキレット小屋が現れます。よくこんな狭い場所に建てましたね!小屋では、途中で追い抜いて行ったOさんが先にお食事中。僕もカップラーメンとコーラをいただきました。唐松小屋まで行くというOさんとは、ここでお別れ。親不知に抜けるようです。

五竜岳も大きな山です。午後になり、だんだんガスが出てきました。ナイフリッジが続く、気が抜けないルートです。とにかく、安全第一ですから、スピードはあまり考えず、確実に進むことに専念します。

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14:17 五竜岳

ルートから、少し歩いて山頂まで行きます。

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残念ながらガスガスで、景色は見えず。なので、そそくさと下ります。

14:48 五竜山荘

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本日は、ここのテン場に泊まります。テン場代500円を払い、シェルター設営。その後、カップうどんと缶ビールを買って、小屋の中でホッとひと息。食堂はにぎやか。大勢泊まっている様ですね。シェルターの中で飲むためにウイスキーでも買おうかと思いましたが、ちょっと我慢。

16時には既に寝る体制。隣では、テントの設営に苦労しています。というのも、すごい風なのです。稜線上だから仕方ないのですけどね。僕も、ブロックをシェルターの中に持ち込んで、重し代わりにしました。

テントの中では、英語の勉強。そう、時間があると思っていたので、小さなテキストを持ってきたのでした。

そして、強風の中眠りにつくのでした。
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by makani_tomo | 2013-08-30 17:48 | 昇る・登る

明日から北アルプス

24日の夜行バスで、お山へGO!

今回は、後立山へ!

以下、今回の予定です。

24日(土)
新宿→扇沢

25日(日)
扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→五竜山荘(露営)

26日(月)
五竜山荘→唐松岳→祖母谷温泉(温泉に入る)→不帰岳避難小屋(露営)

27日(火)
不帰岳避難小屋→清水岳→杓子岳→鑓ヶ岳→杓子岳→白馬岳→三国峠→雪倉岳→朝日小屋(露営)

28日(水)
朝日小屋→朝日岳→犬ヶ岳→菊石山→尻高山→親不知→(電車)→魚津(打ち合わせの後ホテル泊)

29日(木)
魚津→富山→越後湯沢→東京

コースタイムは、915~1160分。3日目は、無理やり900分オーバーにしています。
なので1日の行動時間は、休憩込みで、だいたい9~10時間くらいでしょうか。
基本的に、夜間行軍はしない予定。
もっとも、お天気次第ですから、なんとも言えませんが。

現在は、かなり荒れているようですが、日曜日からは持ち直すとの予報。期待してます。
28日には、魚津の方々と来年の大会に向けてのミーティングがあるので、予定通り下山しないといけません。安全確実に行きますよ。そして、楽しんできます!
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by makani_tomo | 2013-08-23 20:08 | 昇る・登る

明日から北アルプス

24日の夜行バスで、お山へGO!

今回は、後立山へ!

以下、今回の予定です。

24日(土)
新宿→扇沢

25日(日)
扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→五竜山荘(露営)

26日(月)
五竜山荘→唐松岳→祖母谷温泉(温泉に入る)→不帰岳避難小屋(露営)

27日(火)
不帰岳避難小屋→清水岳→杓子岳→鑓ヶ岳→杓子岳→白馬岳→三国峠→雪倉岳→朝日小屋(露営)

28日(水)
朝日小屋→朝日岳→犬ヶ岳→菊石山→尻高山→親不知→(電車)→魚津(打ち合わせの後ホテル泊)

29日(木)
魚津→富山→越後湯沢→東京

コースタイムは、915~1160分。3日目は、無理やり900分オーバーにしています。
なので1日の行動時間は、休憩込みで、だいたい9~10時間くらいでしょうか。
基本的に、夜間行軍はしない予定。
もっとも、お天気次第ですから、なんとも言えませんが。

現在は、かなり荒れているようですが、日曜日からは持ち直すとの予報。期待してます。
28日には、魚津の方々と来年の大会に向けてのミーティングがあるので、予定通り下山しないといけません。安全確実に行きますよ。そして、楽しんできます!
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by makani_tomo | 2013-08-23 19:55 | 昇る・登る

史上最速?の帰社

先週は水曜日から富士登山でした。新入社員研修なのですが、先輩社員がスタッフとして働くのです。僕は、頂上のスタッフとして3回目になります。

この登山は、もちろん業務なのですが、空いた時間は高地トレーニングも可能なのですよ、半分趣味みたいなものです。

前夜の宿である須走まで(東京から)走っていく、というプランもありますが、今回は来月のTJARがあるので我慢してバスで出掛けます。
宿では頂上に上げる荷物のパッキングなどをします。その他は暇なので本でも読もうかと思っていたら、仕事のメールがバンバン入り、しかも対応せざるを得ない内容。PC持ってきていないので、紙とペンで対応。う~む。夜は、軽く宴会して早めに就寝。

翌朝は、8時半くらいから登り始めました。僕は、小屋ごとに天候や気温、風速などを測って本部に知らせる係。トランシーバーを持って上がります。自分の荷物は軽量化せずに、しっかり持っているので、6kgくらい?ほどほどのペースで約2時間半で登頂。

山小屋では、もちろんビールにピリ辛うどん。定番です。

後輩が到着したところで、奥宮にごあいさつ。これも、いつものお役目です。そのついでに、後輩を連れてお鉢巡りに。途中、急に雹に降られて、あわてて走って戻りました。その後も、雨が降ったりやんだり。

でも、その後お鉢巡りのおかわり2周。1周23分台は、なかなかいいペースでした。

夕方からはお仕事です。次々と登ってくる新入社員を出迎えます。今年のトップは2時間1分。なかなか速い。練習に来たとか。

夜は21時就寝なのですが、寝袋に入ってメールのやり取り。ヘッドライト使って、お仕事...結局22時過ぎまで手書きで数字の確認をしていました。

翌朝は3時前にスタンバイ。多くの人が山頂目指して上がってきます。点々と光るライトの列は、なかなか幻想的。

ご来光は4時50分ごろでしょうか。雲が少し多かったけれど、きれいに見えました。でもって、今日はここからが真剣勝負。可能な限り早く会社に戻らねばならないのです。

既に荷物は用意してあったので、ご来光の後、脱兎のごとく下山開始です。登りでトップだった新入社員が、ややフライング気味に下山を開始するのを確認し、自分もスタートです。ものの数分で新入社員には追い付き、「ひと声かけて」サックリと追い抜き、ガシガシ下りました。途中砂払いでレインウェアや長袖シャツを脱ぎ、5合目まで約50分で下りました。(5時40分:5合目)

通常は新入社員が戻ってくるところを、社長が出迎えるのですが、1番がスタッフだとよろしくないと思い、こっそりと5合目に到着したのですが、まだ社長も来ておらず、良かった良かった。

しかし、ここから宿まで戻るバスは、あと少なくとも1時間は出ない様子。としたら、宿まで走るしかないでしょう。ま、毎年走って下っていますけどね。11.5kmくらいでしょうか。ほぼ下りなので、約1時間で宿まで到着です。(6時45分:宿)

宿では、タクシーの予約時間を早め、さくっとシャワーを浴びて、帰り支度。タクシーを待つ間に、缶ビールとカレーライスで朝ごはん。7時20分にはタクシーに乗り、御殿場駅へ。7時36分に駅に着き、急いで切符を購入。小田原から新幹線の指定席も購入し、7時40分国府津駅行きの御殿場線に飛び乗りました。

もうこれで大丈夫。小田原-品川間だけゆっくりと居眠りして、9時40分には会社の席に着いていました。ご来光から5時間以内の帰社は、史上最速ではないかと!どうですかね...

これで、TJAR前のまとまったトレーニングは終わり。日常的には、スタッフモードで準備ばかりしているので、この週末くらいからは選手モードに切り替えないとね。
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by makani_tomo | 2012-07-31 10:52 | 昇る・登る

奥武蔵山練

少し時間が経ちましたが、GWの晴れ間に奥武蔵に山練に行った記録です。

前夜の仕事が遅くなって、自宅を出たのが5月5日7時半ごろ。奥武蔵が近いからといって、電車の乗り継ぎが悪いと2時間近く掛かってしまいます。そんなわけで、横瀬の駅をスタートしたのが9時20分ごろになってしまいました。

09:20 横瀬駅

まずは、武甲山を目指します。ロードを走るわけですが、多くの登山者はタクシーで登山口まで行きますね。タ
クシーにはバンバン抜かれます。そこに乗っていた人を、その後バンバン抜くわけですが...

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いつ見ても、痛々しい山肌です。

10:04 一ノ鳥居

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登山口の手前から、路上駐車の列。相当な登山者がいることがわかります。
ガシガシ登り始めます。といっても、本当に人が多いので、追い抜きには気を使います。子供も多いです。そして、ぴょんぴょん跳ねながら下りてくる子供のパワーには驚きです。筋肉痛にならないのかな?

11:04 武甲山山頂

トイレに寄り、少し食事をして、先に進みます。
小持山-大持山方面に進むのですが、このルート、普段は極めて人が少ないのですが、今日はさすがに多い。登ってくる人もかなりいました。過去最高です。

12:08 大持山の先の分岐

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この分岐は眺めがいいので、人も多いですね。
妻坂峠に向かって、グイグイ下ります。ちなみに、この日はストックを使う練習を兼ねています。ストックを持っているだけで、トレランの人に思われないという事実に気付きました。(いや、遅いからか?)

12:35 妻坂峠
石仏がありました。
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武甲山のレースでは、ここからさらに下るのですが、今回は武川岳を目指して登り返します。
武川岳山頂も賑わっていました。
今回は、山伏峠方面に向かい、さらに伊豆ヶ岳に登り返します。

13:53 伊豆ヶ岳
伊豆ヶ岳への登りで、ちょっとバテましたね。山頂で、しばし休憩。

15:19 子ノ権現
ここの茶屋でコーラを飲むのが、途中からの目標でした。ペプシを2本飲んでしまいましたよ。

さて、その先はスルギを越えて前坂までの破線ルート。でも、このルートは大好き。なかなかいいですよ。

16:50 吾野駅
前坂から吾野駅の下りました。後は飯能駅までの約15kmのロード。
楽ではないのですが、途中コーラ休憩をはさんで頑張って走りました。

18:30 飯能駅
時間がなかったので、駅のトイレで顔を洗っただけで電車に飛び乗りました。電車は空いていましたが、迷惑な乗客です。小さくなって帰りましたよ。

約9時間の鍛錬でしたが、UTMFを前になかなか充実した時間を過ごすことができました。
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by makani_tomo | 2012-05-16 01:48 | 昇る・登る

2011年北アルプス

17日(水)
なんだかんだと仕事が押して、会社を出たのが8時。
家に帰っても、まだメールで仕事の続きをしながら、シャワーを浴びて、洗濯。
タイムリミットギリギリに、パッキングの最終確認を終えて、家を飛び出る。が、すぐに忘れものに気付いて帰る。走って駅まで行き、なんとか間にあう。
夕食を食べる暇がなかったので、コンビニで、おにぎりとから揚げチキンを買い、バスが来るのを待つ。すでに汗臭い自分がちょっと嫌になる。
少し遅れてバスが来て、乗り込む。3列シートの窓際だから快適です。でも、においが気になる。周囲の人が気付かなければいいのだけど。消灯後、ペットボトルに詰めてきたワインを飲みながら、ウトウト。富山行きのこのバスに乗るのは何回目だろう。07ひとり選考会B、08選考会B、08本戦、10本戦、11今回の5回目でした。今回はワインの助けもあって、良く寝ることができました。

18日(木)
05:25 富山駅
予定より少し早く到着。いつものターミナルへ行くと...おっと工事中。地鉄のバスターミナルは、地鉄前からJR前に移っていました。しかも、折立行きバスは、予約制だった。うっかりしていました。聞いてみると、空きがあるので、たぶん乗れるとのこと。6時頃、かどきちさん到着。間に合いましたね。僕は、あわててコンビニへ走り、朝食などを調達。富山駅前のコンビニは、6時開店ですよ!

08:05 折立
途中、トイレ休憩。そして、有峰湖にて時間調整。
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この湖は、北陸電力のダム湖ですね。
予定より少し早く折立に到着すると、かなりの登山客。既に下りてきた人も。実は折立から登るのは初めてです。もっとマイナーな登山口をイメージしていたのですが、まったく違いましたね。もっとも、室堂に比べるとね...

08:25 折立発
登る人も多ければ、下ってくる人も多い。団体さんもいます。挨拶と、先に行かせてもらうお礼を言いながら、グイグイ登ります。しかし、相変わらずガスっています。五光岩も見えません。残念。木道が現れると、太郎平に近づいていることを感じます。
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10:23 太郎平小屋
2時間かからずに太郎平小屋まで来ました。確かに、折立はアクセスがいい。薬師岳に登る人が多いわけです。小屋では、来年のTJARに関してごあいさつ。前に大西くんが来ているので、簡単によろしくお願いしますと。しかし、ショックなことにコーラが品切れ!ああ、コーラがないなんて!仕方なく、氷結飲みましたよ。
ここで、ザック比較。かどきちさんのマックパックはアンプレース40、僕はオスプレーのホーネット46です。どうみても前者の方が大きいですよね。TJARにとって、ザック選びは大きなポイントです。基本性能に加えて、何を求めるかが重要なポイントになります。
そして今回は、新しいギアも投入。ソニーのnav-uです。
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25000分の1の地形図をダウンロードできて、そこに現在位置を示すことができます。これ、なかなか面白いです。ただ、もう少し電池が持てばいいのに...(TJARでは使いませんけどね。)

さて、10時45分には小屋を出て薬師沢を目指します。昨日の雨で沢の増水が心配でしたが、問題ないようです。
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ちょうど、この辺りの登山道の補修工事中でした。国有林の中なので、補修するのも環境省です。木道も全て、税金で整備していたのですね。税金の使い道がわかって良かったです。

この辺りは歩いていても気持ちが良いですね。
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ついつい、のんびり歩いてしまいます。

11:52 薬師沢小屋
黒部川源流奥ノ廊下に出会うところに小屋は建っています。素朴な小さな小屋です。しかし、たたずまいがいいですね。
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奥ノ廊下方面
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ギャル風の小屋番さんに何か食事ができるかと聞いたところ、ラーメンならできるとのこと。注文すること15分。運んで来てくれたのは、インド人(もしかしたらパキスタンかもしれないけど)の若者でした。東京にいると、外国の人が働いているのは普通ですが、山小屋で外国人のアルバイトは初めてでした。カレーではないけど、ラーメンも美味しかったですよ。
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12時半に小屋を出て釣り橋を渡ります。なかなか、スリリング。
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そのあと、梯子の連続。高天原への分岐からは、急登が続きます。手足をフルに使って登ります。なんとか50分でアラスカ庭園に出ました。こういう急登では、ナビで現在位置を確認きるのはいいですね。

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続いて、奥日本庭園
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雲ノ平山荘付近には、ギリシア庭園
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山荘から臨むアルプス庭園
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14:10 雲ノ平山荘
約1年前に建て替えらた、新しい建物です。
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幕営料500円とビール600円。雨がぱらついてきたので、キャンプ場に向かいます。小さな沢筋のキャンプ場。場所を選ばないと、雨の時はひどいことになりそうです。適当にい選んで、シェルター設営。
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周囲には、大学のワンゲル部らしき若者が沢山。なかなかにぎやかです。そして、ここは水が豊富です。そして水は冷たい!

明日の行程を先取りして水晶まで行ってこようかとも話していたのですが、断続的に雨が降ってきたので、そのまま幕営。15時に休むなんて、今まであり得なかったこと!いつもは、暗くなってからの幕営でしたから。


その夜はずっと風雨でした。どんどん沢の音が大きくなるのが不安でした。相変わらず、結露はひどい。ちなみに、シェルターの中では、100均のマットにスキンメッシュ+長そでシャツ(ウールではない)+ペラペラ+kカッパというウェアリング。そして、レスキューシートにくるまれば、寒くはありません。しかし、レスキューシートの結露がひどい。これさえなんとかなればなぁ。

食事は相変わらずアルファ米です。それに残っていたコンビニおにぎり1個、ビールのつまみに100円カルパス。

19日(金)
04:00 起床
とりあえず起きて、昨夜のアルファ米の残りと、ミニクリームパンを食べます。撤収準備を始めます。雨の時は、これがなかなか大変です。

04:55 出発
雨に濡れたシェルターは、ぐっしょりしていて重いのです。なんとか改善できないものか?
雨の中、もくもくと歩きます。祖父岳への登りは、何気にキツイです。山頂には、幕営したらしき大学生が大勢。岩苔乗越からワリモ北分岐への登りも、なかなか手ごわい。


06:17 ワリモ北分岐
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ここから水晶岳をピストンします。晴れていれば、この近くに荷物をデポしたいところですが、この風雨ではままならず。

06:42 水晶小屋
荷物を置かせてもらい、水晶岳に向かいます。途中平坦な区間があるので、走ります。

07:03 水晶岳
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眺望全くなし。ガスの中です。残念だなぁ。また晴れた時に来たいものです。走って小屋に戻ります。往路20分復路15分くらいですね。小屋でジュース(400円)を買って、しばし休憩。そして鷲羽岳に向かいます。

08:50 鷲羽岳
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こちらも眺望まるでなし。残念。しかし、三俣山荘に向かって下り出したら、雨も上がり、少し雲が切れてきました。三俣山荘が見えてきました。かわいらしい小屋ですね。

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山荘前では、大学のワンゲル部の若者たちが朝食(昼食?)中でした。にぎやかでいいですね。今日は双六まで行って、土曜日に下山するのだとか。

双六に向かう途中、振り返ると鷲羽岳、水晶岳、その奥に赤牛岳がきれいに見えました。今回のベストショットか?
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11:00 双六小屋
小屋に着いたら、まずシェルターとレスキューシートを取り出して、干します。これをするのとしないのでは大違いです。逆に言うと、雨が続いて干せない場合、ぐしょぐしょのシェルターの中にもぐりこみ、ぐしょぐしょのレスキューシートで寝ることになるわけです。これは気が進みません。

干した後は、小屋にご挨拶。TJARの選手の多くは、この小屋にお世話になっているはずです。来年の通過は8月6日頃でしょう。そして、カレー(800円)を注文。もちろんビール(500円)も。
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12時少し前に双六小屋を出て、槍ヶ岳に向かいます。西鎌尾根を歩くのも5回目。いい加減慣れてきました。樅沢岳に向かう途中振り返ると見えるこの風景は大好きです。
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しかし、槍方面は何も見えません。雨が降っていないだけありがたい。景色が見えないので、もくもくと歩きます。西鎌尾根には、4か所の鎖場があるのですが、2つ目が出てきたら、千丈沢乗越も近くです。4つ目をクリアして北側から回り込んで、乗越です。ここを過ぎたら、あとは槍の肩までの急登です。何回登ってもキツイことに変わりはありません。

14:20 槍ヶ岳山荘
しかし、2時間20分ほどで、槍ヶ岳山荘に到着しました。写真を撮ったりしない分、かえって雨の方がペースが速いかもしれません。
山荘で明日のお天気を確認すると、やはり雨。この時点で穂高方面に抜ける計画は中止としました。風雨とガスの中、あのルートに突き進むほど命知らずではないので...

と決めたら、槍ヶ岳山荘のテン場より、殺生ヒュッテの方がいいよねってことで、山を下ります。ヒュッテでカップラーメン(400円)に缶ビール(500円)。しばし、明日の計画を練り直します。小雨程度なら、東鎌尾根を通り、大天井、常念、蝶ときて、上高地に降りるのもいいね。しかし、雨がざんざん降っていたら、予定を早めてこのまま上高地に降りようと。

缶ビールもう1本買って、テン場でシェルターの設営。昼間に少し干したので、やはりいいです。17時頃には、既に就寝モード。槍に抱かれて寝る...というと言い過ぎか。
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しばらくは、雲も薄くなっていたのですが、20時頃から雨。そしてずっと雨。しかも気温が低い。時々、落石の音。

翌朝は3時起床、4時出発。雨が降り続いているので、そのまま上高地に降りることにしました。暗い中、岩場のペンキマークを探しながら下ります。沢を越えたらひと安心。もう迷いません。

横尾山荘でひと休み。このお天気なのに、団体さんがどんどん登って行きます。黙々と歩き続け、8時15分くらいに上高地に到着。バスを予約して、いつものアルペンホテルへ。風呂に入り、荷物の整理をしたら、バスセンター上の食堂で朝食です。生姜焼定食(1000円)に生ビール(550円)

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あとはバスで新島々まで行き、松本からはあずさに乗り、かどきちさんとプチ宴会をしながら帰京しました。今回はお天気に恵まれず残念でした。しかし、レインウェアを新調してよかった!新しいトレントフライヤーはなかなか良いですね。肌さわりがさらっとしていて、とても気持ちが良いです。そして軽いし。

今回の山行、来年のTJARに向けて、また新たな課題や改善点が見つかりました。そのお話は、また今度。
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by makani_tomo | 2011-08-20 22:32 | 昇る・登る



走って、飲んで、そして読んでおります。
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