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『ぼくは猟師になった』 千松信也

『ぼくは猟師になった』 
千松信也
リトルモア
1,600円+税

京都在住の若い猟師さんの手記です。高校生の頃、獣医にあこがれつつも事故で亡くなった猫を見て進学先を文系に変え、京都大学文学部に入ります。

大学では4年間休学し、世界中を放浪し、京都に戻り、学資を貯めるために運送会社でアルバイトをします。そこで出会った猟師さんに興味を持ち、猟師になったとか。もっとも、大学卒業も運送会社での仕事は続けており、猟師さんは副業の様です。とはいえ、猟による収益はかなり限られているようなので、趣味の世界の延長線上にあるという感じかもしれません。

おそらく著者の性格なのだと思うのですが、とても文章が丁寧です。そしてわかりやすい。イノシシやシカの解体の様子が、写真付きで解説されています。普通の人は、この解説を参考にすることはないと思いますが、豚であれ牛であれ、同様の方法で解体され、製肉になっているわけで、その実態を垣間見ることはいいことではないかと思います。

そういえば以前、友人の祖父が伊豆で猟師をしていたとかいうことで、猪肉を使った鍋パーティーをしたことがありました。(引退した猟師さんも、集団での猟に参加したら、分け前がもらえるらしいですね。)実に美味しいお肉だった記憶があります。

猟という行為を通して、著者は自然との対話を体感しています。僕は、山に登ったり山で走ることで、やはり対話をしている心持でいます。対話というよりは、遊ばせてもらっているという感じですけど。これからは、猟期に山に行く時は、気をつけないと。うっかり獣道に入ると、罠が仕掛けてあるようですから....
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by makani_tomo | 2008-10-17 02:11 | 読む
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