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30分の利子~日本山岳耐久レース2008~

10月12日、トレイルランニング最大のお祭り、「日本山岳耐久レース」が行われました。僕はといえば、試走1回、準備はほどほど、緊張感ほぼゼロという状態。とはいえ、昨年とは違い風邪はひいていませんし、熱もなし、足の状態も悪くはないという体調です。不安があるとすれば、最近、山練習をほとんどしていない、ということでしょうか。ま、なんとかなるでしょう。

前日は、早めに寝るつもりでしたが、結局普段の土曜日と同じく、ワインを1本あけて、2時に就寝。車で早めに会場入りする予定でしたが、のんびり電車で行くことに決め、11時過ぎに武蔵五日市に着きました。

受付を済ませ、小学校体育館に。ヤフトピの面々を探そうにも、人・人・人...いやいや。すごい状態です。準備は済ませて来たので、12時半ごろまで皆さんと談笑し、昼食を食べて、のんびり過ごします。

開会式の会場に行くと、いろいろな人に会うことができました。hiroさんは、腰を痛めてしまったようで、今回はDNSとのことで、応援に駆けつけてくれました。山渓の宮崎さんともご挨拶。その他、渡邊千春さんや、須田さん、宮崎さん、樋渡さんなどなど。やや遅れてアドベンチャーグリーンのかどきちさん登場。

今回のテーマは、(テーマというほど大げさなものではないのですが)大休止しないこと、平坦な区間はなるべく走ること、食糧は必要最小限にして軽量化。これくらいでしょうか。目標は、昨年狙っていて果たせなかった12時間です。

スタートは、朝の山手線並みのラッシュ状態です。ちょっと、これはひどいですね。比較的前に陣取っていましたが、スタート直後は抜かれるばかり。みんな、速すぎます。追い込み過ぎないように、ほどほどのスピードで進みます。それにしても、序盤は人も多いですし、速度を落とすとボトルネックになるので、我慢してペースを維持します。正直いってきついです。特に僕は下りでトップスピードを出さないようにしているので、下りで後ろに人が沢山つくと、プレッシャーを感じ、どんどん追い抜いてもらっています。登りでは追い抜くことも多いのですが、身体が重いと言っていたかどきちさんが、軽い足どりで、追い抜いて行きました。

1CP:3時間24分15秒(246位)
2006年の初参加時と、ほぼ同じタイムです。

ここから続く笹尾根は、快適に走ることができる区間です。走ることのできる区間は、後続ランナーのプレッシャーを受けつつ、全部走ります。3回目の出場にして、ようやくこの区間をまともに走ることが出来ました。(1回目は膝痛で速歩き、2回目は風邪のためヘロヘロ)

途中、chinさんにゲットされました。少し集中力も切れてきたので、後半の気合い入れのために取っておいたコーラを早くも投入です。これで少し元気になりました。

意外ときついのが、大沢山への登りです。今回試走をしていなかったということもあるのですが、こんなに長い登りだったかな???と、少し気持ちも凹み気味に。それに較べると、三頭山山頂への最後の階段は楽に感じられました。

山頂でもほとんど休まずに、進みます。鞘口峠への下りは、あまり飛ばしたくないのですが、後ろからガンガン来るので、仕方なくボトルネックにならない程度まで速度を上げます。幸い膝はまだ大丈夫なようです。

2CP:6時間54分06秒(208位)
2CPではスポーツドリンクではなく、水を補給しました。ハイドレーションに、REPLENISHが少し残っていたので、かなり薄いスポーツドリンクになりました。rikaさんの応援を受け、コーラをひと口飲んで、御前山に向かいます。

ここから先は、人が少なくなります。序盤のゆるい登りは走りますが、後ろの人も付いてくるようです。うっ、なかなかやるなぁ...なんて思っていたら、ハリ天狗さんでした。あれ?先行していたはずなのに??どうやら、足の痙攣がひどいとのこと。どこかで、追い抜いてしまっていたようです。とその時、ペターさん登場。御前山へのダラダラした登りは、集中力も切れ易いので、知り合いと少し話が出来るだけでも、キツさが少し和らぎます。ありがたいことです。

御前山山頂でも休まず。大ダワへの下りは、また苦手な区間なのですが、とりあえず80%程度のスピードで下ります。途中前を走っている人がこけたと思ったら、パラダイムさんでした。

大ダワではトイレ&給食。今回、食糧はフラスコのジェルとミニクリームパン。スタート前に比較的シッカリ食べておいたのですが、三頭山あたりから空腹感を覚えました。フラスコに入れたジェルは、最後の方になると食べ(飲み)にくくなるのが難点です。ですので、時々クリームパンを食べていました。

大岳山への登りもマイペースを保ちます。下りは足場が悪いので、慎重に。大岳神社を越えたあたりから、徐々にスピードを上げます。途中水場でペットボトルにつめたい水を詰めて、3CPを目指します。

緩やかな上り下りが続きます。またしても背後に調子のいいペースで付いてくる選手が!もしやと思ったら、やはりハリ天狗さんでした。二人そろって3CP到着。女将さんに写真を撮ってもらいました。

3CP:9時間54分23秒(175位)
再びハリ天狗さんと走り始めます。どうやら12時間は切れそうなタイムです。僕としては「いい感じ」というペースで走ります。日の出山山頂手前でトイレに寄っている間に、ハリ天狗さんには先行してもらいます。

山頂では、最後のジェル投入。後は1時間ほど駆け下るのみ。階段は慎重に下りますが、それ以外はキッチリ走ります。緩やかなアップダウンの連続ですが、登りも走ります。控え目控え目に来たので、右ひざが少し痛み始めてはいるものの、まだエネルギーが残っています。

残り5km地点で時計を見ると、11時間半も切れそうな気がしてきました。こうなったら、頑張ろうではないかと更にスピードを上げました。春の霧ケ峰のセミナーで渡邊千春さんに教えていただいた、かかと着地、上半身で衝撃を逃す走り方を意識します。

舗装路に出ました。あと10分。行けるか?ゆっくり歩いている選手がいたので、「頑張れば、11時間半切れますよ!」と声を掛けながら追い抜きました。民家が見えてきて、あとは数百メートル。最後は気持ちよく走ってゴールできました。

GOAL:11時間27分38秒(161位,男子総合154位)
12時間を目指すも風邪のため撃沈した昨年の借りを、30分の利子を付けて返すことが出来ました。ああよかった。

豚汁いただいて、バスでお風呂に行き、混み合っているのでささっと汗だけ流し、座敷でマコトさん、ゴンゾーさん、相馬さん、かどきちさんとビールで乾杯!美味しいです!帰りのバスでは鈴木博子さんと雑談。再びゴール地点に戻り、峰さん、樋渡さん、そして見事にアドベンチャーグリーンを獲得したハリ天狗さんらと談笑。レースに参加して、一番楽しい時間です。

速報を見に行き、のまダッシュさん、星野緑さんらと談笑。ご主人(古田似のナイスガイ)もすっかり興味を持たれたようです。来年はご夫婦そろって参戦でしょうか。

体育館に戻り、ドーモさん、ペターさんと談笑し、少し仮眠。始発で帰らなくてはいけなかったので、5時前には体育館を出ました。皆さんにご挨拶しようと、ゴール地点に行きましたが誰もおらず。ご挨拶できぬままに帰ってくることになったのが残念でした。皆様、ご無礼致しました。

3回走ってみて、やはり後ろからのプレッシャーを感じながら下るのは、やはり好きではないなぁと実感。逆に登りではもう少しテンポよく追い抜ければいいのにと思ったり。僕が、もっとパフォーマンスを高めれば、どちらの悩みも解決するのでしょうか。でも、上には上の競い合いがありますから、やはり厳しいのでしょうね。

突き詰めるところ、不特定大多数で競い合うことのストレスを強く感じてしまったということでしょう。それというのも、春に行った「みんなでTTR」が、とても楽しく、非常に充実感あふれる企画だったからです。来年のこの大会も、大勢の参加者が予想されます。序盤戦のプレッシャーから受けるストレスと終盤の快走感&ゴール後の楽しい時間、これらを天秤に掛けてしまうことになりそうです。
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by makani_tomo | 2008-10-13 23:04 | レース(トレイル)
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