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『東京小説』 椎名誠,林真理子 他

『東京小説』 
椎名誠,林真理子,藤野 千夜,盛田 隆二,村松 友視 著
コリーヌ カンタン 編集
紀伊国屋書店
1,500円+税(図書館で借りました)

本書は、複数の日本人作家が東京をテーマに短編を書き、それをフランスで出版するという企画ものだったそうです。ですから、フランスでは『Tokyo electrique』という日本人からすればちょっと不可解なタイトルで2000年に出版されています。というか、どうせなら日本語版も出そうと、後から2カ国同時刊行となったようですね。さらに2004年には『TOKYO FRAGMENTS』というタイトルで、英語版も出版されています。

盛田隆二さんのHPに、外国語版も含めて写真が掲載されています。それぞれ、東京というもののイメージが表現されていて面白いですね。日本人にとっては、やはり東京タワーなのでしょうか。フランス語の文庫版の女子学生(夜の東京を自転車を押して歩いている)はいったいなんでしょうね。これも、東京のイメージなのでしょうか。

一方、それぞれ違う持ち味の作家が、短編で共演するというのは、読者にとってはなかなか興味深いものです。普段、好きな作家の新作は読みますが、読んだことの無い作家の本に手を出す機会は少ないですから。実際、かなり意識的に拡げていかないと、難しいのではないでしょうか。

そういう意味では、こういう短編集を図書館で借りて読むと言うのは、とてもいい機会です。実際、5人のうち3人は比較的読んだことがありますが、1人はたぶん一作だけで、もうひとりは読んだことがありませんでした。

話の中では、やはり椎名誠さんのものが面白かったですね。話題になった『ホームレス中学生』ではないですが、大都会の一角で、テント生活なんていうのも意外とリアリティを持って読むことができました。

読書の秋というわけではないのですが、春から夏にかけて、本を読む時間が少なかったせいか、最近活字中毒気味ですね。
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by makani_tomo | 2008-09-09 12:57 | 読む
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