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TJAR2008(4日目)

<8月13日(4日目)>

03:14 木曽駒高原スキー場(スタート)
実は前の晩は、早めに寝たことだし、朝5時には木曽駒ヶ岳の山頂に到着していたかったので、0時にスタートする予定でした。なので、23時過ぎには起き、昨夜作っておいたアルファ米を食べ、用意をして、そろそろシェルターをたたもうかという頃になって、いきなりの大雨。う~ん、これは少し様子を見ようかと、再びシェルターに戻り2度寝。伊藤選手も到着し、久々の再会でした。

これがまた意外とグッスリ眠ることが出来て、気付いたら、鈴木選手はスタートし、岩瀬選手などもスタート準備に余念がありません。僕も慌てて飛び出して、シェルターをたたみ、雨具を着て皆を追いかけました。幸い、雨も少し小止みになってきました。

スタートしてすぐに沢を越えるところがあるのですが、雨の影響か、水量が多く、普通に渡ったのではシューズや靴下はずぶ濡れです。こんな時、大き目のビニール袋があればいいのに...ない。仕方なく、ずぶっと入りました。登り始めから、足が濡れるのは、どうにも嫌なものです。

七合目避難小屋に着いたところで、ベンチに座りソックスを履き替えました。そういえば、秘密兵器2つ目は、キャップホルダーでした。本来、帽子が風で飛ばされないように、服などとつなげておくためのものですが、僕はこれをザックにくくり付けており、晴れたときには、湿った靴下などをぶら下げておいたのです。厚い靴下も、3時間も干しておくと、それなりに乾くものです。昨日奈川渡から木曽駒高原まで、半日ほど干した靴下は、完璧に乾いていました。

07:13 CP15:木曽駒ヶ岳
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なんとか、木曽駒ヶ岳に到着です。早月尾根の登りに較べれば、楽なものです。しかし、予定よりも2時間以上遅れています。ロープウェイで人がドンドン上がってきています。中岳は巻き道を進み、宝剣山荘に到着です。ここで水を1L補給し、先を急ぎます。

宝剣岳の渋滞は、さほどひどくはなく、あまりロスなく通過することが出来ました。今日もお天気は良く、この先の山々もきれいに見渡すことが出来ます。

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しかし、アップダウンが続く縦走路は、膝に負担を掛け続けます。ついに檜尾岳への登りで、左膝に激痛が走り始めます。今までは、比較的表面的な痛みだったのですが、今回は内部での激痛です。思わず、ウッと声を上げてしまいます。

ここで初めて、リタイアが頭に浮かびました。距離は長いが、檜尾岳なら降りることが出来ます。この激痛が続いたら、完走は出来そうにありません。しかし、相前後して前進していた星野選手の励ましに、まずは檜尾まで行こうと、そこでもう一度テーピングなど処置をしてみようと思い直し、慎重に足を進めることにしました。今思えば、膝の激痛にくわえて、シャリバテの影響もあり、精神的に弱っていたかもしれません。昨夜の23時過ぎに食べて以来、ちゃんとした食事をしていなかったのです。

檜尾岳の山頂では、シューズを脱いで、中敷も外し、乾かします。アルファ米を食べて、膝に簡易鍼を貼り、テーピングを強化します。そして、空木岳に向けて気持ちも新たにスタートです。膝は、少しはマシになった気がしました。しかし、東川岳から木曽殿小屋への下りは、拷問のようでした。これから、こんな登りが控えているのに...

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木曽殿小屋では、ジュースを購入し、ベンチで少し休憩して、ゆっくり登りはじめます。膝の痛みが登りではあまりでないことは幸いでした。それでも不用意に力が入ると、グキッです。あくまでも慌てず、ゆっくり登りました。

13:49 CP16:空木岳
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木曽殿小屋から、1時間と少しで山頂に到着です。選考会の時とあまり変わらないタイムに、内心ちょっと安心です。登りはまだいけそうです。しかし、ここからは池山尾根の長い下りです。これもなかなか厳しい区間です。駒峰ヒュッテのベンチに座り、更にテーピング強化です。そして、ゆっくり下ります。

先月も来た道なので、まだ記憶に新しいところです。標高が下がるに連れて、蒸し暑さが増してきます。途中何名かの登山者とすれ違います。この尾根の登りも楽ではないはずです。池山小屋の水場に出たときには、ほっとしました。

途中、菅の台のバス停に行きたいのだが道に迷っているハイカーに出会いました。僕も、そちらに行くのでよかったらついて来てくださいと声を掛け、3名で進むことになりました。ハイカーの手前、みっともないことは出来ないので、ちょっと見栄を張ってゆっくりですが急ぎ足で進みました。

17:29 CP17:駒ヶ根高原(菅の台)
空木岳山頂から3時間40分で下山ですから、悪くないと思いました。本部に連絡を入れて、バス停で顔を洗い、インター近くの薬局を目指します。薬局では、デオドラントシートや目薬、キネシオテープなどを購入。

更に近くのスーパーに寄り、3足980円のスポーツソックスを購入。トイレに入り、デオドラントシートで、身体中をゴシゴシ。少しコザッパリ(?)したところで、隣のマクドナルドで夕食です。ジューシーチキンのセット。今なら無料でLセットにできるので、躊躇なくLに。普段はありえない選択です。ポテトで十分に塩分補給が出来ます。更にサラダを追加オーダーし、最後はコーヒーをゆっくり飲んで、都会気分の名残を惜しみます。

あまりゆっくりしてもいられないので、市野瀬への道を急ぎます。途中コンビニで、缶ビール(またか!)と明日の朝食用にサンドイッチを購入。非常食用に持っていたアーモンドをポリポリ食べながら、ビールを飲んで市野瀬を目指します。

途中、天竜川を渡ります。ライトの明かりに引き寄せられたのでしょうか。こんな、お客様も。
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徐々に寂しい道になっていきます。川沿いをグングン登っていくのですが、どこまで登るのやら、先が見えないルートは気が滅入ります。やはり、車でもいいからロード区間を下見しておくべきでした。と、その時後方にライトの光が見えました。しばらく待ってると、鈴木選手が追いついてきました。こういう道は、複数人で進みに限ります。正直ホッとしました。

とはいえ、延々と登りが続くことに変わりはありません。駒ヶ根の街を出たのが20時頃です。既に3時間以上歩いています。まだまだ先は長そうです。かなり疲れ果てた頃、市野瀬方面への分岐に出ました。あとは、下り基調でひたすら進みます。いい加減疲れ果てた頃、ようやく市野瀬の集落に出ました。

01:05 CP18:市野瀬
デポ地点に到着したのはいいのですが、デポ品がありません。本部や連絡先の加藤さんに電話してもつながらず。仕方なく、寝ることにしました。この地点は特に寒くはないので、シェルターも張らず、ウールの長袖シャツを着込んで、レスキューシートをかぶるだけで十分でした。
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by makani_tomo | 2008-08-21 20:37 | TJAR
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