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RTB

金曜日から土曜日にかけて、RTB練習してきました。
RTBとは何ぞや?

R=Road
T=Trail
B=Bivouac

つまり、ロードを走り、トレイルに入り、ビバークするトレーニングです。僕が勝手に名付けただけです。

9日夜中にビバークできるだけの荷物を背負って、家を出ました。行き先は、青梅です。今年の青梅マラソンの時もたどった道を、今度は夜中に走ります。歩道を走っているにもかかわらず、ものすごいスピードで走り抜けていくトラックに、ビビリ気味。加えて、寝不足状態なので、足元もフラフラ。途中自動販売機で、カフェイン注入しながら進みました。

東青梅駅近く吉野家で、牛丼を食べて、山に入る前のエネルギーを充填する予定だったのですが、なんと朝は11時まで牛丼販売していない??知りませんでした。なんだか、出鼻をくじかれた気分。仕方なく、コンビニでカレーを買って、店先で食べました。

さて、永山公園を出発。TTRのコースを進みます。が、しかし、眠さは相変わらず強く、ベンチで20分くらい寝ることにしました。少しスッキリして再度歩き始めます。そうです。いつもよりも荷物が多いので、あまり走れないのです。

ふと思いついて、来年の青梅高水山トレイルランで使われる予定のコースをたどってみることにしました。

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いや、なかなかキツイコースに仕上がっています。急坂を登った後の、なちゃぎり林道の登りは、実力が問われそうです。(今年までは、なちゃぎり林道は、下りのみでした。)

常福院でひと休みして、先を進みます。棒ノ嶺手前では、高橋香さんの慰霊碑に手を合わせました。辛い登りの時に、高橋さんは何を考えていたのでしょうか。

棒ノ嶺には、さすがにたくさんの人が集っていました。ここで、さわらびの湯に下るプランが頭をよぎります。確かに、温泉入って、ビール飲んで帰ったらいいだろうな。でも、最後のビバークの練習ができなくなるので、却下。

ここから、日向沢ノ峰は、人通りの少ないルートですが、実は僕の中ではかなり苦手なルートです。なんとなくキツイ登りがいくつも続き、距離も長く、気持ちも萎え気味になるのです。しかし、今回は、TTRなどのレース関係者以外で、初めて人に会いました。今までに何回も通っていますが、ルート上で人に出会ったのは初めてです。

一杯水では、水を補給します。酉谷避難小屋が使えない状態なので、念のために満タンにしておきます。そんなわけで、酉谷は通過して、水松山に向かいます。この辺りで段々薄暗くなります。ここからの長沢背稜は、比較的わかりにくいルートをたどることになります。昨年の試走時には、コースロストで敗退しています。その後2回通過していますが、夜間通るのは初めて、緊張を保ちながら、慎重に進みます。

日が落ちて、雨が降ってきました。土曜日は雨と思っていたのですが、金曜日のから降るとは予想外(金曜日の朝刊の天気予報では、既にそうなっていたようです)。バーサライトを着込んで先を進みますが、大ダワの手前で、ビバーク決定。雨の中のビバークは初めてです。そして、この季節のビバークも。これが、今回の重要な目的のひとつなのです。

夏に南アルプスに行った時の経験を活かして、多少工夫や装備を増やしたつもりなのですが、とにかく寒く、やはりぐっすり眠ることのできる状況ではありませんでした。はっきり言って、寒さで震えていました。それでもシェルターだから、マシだったのですが、地面から吹き上げる冷気にはまいりました。ツェルトだと、かなり辛いのではないでしょうか。一方で、結露もすごい。やはり、快適さを求めるには、装備を増やして、重量を増すことを考えなくてはいけないのでしょうか。悩ましいところです。

予想外だったのは、筋肉の冷えでした。夜休むことによって、その間の回復を期待していたのですが、あの寒さの状態では、筋肉は冷え込むばかりで回復どころか、痙攣する始末。じっとしているよりも、多少動かし続けている方がいいのかもしれません。もしくは、足を冷やさないようにして、マッサージでしょうか。身体のいい状態を保つことの難しさを、改めて感じました。

深夜から更に雨足が強くなりました。身体の体温を維持するためには、食べなくてはいけません。カシューナッツを食べていたら、歯が欠けてしまいました。シェルターの外では、時折何やら怪しげな音。確実に近くに動物がいるようです。熊鈴をチリンと鳴らすと、しばらくは距離を置くようですが、また近づいてきます。シェルターの中の食べ物の匂いに引寄せられるのでしょうか。

翌朝は、夜明けと同時に行動を開始しました。残念ながら雨は降り続き、今後の天候と、今の自分のコンディションを考えると、予定を変更して早めに切り上げるのが良さそうです。雲取を経て鴨沢に降りて、そこで終えることにしました。予定では、TTR100 のコースをたどり、土曜日夕方には高尾に到着し、そこから家に走って帰る予定でした。最後までは行けないとしても、もう少しは行けそうでしたが、冷えによる筋肉疲労と、これで身体を壊してはいけないという判断から、鴨沢から帰ることにしました。もっとも、鴨沢に向けて下る途中で、少し調子が出てきて、先に進んでしまおうかと考えてしまいましたけれども。

鴨沢では、30分ほどバスを待つ間に、靴下だけ履き替えて、缶コーヒーで温まりました。家を出てから約33時間後のことでした。結局、R=32km,T=50km&ひと晩ビバークという結果でした。今回は、予定通りとは行きませんでしたが、長い行程の中でコンディションを維持回復することの難しさを、改めて経験しました。

改善点はたくさんあります。ザックなど持ち物の不要な部分を切り取る作業は、今後行います。食料に関しては、悪くはなかったのですが、更なる軽量化を目指すならば、もう少しできそうです。夜間、休む時の装備は、まだまだ改良の余地ありです。

今回で、今年の長めの山は終わりです。たくさん遊んでもらいました。登りがきつかったり、寒かったり、迷ったり、いろいろな経験をしましたが、楽しかったです。来年の夏には、もう少し強くなって臨みたいものです。
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by makani_tomo | 2007-11-10 16:43 | 走る
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