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南アルプス縦走(1日目)

hiroさんが6時に迎えに来てくれる予定になっているので、5時には起きて、サンドイッチとサラダとおにぎり1個にコーヒーという朝食を食べます。キネシオテープを貼り、山に入る準備を整えて、ハイドレーションに水を詰め、準備万端。チェックアウトを済ませて、外に出たら、hiroさんが待っていてくれました。

途中コンビニで、初日の食料を購入し、ザックに詰めます。重いです。たぶん10キロくらいです。う~む、これを担いで約100kmの山行が出来るのか不安になりました。

hiroさんには、伊那の町や見えるはずの南アルプスの山々を説明していただきながら、伊那里へ。ここでは、TJARのチェックポイント兼デポした荷物の受け取り場所(村営「入野谷」)を教えていただきました。その後車で舗装路の終点である柏木の集落まで連れて行っていただきました。hiroさん、朝早くから、本当にありがとうございました。

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06:50 柏木発
道が二股に分かれていますが、左側の林道を進みます。孝行猿の碑まで約600m。ここで、踵に靴擦れ防止の処置を。またやってしまいました。こういことは、宿でちゃんとやっておかないと。しかし、10キロはやはり重いです。このあたりさほど急な道ではないのですが、ジワジワと重みが肩に身体に効いてきています。

廃小屋脇を直進し、右よりに登山道を進みます。小さい沢を越えたり、林道を横切ったりしながらどんどん昇ります。途中、鹿の墓場というか、骨がゴロゴロしている一帯を通過します。夜中にひとりで通りたくはないですね。

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09:19 松峰小屋入口
hiroさんの地図を持ち、日中であれば、道に迷うことはないと思います。しかし、夜でhiroさん地図がなく、初見だったら....

松峰小屋の分岐で約10分休憩の後、更に登り続けます。伊那里からここまでコースタイムでは4時間半。それに対して、柏木スタートで2時間半ですから、出だしとしてはあまりいいペーストは言えません。どうにも、10キロの荷物がボディーブローのように身体にきています。

基本的には、人があまり通らない割にはいい道が続いています。

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しかし途中、先日の台風の影響による倒木もあり、上や下を巻いたりしながら進みます。

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高度を上げるに従い、ガスが掛かってきました。はい松帯に入る頃にはすっかり雨に。レインパンツをはいていないので、かなり足元が濡れてしまいました。ゴアのシューズ&ゴアのスパッツも限界があります。

12:12 仙丈小屋
予定より少し遅れて仙丈小屋に到着です。自炊の人のための小屋で荷物を降ろして、靴下を替えます。そして、カップラーメン(500円)を食べて腹ごしらえ。雨はやんだようですが、レインパンツを履き、水を詰め、約40分の休憩の後先に進みました。

13:07 仙丈ヶ岳
この日唯一の登山者にあったのが仙丈ヶ岳の山頂でした。ここからは、仙塩尾根を概ね南下します。途中、稜線上で前に滑って、はい松帯にヘッドスライディング。右ひざの皿を、岩でしたたか打ってしまいました。痛いのですが、幸い歩行には問題ないようです。しかし、ザックのサイドネットに入れたペットボトルを落としてしまい、山にゴミを残してしまうと共に、貴重な水を失ってしまいました。

15:44 横川岳
横川岳の手前あたりから、倒木が増えてきます。特に横川岳を過ぎてからは、ひどいものです。巨大な倒木が何本も道を塞いでいます。登山道上の倒木を乗り越えることなどできなく、乗り越えることが出来るところまで右に行ったり左に行ったり。行った先の地盤も緩いので、木を乗り越えて足をついた瞬間、ズボッと地面が抜けることもしばしば。これは、登山でも山岳マラソンでもない、何か別のスポーツをしている様な気がしてきました。

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それでも、かどきちさんの的確な方向感覚により、なんとか野呂川越までたどり着くことが出来ました。僕一人だったら、無理だったかもしれません。あるいはもっと時間が掛かっていたはずです。先導してくれたかどきちさんに感謝です。

16:18 野呂川越
小休止して、おにぎりを1個食べます。ここから三峰岳(みぶだけ)を目指します。予定より遅れているので、途中で日が落ちることが決定です。気を引き締めて進みます。

18:38 三峰岳
三峰岳には昨年北岳~間ノ岳を経て来ています。実に小さな山頂でした。でも、今年はなんだか立派な道標が建っていました。

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日が落ちてからの岩場には気を使います。三峰岳からの下りでも、一箇所ルートがわかりにくいところがありました。きっと明るい状態であれば、ルートもすぐにわかるのだと思うのですが、暗いととにかく効率が悪くなります。ここでも、かどきちさんに助けていただきました。

19:47 熊の平小屋
スタートから約13時間で予定していた露営地に到着です。小屋の方に露営料600円を支払います。すると、残ったおにぎりを4個いただきました。これに、フルーツ缶(800円)を買い、小屋の玄関で座って夕食。ホッとひと息の時間です。

露営地に行き、アンダーシートを敷き、シェルターを設営します。風もなく穏やかなので、ペグ打ちは省略です。中で寝るとき用の服に着替え、荷物の整理をして、シュラフカバーにもぐり込みます。スタートした時は、この重い荷物の中で、まず最初にマットを出してやろうと考えていたのですが、前言撤回しました。少なくとも9月中旬にマットは必要です。これのおかげで、地面からの冷気に耐えることが出来ました。

それにしても、横になると寒くて、グッスリ寝るとは程遠い状態。明日はもっと着込んで寝るぞと思いながら、うずくまっておりました。空には、こぼれんばかりの星でした。
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by makani_tomo | 2007-09-18 19:43 | TJAR
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