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中ア リベンジ

先月、不甲斐ない結果に終わった中央アルプスの選考会ですが、どうしても今シーズン中にリベンジしておきたくて、急遽都合をつけて行って来ました。

19日には、奥多摩で練習しようという話もあったのですが、予定よりも実家から早く帰ってきたこともあり、18日の夜車で駒ヶ根に向かいました。車でひとりで行くのは不経済ですが、夜間ETC割引があるので助かります。途中、おにぎりなど購入して2時半ごろ菅の台の駐車場に到着しました。

仮眠をする程の時間はないので、身支度だけ整えて、スタートです。バス停のベンチでは、明日の朝1番のバスでロープウェイ駅まで行くのでしょうか、登山者が寝ていました。

03:00 菅の台バス停をスタート
1ヶ月前の選考会では、速い人たちに引っ張られてスタートしましたが、今回はひとりなのでゆるゆるとスタートです。途中、キャンプファイヤーをしていた地元に人に、熊に気をつけてと声を掛けられました。

確かに、この前は10人が断続的に走っていたわけで、さすがに熊も出ないかもしれないのですが、今回はひとりです。熊鈴をチリンチリン鳴らし、明るいライトを使いましたが、なんとなく不安でした。不安に感じた理由は、「臭い」にもあります。途中、獣特有の「臭い」を感じ、ちょっとビビッてしまいました。

道は途中本格的な補修工事のためでしょうか、一部通行止めで、簡易階段で九十九をショートカットする部分がありました。(かなり手前です。)しかし、先に進んだあたりの土砂崩れや大きな落石は、そのままでした。

それにしても、星がきれいでした。2週間前の北アルプスでも、星が実にきれいでした。なんとなく、ビビリ&のんびりムードだったせいか、伊勢滝までは2時間10分と、ずいぶん遅くなってしまいました。しかし、リベンジ対象を目の前にして、おにぎりを食べて腹ごしらえをしました。

いよいよ、草むらに突入です。今回は全くのひとりですし、他に登山者が来ることも期待できませんので、自分の判断でちゃんと前に進まなくてはなりません。幸い、比較的最近の踏み跡が1つありました。不鮮明ですが、さすがに1ヶ月前の選考会Aの踏み跡とは思えませんので、世の中物好きな人もいるということなのでしょう。しかし、途中で途切れてしまいました。

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今回は、ルートの雰囲気を感じて、その方向を第一候補に赤テープを探す、テープが見当たらず、少し先に進んでルートが無いことがわかったら、すぐに引き返す。無理な登りや下りはないはず。沢に出たら概ね渡る。前回の教訓を活かして慎重に進みました。その分、前回のような大ミスさえしなければ、関門通過は問題ないはずですから、ルートファインディングの練習のつもりで、ジックリと取り組みました。

八合目に出て、安心したところで、2回目の腹ごしらえ。お天気も良く気持ちが良いです。馬ノ背には、大パーティーが縦走中でした。南アルプスを左手に眺めながら、木曽駒ヶ岳を目指します。

07:58 木曽駒ヶ岳
決して速くはありません。できれば4時間くらいで登りたいところです。山頂には、大勢の人。さすが百名山。ロープウェイもあるので、人気があるのでしょうか。ここはほぼ素通りで、すぐに下ります。宝剣山荘へは巻き道を通りました。

08:14 宝剣山荘
山荘でジュースを買い、あんぱんを食べてゆっくり腹ごしらえ。念のためにお水を補充しておきました。

宝剣岳への登りは、2回目。同じ鎖場でも、ずいぶんと易しく感じられます。やはり、経験に勝るもの無しなのでしょう。ここも素通りして、鎖場を慎重に下ります。お天気も良く、なかなか快適です。千丈敷が良く見えます。次の目的地である檜尾岳も時折見えます。稜線沿いをひたすら南下します。

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10:24 檜尾岳
次の登りで山頂かな?と思っていると、大概裏切られるので、高度計は必須です。でも、スントX6にプロテクターを付けると、どうも画面が見にくくなります。1mの精度にこだわったけど、どうせ誤差もあることだし、5m単位のプロトレックでもいいかな....などと、余計なことを考えながら登っていました。

それにしても、この宝剣山荘からしばらくの区間は、気が抜けません。雨が降って岩が滑りやすい状態だと、かなり注意が必要ですね。しかし、こういう岩場も、慣れれば少しは速くなるのでしょうか。

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11:21 熊沢岳
熊沢岳へも、岩場が多いですね。こういうところは、奥多摩にも奥武蔵にも、たぶん無いはずです。似たようなところはあるかもしれませんが、岩ひとつひとつの大きさが違います。三点確保を心掛けて登ります。

12:34 木曽殿山荘
ここでスポーツドリンクと水を購入しました。水は、少し下ると「木曽義仲の力水」があるのですが、ここまでかなり休憩を取っているので、少し時間を節約してしまいました。購入したお水は、まさに「KISO」でした。

木曽殿の手前から、小雨がぱらつき、ガスってきました。視界は20mくらいでしょうか。空木岳の姿は全く見えません。足元の道をただただ、たどるように登ります。時々ガスが切れて、ピークが見えますが、空木の登りでは何度も偽ピークに騙されると聞いていたので、高度計をあてにしてひたすら登りました。雨で岩場が濡れて、滑りやすくなっています。ここで怪我をしては元も子もありません。安全重視で登りました。

13:45 空木岳
下から見上げると、なかなか厳つい様子なのですが、山頂に立ってみると、意外と地味でした。隣のピークの方がなんだか少し高いような...などと余計な心配をしながらふと下を見ると、岩場の影に空き缶がたくさん。さすがに、最近のものでは無いようでしたが、いかんですねぇ。(もしかしたら、空き缶は熊沢岳だったかもしれません。)

さてさて、ここからは長い下りです。小雨&ガスで、下界の様子もあまり見えませんが、とりあえずそそくさと下り始めます。駒石を通るのだが、どれが駒石なんだろう?と考えながらも、走れる区間なので、先を急ぎます。

しかし、やはり長かったです。途中、「登山道」の標識はあるものの、どの地点かを示す道標が少ないので、どうもメリハリが付きません。この辺が、大地獄・小地獄かなぁ、と考えながら仮設の階段やら橋を渡ります。

池山手前では、ハイキングコースに逃げました。その方が走りやすいかなと思ったので。最後の方は、木の階段に飽きてきて、また2週間後もアルプスに行くだろうから、ちょっとペースを落して、時々歩きモードに。

途中、うわさの「木陰のパノラマ遊歩道」に出ます。これを下り、また登山道に戻り、とにかく東方向に下ります。林道終点から、もうひと下りして、舗装道路に。更に正面に進む道があったので、そちらに行ってしまいましたが、そこには行かず、スキー場下の道路を左折が正解のようですね。僕は結局、もうひとつ先まで行き、道路を左折し、駒ヶ池をぐるりと回りバス停に戻ってきました。

16:05 菅の台バス停
13時間は切れるかと思っていましたが、少しオーバー。序盤、ゆっくりルートファインディングしながら登ったし、ゆっくり座り込んで腹ごしらえしたし、最後は少しだれ気味に歩きを入れてしまったし、まぁ仕方の無いタイムですね。

今回は、ゆっくり温泉に入ると眠くなってしまいそうだったので、濡れタオルで身体を拭いて、車で着替えて、そのまま帰路につきました。しかし、帰りの車の運転が辛かったです。あまりに眠いし、小仏で渋滞なので、PAで仮眠しました。リベンジできたけど、車で事故っては意味ないですから。

しかし、まだまだ登る力が弱いです。今回は13時間5分というタイムですが、頑張ってあと1時間短縮できるかどうか。それでも、望ましいとされる12時間には届きません。追い込み方も足りないですねぇ。

とはいえ、これで、隔週ごと3回目のアルプス詣でですが、岩場の雰囲気には少し慣れてきた気がします。今シーズン中に、あとどのくらい場数を踏めるかが、ポイントかもしれません。その上で、秋から来初夏に向けて、基礎的な脚力強化ですね。これがしっかり出来ていないと、経験もモノにはならないでしょうから。まだまだ、先は長いです。

<食料・飲料>
水+ポカリスエット(2L)+沢で補給+途中購入(1.5L) 1L以上残してしまった。
ミニあんぱん(4個) 4個消費
おにぎり(2個) 2個消費
アミノバイタルスーパースポーツ(2個) 1個消費
グリコーゲンリキッド(4個分ボトル詰) ほぼ全て消費
パワージェル(1個) 未消費
ポークビッツ(1袋) 半分消費

<装備>
リアクター
ハンドライト+予備電池
バーサライトジャケット
ゴム軍
キャップ
ファーストエイドキット
テーピングテープ
熊鈴
携帯電話
財布

<服装>
半袖Tシャツ(CW-X)
長袖Tシャツ(CW-X)
セミロングタイツ(CW-X)
短パン(モンベル)
Xソックス
ハイソックス(アーチハンモック)
タイツ用下着
レオナ・ディバイド(モントレイル)
スパッツ(モンベル)

<グローブについて>
今まで、トレイルに入るときには、100円ショップのゴム軍を愛用していました。安いし、これさえしていれば、木や岩をつかんだり、こけた時ダメージが少ないからです。奥多摩や奥武蔵では、これでよかったのですが、アルプスではダメですね。先日の北アルプスでも、今回の中央アルプスでも、途中で指先に穴が開いてしまいました。やはり、岩場が多いですので、岩をつかむ場面が多いのです。どうやら、少しはマシなグローブを検討したほうがいいかもしれません。

<簡易鍼について>
今回、熊沢岳への登りの途中で、左膝の皿上内側が急に痛みました。登りで力を入れると、痛みが走ります。まずいです。まだまだ、登りる場面は多いのに....

ここで、TTR前に関根先生にいただいた簡易鍼の登場です。傷む部分を特定し、プチッと貼りました。念のために鎮痛剤も飲みました。すると、5分後には痛みは感じなくなりました。鎮痛剤が効き始めるまでには、もう少し時間が掛かるはずですから、これは簡易鍼の威力に違いありません。う~ん、これには感動すら覚えました。
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by makani_tomo | 2007-08-20 01:50 | TJAR
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走って、飲んで、そして読んでおります。
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