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『植村直己 妻への手紙』 植村直己

『植村直己 妻への手紙』 
植村直己
文春新書
788円(税込み)

峰さんに植村直己さんの著書を読んでみたらと薦められて、近所の図書館で探したのですが、とりあえずすぐ借りることが出来たのがこの本でした。結婚直前から、マッキンリーで遭難する直前までの間に、遠征地から奥様の公子さんに宛てた手紙(の一部)をまとめたものです。

彼の他の著書や、彼の冒険に関する記録を読んだ後に、こういう遺稿集を読むのが普通なのかもしれませんが、まあいいでしょう。

漠然と知っている彼の姿を、まず奥様への手紙という内面から垣間見ることが出来きました。そこからは、坦々と日々の作業を行う中で、その孤独さに立ち向かうために、奥様からの手紙を心から欲しているひとりの男の姿が思い浮かぶのです。

山(あるいは冒険地)に行っては、日本の我が家と食事を思い、日本にあっては山を思う。その感覚は、なんとなくわかります。もちろん、僕は彼ほどの冒険をしたことがあるわけでもなく、高い山に行ったことがあるわけでもないのですが、会社で仕事をしていると、今度はどこに行こうなんて考えてしまいますし、山に行ったら帰って今晩何食べよう、なんて俗なことを考えてるのです。

こういう内面を少し知った上で、彼の冒険について読んでみるのも面白いかもしれません。引き続き、図書館で探してみようと思います。
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by makani_tomo | 2006-11-01 23:01 | 読む
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