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報告会の報告

今日は、この夏開催された、Trans Japan Alps Race(TJAR)の報告会に行ってきました。

このTJARというレースですが、以下の様な過酷なものです。
スタート:富山湾(早月川河口)
ゴール:静岡(大浜海岸)
制限時間:192時間(8日間)途中関門における制限時間あり
制限事項:旅館や山小屋などに宿泊してはいけない。(露営のみ)
      第3者からの食事や水などのサポートは不可。
       (山小屋や売店で各自購入するのは可)
      などなど。
出場資格:あらかじめ行われる選考会に参加し、それをクリアすること。
出場者数:10名以内(今回は6名)

さて、今日の報告会には、参加者が全員登場し、それぞれの経歴から、このレースへの想い、レース中の経過や装備などについて報告がありました。印象に残った内容を箇条書きにします。

<飯島選手>
・長丁場での足へのダメージやむくみを考えて、ワンサイズ大きいシューズで望んだ。


<岩瀬選手>(このレースの呼びかけ人)
・山の中で、ちゃんと食べること、ちゃんと寝ることが重要。
・ハセツネでのパフォーマンスを10とすれば、6~7で進むまないと続かない。
・途中、力を抜けるところでは抜かないと身体がもたない。
・途中、ロードの下りには要注意。
・月間最低でも300km程度のトレーニングは必要だろう。
・目安となるレベルは、フルでサブ3、ウルトラでサブ10、ハセツネ12時間くらい。

<高橋選手>(2位で完走)
・準備段階から、装備面でのいろいろな工夫を楽しんだ。
・マメ対策に、ワセリンとディクトン。ディクトンは寝る前と起床後使った。)
・山小屋では、食べれるだけ食べた。
・南アルプスは、迷うポイントがあるので要注意。
・途中のデポに靴を用意しておくと良い。
・井川は日中に通らないと、食糧補給計画が狂う。
・ドライナッツやドライフルーツはなかなか良い。
・ファーストエイドの装備や、処置の経験も重要。

<間瀬選手>(1位で完走)
・1日平均5~6時間の睡眠をちゃんと取った。
・山小屋ではカレーなど炭水化物中心になりがちなので、意識的にたんぱく質を補給した。
・川があったら、足を洗ってリフレッシュした。
・ライト用にリチウム電池を用意したが、機種によっては良くない場合もある。

どの選手も、自分の体験を自分の言葉で語ってくれました。どの言葉も実に実感のこもった、熱い言葉です。その控えめな語り口に、このレースに対する情熱を感じました。

間瀬選手と高橋選手の、装備品の披露もありました。実物を目の前にして、参加者一同、興味津々、質問が相次ぎました。僕は、テントなのかツェルトなのか、シュラフはどういうものを?そこに興味があったので、しっかり確認してきました。ちなみに、テントは岩崎選手のみで他の選手は皆ツェルトでした。ツェルトにしても、完全に包まることを想定して袋状に自分で縫っていた高橋選手もあれば、ポールで立ててペグで固定する飯島選手まで様々です。このあたりも、各人の趣向と経験が現れるようです。田中選手に至っては、シュラフ無し。シュラフが必要なところでは、寝ない予定(!)だったとか。

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高橋選手が持参した地図。軽量化のために、不要な部分は切り取っています。ちなみに、携帯電話は初代のプレミニ。僕も使っていました。

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同じく高橋選手のシューズ。モントレイルのキナバルです。もう廃版になったモデルですね。これに、カスタムメードのインソールを合わせていました。

とにかく、ものすごく刺激を受けました。次回は2008年に開催される予定です。それに、出場可能かどうかは、全くわかりませんが、とりあえず大いなる目標としてロックしました。まずは、この秋から冬にかけて、地道にトレーニングを行い、来年の夏には練習会に参加してみようと思っています。
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by makani_tomo | 2006-10-14 23:52 | TJAR
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