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『神の手』 パトリシア・コーンウェル

『神の手』 上・下
パトリシア・コーンウェル
相原真理子 訳
各714円(税別)

コーンウェルの最新作です。

検屍官シリーズが始まったのは1990年ですから、もう16年目に入っているのですね。この間14作を発表しています。全ての作品を読んでいますが、だんだんメンタルな面の比重が多くなってきているようです。犯罪のケースだけを並べ立てていても、飽きてしまうだけですから、徐々に心理面に重きを置いてきているのでしょうね。ただ、その分話が複雑になる傾向にある気がします。

とはいえ、検屍官シリーズがここまで人気を保ち続けている理由のひとつは、主人公のスカーペッタはじめ、マリーノやルーシーなど登場人物が、その優秀な才能を発揮しつつも、人間臭い側面を、それぞれの弱い側面を描いているからだと思うのです。

この作品は、かなり後になるまで、結末がわかりませんでした。なんというか、最後の最後になって、畳み掛けられる感じです。しかし、怪しい人物は特定できていました。この構成には賛否両論かもしれません。僕は、もう少し途中段階からドキドキさせる展開が欲しいかな。わがままでしょうか。でも、一気読みしてしまいましたよ。
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by makani_tomo | 2006-01-07 02:54 | 読む
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