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『香乱記』 宮城谷昌光

『香乱記』(1)~(4) 
宮城谷昌光
新潮文庫
500円~540円(税込み)

秦の始皇帝の治世末期から、その後の群雄割拠という、大きく時代が動いた時に、正義を旨とするひとりの青年貴族がいました。それが、斉王の末裔である田横です。現代に大きく名を残す人物ではありませんが、その生き様には魅せられるものがあります。

『史記』を始めとする中国の歴史の中から、この様な人物を見出し、肉付けして描き出すのが、まさに宮城谷ワールド。項羽や劉邦など、後に多くの人が大立者として描いている人物をあえて脇役に据えているところも見所です。

国は小さくとも、軍勢は少なくとも、義と徳を持っていかに生きるか、それがテーマでしょう。ラストシーンでは、思わずため息が出てしまいます。はたして、会社という小さな社会の中で、こういう生き方は、通用するのかというと、なかなか難しそうだな,,,とも思うのです。

しかし、モヤモヤとした現代に生きる我々に、清涼剤的1冊ではあると思いました。

体調が相変わらず優れないので、階段もジムもお休み。
今回の風邪は、本当にシツコイです。
早く、体調を快復させて、おんたけにむけて調整に入りたいものです。
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by makani_tomo | 2006-05-31 23:51 | 読む
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