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楽しいシミュレーション

平地であれば、調子よく走ってキロ5分。ゆっくり目ならキロ6分。がんばってキロ4分半などと、目安があります。しかし、山を走る場合は、アップダウンによって速度は相当変わりますし、ましてや5時間も6時間も動いていれば、疲労も溜まります。そして10時間を超える場合には、暗い中を走るということを考慮に入れねばなりません。

TTRに参加するに当たり、経験の無い僕は、まずは地図とにらめっこし、地図上の情報からおおよその走行時間を算出しようと試みました。そして、その目安を片手に実際に走ります。その結果を見て、更に算出式の改良をします。

さて、いま考えているのは、以下のような算出式です。

<用意するもの>
山岳地図(僕は、昭文社の山と高原地図シリーズを使っています)
エクセル(紙とペンと電卓でもいいですけどね)

<入力情報>
地図上のコースタイム
行きたい方向のコースタイムをTg、その逆方向のタイムをTbとします。

<基本式>
予想走行タイム=コースタイム(Tg)×短縮率×疲労係数×夜間係数

<短縮率>
地図上のコースタイムからどの程度短縮できるかは、その人の実力によるところが多いので、他の人には参考程度にしかならないと思いますが、僕は以下の式を当てはめています。

短縮率=0.1×((Tg/Tb)-0.5)^2+0.4
「^2」は、二乗を意味します。

ざっくり言うと、コースタイムの行き帰りの比(Tg/Tb)の2次方程式です。仮に、行きを60分、帰りを40分とした場合は、登りが多いということですから、短縮率は0.1×(1.5-0.5)^2+0.4=0.5すなわち50%と計算されます。
ちなみに、行きが60分帰りが30分の場合、かなりキツイ登りと考えられますので、短縮率は約63%となります。
ちょっと甘いかもしれませんが、今後経験を重ねて、係数は修正していきたいと思っています。

<疲労係数>
疲労度合いは、累積の行動時間の二乗に比例すると考えました。そして、24時間後には、最初の半分くらいの速度に落ちているだろうと。数式は、以下の通り。

疲労係数=((累積行動時間)/1440)^2+1.0

1440とは、24×60を意味しています。

<夜間係数>
夕暮れで薄暗くなる時間帯なら1.1を、完全な夜間なら1.2を掛けます。これは、季節やその日の天候によっても左右されるので、全くの予想でしかありません。

以上の算出式により、区間ごとの予想走行時間を算出し、5分単位で切り上げ、累積していきます。その結果、TTR50の目安走行時間は、865分(14時間25分)となりました。8時半スタートですから、22時55分着ですね。その日のうちにゴールですが、奥多摩駅発の最終電車には乗れそうもありません。

<今後の改善>
入力情報が地図上のコースタイムだけなので、行き帰り共に同タイムの場合(Tg=Tb)の扱いが、やや大雑把になっています。つまり、Tg=Tbであっても、穏やかな稜線である場合と、行き帰り共に同程度のキツイ登り下りを繰り返すばあいがあります。これを同じに扱ってよいのか?この点を改善するためには、コースを横切る標高線をカウントして、補正するとよいかもしれません。

<なぜ?>
なぜ、僕はこんな計算しているのでしょうか?それは、シミュレーションが、僕の仕事だからです。普段は、あまり楽しくない数字をいじくっています。
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by makani_tomo | 2006-04-12 23:01 | 走る
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