走る!飲む!読む!

2011年北アルプス

17日(水)
なんだかんだと仕事が押して、会社を出たのが8時。
家に帰っても、まだメールで仕事の続きをしながら、シャワーを浴びて、洗濯。
タイムリミットギリギリに、パッキングの最終確認を終えて、家を飛び出る。が、すぐに忘れものに気付いて帰る。走って駅まで行き、なんとか間にあう。
夕食を食べる暇がなかったので、コンビニで、おにぎりとから揚げチキンを買い、バスが来るのを待つ。すでに汗臭い自分がちょっと嫌になる。
少し遅れてバスが来て、乗り込む。3列シートの窓際だから快適です。でも、においが気になる。周囲の人が気付かなければいいのだけど。消灯後、ペットボトルに詰めてきたワインを飲みながら、ウトウト。富山行きのこのバスに乗るのは何回目だろう。07ひとり選考会B、08選考会B、08本戦、10本戦、11今回の5回目でした。今回はワインの助けもあって、良く寝ることができました。

18日(木)
05:25 富山駅
予定より少し早く到着。いつものターミナルへ行くと...おっと工事中。地鉄のバスターミナルは、地鉄前からJR前に移っていました。しかも、折立行きバスは、予約制だった。うっかりしていました。聞いてみると、空きがあるので、たぶん乗れるとのこと。6時頃、かどきちさん到着。間に合いましたね。僕は、あわててコンビニへ走り、朝食などを調達。富山駅前のコンビニは、6時開店ですよ!

08:05 折立
途中、トイレ休憩。そして、有峰湖にて時間調整。
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この湖は、北陸電力のダム湖ですね。
予定より少し早く折立に到着すると、かなりの登山客。既に下りてきた人も。実は折立から登るのは初めてです。もっとマイナーな登山口をイメージしていたのですが、まったく違いましたね。もっとも、室堂に比べるとね...

08:25 折立発
登る人も多ければ、下ってくる人も多い。団体さんもいます。挨拶と、先に行かせてもらうお礼を言いながら、グイグイ登ります。しかし、相変わらずガスっています。五光岩も見えません。残念。木道が現れると、太郎平に近づいていることを感じます。
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10:23 太郎平小屋
2時間かからずに太郎平小屋まで来ました。確かに、折立はアクセスがいい。薬師岳に登る人が多いわけです。小屋では、来年のTJARに関してごあいさつ。前に大西くんが来ているので、簡単によろしくお願いしますと。しかし、ショックなことにコーラが品切れ!ああ、コーラがないなんて!仕方なく、氷結飲みましたよ。
ここで、ザック比較。かどきちさんのマックパックはアンプレース40、僕はオスプレーのホーネット46です。どうみても前者の方が大きいですよね。TJARにとって、ザック選びは大きなポイントです。基本性能に加えて、何を求めるかが重要なポイントになります。
そして今回は、新しいギアも投入。ソニーのnav-uです。
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25000分の1の地形図をダウンロードできて、そこに現在位置を示すことができます。これ、なかなか面白いです。ただ、もう少し電池が持てばいいのに...(TJARでは使いませんけどね。)

さて、10時45分には小屋を出て薬師沢を目指します。昨日の雨で沢の増水が心配でしたが、問題ないようです。
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ちょうど、この辺りの登山道の補修工事中でした。国有林の中なので、補修するのも環境省です。木道も全て、税金で整備していたのですね。税金の使い道がわかって良かったです。

この辺りは歩いていても気持ちが良いですね。
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ついつい、のんびり歩いてしまいます。

11:52 薬師沢小屋
黒部川源流奥ノ廊下に出会うところに小屋は建っています。素朴な小さな小屋です。しかし、たたずまいがいいですね。
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奥ノ廊下方面
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ギャル風の小屋番さんに何か食事ができるかと聞いたところ、ラーメンならできるとのこと。注文すること15分。運んで来てくれたのは、インド人(もしかしたらパキスタンかもしれないけど)の若者でした。東京にいると、外国の人が働いているのは普通ですが、山小屋で外国人のアルバイトは初めてでした。カレーではないけど、ラーメンも美味しかったですよ。
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12時半に小屋を出て釣り橋を渡ります。なかなか、スリリング。
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そのあと、梯子の連続。高天原への分岐からは、急登が続きます。手足をフルに使って登ります。なんとか50分でアラスカ庭園に出ました。こういう急登では、ナビで現在位置を確認きるのはいいですね。

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続いて、奥日本庭園
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雲ノ平山荘付近には、ギリシア庭園
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山荘から臨むアルプス庭園
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14:10 雲ノ平山荘
約1年前に建て替えらた、新しい建物です。
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幕営料500円とビール600円。雨がぱらついてきたので、キャンプ場に向かいます。小さな沢筋のキャンプ場。場所を選ばないと、雨の時はひどいことになりそうです。適当にい選んで、シェルター設営。
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周囲には、大学のワンゲル部らしき若者が沢山。なかなかにぎやかです。そして、ここは水が豊富です。そして水は冷たい!

明日の行程を先取りして水晶まで行ってこようかとも話していたのですが、断続的に雨が降ってきたので、そのまま幕営。15時に休むなんて、今まであり得なかったこと!いつもは、暗くなってからの幕営でしたから。


その夜はずっと風雨でした。どんどん沢の音が大きくなるのが不安でした。相変わらず、結露はひどい。ちなみに、シェルターの中では、100均のマットにスキンメッシュ+長そでシャツ(ウールではない)+ペラペラ+kカッパというウェアリング。そして、レスキューシートにくるまれば、寒くはありません。しかし、レスキューシートの結露がひどい。これさえなんとかなればなぁ。

食事は相変わらずアルファ米です。それに残っていたコンビニおにぎり1個、ビールのつまみに100円カルパス。

19日(金)
04:00 起床
とりあえず起きて、昨夜のアルファ米の残りと、ミニクリームパンを食べます。撤収準備を始めます。雨の時は、これがなかなか大変です。

04:55 出発
雨に濡れたシェルターは、ぐっしょりしていて重いのです。なんとか改善できないものか?
雨の中、もくもくと歩きます。祖父岳への登りは、何気にキツイです。山頂には、幕営したらしき大学生が大勢。岩苔乗越からワリモ北分岐への登りも、なかなか手ごわい。


06:17 ワリモ北分岐
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ここから水晶岳をピストンします。晴れていれば、この近くに荷物をデポしたいところですが、この風雨ではままならず。

06:42 水晶小屋
荷物を置かせてもらい、水晶岳に向かいます。途中平坦な区間があるので、走ります。

07:03 水晶岳
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眺望全くなし。ガスの中です。残念だなぁ。また晴れた時に来たいものです。走って小屋に戻ります。往路20分復路15分くらいですね。小屋でジュース(400円)を買って、しばし休憩。そして鷲羽岳に向かいます。

08:50 鷲羽岳
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こちらも眺望まるでなし。残念。しかし、三俣山荘に向かって下り出したら、雨も上がり、少し雲が切れてきました。三俣山荘が見えてきました。かわいらしい小屋ですね。

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山荘前では、大学のワンゲル部の若者たちが朝食(昼食?)中でした。にぎやかでいいですね。今日は双六まで行って、土曜日に下山するのだとか。

双六に向かう途中、振り返ると鷲羽岳、水晶岳、その奥に赤牛岳がきれいに見えました。今回のベストショットか?
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11:00 双六小屋
小屋に着いたら、まずシェルターとレスキューシートを取り出して、干します。これをするのとしないのでは大違いです。逆に言うと、雨が続いて干せない場合、ぐしょぐしょのシェルターの中にもぐりこみ、ぐしょぐしょのレスキューシートで寝ることになるわけです。これは気が進みません。

干した後は、小屋にご挨拶。TJARの選手の多くは、この小屋にお世話になっているはずです。来年の通過は8月6日頃でしょう。そして、カレー(800円)を注文。もちろんビール(500円)も。
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12時少し前に双六小屋を出て、槍ヶ岳に向かいます。西鎌尾根を歩くのも5回目。いい加減慣れてきました。樅沢岳に向かう途中振り返ると見えるこの風景は大好きです。
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しかし、槍方面は何も見えません。雨が降っていないだけありがたい。景色が見えないので、もくもくと歩きます。西鎌尾根には、4か所の鎖場があるのですが、2つ目が出てきたら、千丈沢乗越も近くです。4つ目をクリアして北側から回り込んで、乗越です。ここを過ぎたら、あとは槍の肩までの急登です。何回登ってもキツイことに変わりはありません。

14:20 槍ヶ岳山荘
しかし、2時間20分ほどで、槍ヶ岳山荘に到着しました。写真を撮ったりしない分、かえって雨の方がペースが速いかもしれません。
山荘で明日のお天気を確認すると、やはり雨。この時点で穂高方面に抜ける計画は中止としました。風雨とガスの中、あのルートに突き進むほど命知らずではないので...

と決めたら、槍ヶ岳山荘のテン場より、殺生ヒュッテの方がいいよねってことで、山を下ります。ヒュッテでカップラーメン(400円)に缶ビール(500円)。しばし、明日の計画を練り直します。小雨程度なら、東鎌尾根を通り、大天井、常念、蝶ときて、上高地に降りるのもいいね。しかし、雨がざんざん降っていたら、予定を早めてこのまま上高地に降りようと。

缶ビールもう1本買って、テン場でシェルターの設営。昼間に少し干したので、やはりいいです。17時頃には、既に就寝モード。槍に抱かれて寝る...というと言い過ぎか。
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しばらくは、雲も薄くなっていたのですが、20時頃から雨。そしてずっと雨。しかも気温が低い。時々、落石の音。

翌朝は3時起床、4時出発。雨が降り続いているので、そのまま上高地に降りることにしました。暗い中、岩場のペンキマークを探しながら下ります。沢を越えたらひと安心。もう迷いません。

横尾山荘でひと休み。このお天気なのに、団体さんがどんどん登って行きます。黙々と歩き続け、8時15分くらいに上高地に到着。バスを予約して、いつものアルペンホテルへ。風呂に入り、荷物の整理をしたら、バスセンター上の食堂で朝食です。生姜焼定食(1000円)に生ビール(550円)

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あとはバスで新島々まで行き、松本からはあずさに乗り、かどきちさんとプチ宴会をしながら帰京しました。今回はお天気に恵まれず残念でした。しかし、レインウェアを新調してよかった!新しいトレントフライヤーはなかなか良いですね。肌さわりがさらっとしていて、とても気持ちが良いです。そして軽いし。

今回の山行、来年のTJARに向けて、また新たな課題や改善点が見つかりました。そのお話は、また今度。
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by makani_tomo | 2011-08-20 22:32 | 昇る・登る
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走って、飲んで、そして読んでおります。
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