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南アルプス1泊2日ループ(その2)

三伏峠は標高2,500m強。14日夜は比較的気温が高かったのでしょう。テントの中では、上着はibexのウールの長そで1枚で十分でした。寝るときには、レスキューシートを使いましたが、このシート保温性が高いので、すぐに結露します。シェルターinシェルターという感じです。その分、シェルターの結露はマシになるのですけどね。ウールのシャツは、結露からくる水滴を受けてもさほど冷たくないので、平気です。最終的には深夜を過ぎて、バーサライトのジャケットを着込みましたが、レスキューシートの特性上、雨具で身体からの熱を遮るよりも、直接触れていいた方がいいようです。結露対策には、もうひと工夫が必要ですね。

うとうとしていたのですが、隣のテントの人が起きだしたので、こちらも予定を繰り上げて起床します。アルファ米を食べ、荷物をまとめ、シェルターを撤収します。まずはトイレに行き、そして水場で水を2.5lL補給します。今日のルートでは、塩見小屋以降、当分補給ができないのです。

03:40 三伏峠小屋スタート
水場から小屋手前まで戻り、三伏山を経由して塩見小屋を目指します。本谷山を越えたあたりで、夜が明け、ライト類を仕舞い込みます。塩見小屋到着直前で、空が晴れてきました。小屋では、大勢の人が写真を撮っていました。

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小屋は、ちょうど宿泊客を送り出したところ。恐縮しながらカップ麺とコーラを注文。いい景色を観ながら、腹ごしらえができて満足です。そういえば、ここ3年毎年カップ麺とコーラをオーダーしているのでした。

06:42 塩見(西岳)
6時に小屋を出て、険しい登りを越えて、ようやく西峰にたどりつきました。今日は晴れていて快適です。仙丈岳方面もきれいに見渡せます。
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東峰から下り、北俣岳で仙塩尾根方面から蝙蝠尾根を南に進みます。何気に険しい岩陵帯を越えなくてはなりません。
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途中、塩見岳を振り返ります。(左上が塩見岳)
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ほどなく道は穏やかな尾根道になります。その先には蝙蝠岳が。(奥の頂)
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このあたりからは、南西方向に荒川三山を見ることができます。昨日はあの稜線をたどっていたのです。
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08:18 蝙蝠岳
比較的広い山頂で、腹ごしらえをします。ここからは、下りが続きます。徳右衛門岳に向かいますが、そのルートはなかなか厄介です。虫の多い樹林帯を過ぎ、南アルプス名物倒木帯を抜け、少し無理に付けたような道を下ります。
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蝙蝠尾根ではきっと誰にも会わないのではないか?なんて思っていたのですが、意外に人に会いました。といっても、北俣岳の分岐から二軒小屋に戻るまでに、出会ったのは10名程でしたから、あの長い尾根に10名と考えると、確かに人は少ないですね。

徳右衛門岳は小さなピークです。ここから、さらに激下りが続きます。特に、中部電力管理棟に降りる直前は、ややわかりにくいですね。夜には通過したくない個所です。その後も激下りが続き、ようやく蝙蝠岳登山口に到着しました。ここから少し林道を走り、トンネルを抜け、二軒小屋に戻ってきました。

11:39 二軒小屋
トンネルのゲート脇を抜ける際、手拭いを落としてしまいました。残念。二軒小屋では、ビールの自動販売機でロング缶を購入し、昼食を。大休止の後、今回最後の登りに向かいます。

登り始めて55分で伝付峠に戻ってきました。休むことなく下りに。途中の水場で水を補給し、沢までは小走りで下ります。再び沢沿いの道を通過し、危なっかしい橋も渡り、田代発電所に到着です。あとは、軽くジョグで新倉まで戻ります。

15:15 新倉
三伏峠から11時間35分で到着です。コースタイムが20時間55分なので、休憩込みで約55%。ほぼ予定通りの時間で戻ってくることができました。その後、廃校を利用した宿泊温泉施設「ヘルシー美里」で汗を流し、再び高速で帰ってきました。中高高速の渋滞は、談合坂から小仏までの15kmだったので、いつもの週末と同じレベルでした。やはり、早めに戻ってきて正解でした。

今回のループルート、なかなか充実した山行でした。特に新倉~伝付峠~三伏峠は、かつての伊奈街道であり、マイナーながらも多くの人がたどったルートだったはずです。かつての街道は二軒小屋から先、大井川西俣をたどったようです。おそらくは、部分的にはその跡が残っているのではないでしょうか。調べてみると、塩見岳あたりまで遡上している人は大勢いるようです。これはこれで、魅力的ですね。

装備等につては、後日記すことにしますが、何といってもストックの利用が今回のメインでした。詳細なレポートは、製作者であるランブラーさんに報告した後に記したいと思っていますが、とりあえず「とても使えた」ということだけは報告しておきます。
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by makani_tomo | 2009-08-17 02:57 | 昇る・登る
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